
昨日になりますが、
久しぶりにお江戸に出かけてきました。
お目当てはオートモービルカウンシル、
メーカー、インポーターや旧車ショップが、
趣味的なクルマを展示して、
自動車文化を醸成していくという
趣旨のイベントです。
ここ数年は行ってなかったのですが、今年は10周年ということもあるのか、
展示内容が充実してましたので、久しぶりに出かけたというわけです。
今回、写真が多いです。
タイトル写真は主催者による特別展示、
イタリアンデザインを採用した日本車の特集。
ブルの410とマーチですね、
それぞれピニンファリナとジウジアーロのデザインです。
それに加えて、ミケロッティのスカイラインスポーツ、
まだ最近のモデルである、GT-R 50周年の記念モデル。
こちらはイタルデザイン。
こちらも特別企画、イタリアの財団が所有するラリーカーのコレクション。
どれも確かなヒストリーのクルマ達です。
X1-9アバルト・プロトティーポ。
昔、スーパーカーのムック本でみたヤツです。パーツの後付け感が良きです。
説明の必要がない、キング・オブ・ラリーカー。アリタリアカラーもステキ。
同じくアリタリアカラーの131。なかなか見れないですよ。
ルノー5。内装はターボⅠと同じ、オシャレなラリーカーです。
当時衝撃的だったクワトロ。迫力がありますね。
特別企画のラスト、今回ゲストで来場されていたジウジアーロさんが、
デザインしたクルマの特集です。
メラク、稼働しているクルマは少ないのではないでしょうか?
カラーがステキなM1.
ピアッツァ、ではなく、それのプロトのアッソ・ディ・フィオーリです。
これは確かショーカーで、それをベースにピアッツァが作られたと記憶してます。
ディテールがピアッツァとは違います。
ボンネットにはジウジアーロさんのサインが入ってます。
リアも微妙に違いますねぇ。ランプ間のガーニッシュ。主張があっていいですね。
デルタ、パンダのそれぞれ初期型、よく残ってましたね。
アズテック。バブルの頃に販売前提で企画されたものの、
バブルが弾けて思い通りに行かなかった一台。
アウディの5気筒に、インテグラーレのシャシーだそうです。
そして、今回のベスト・オブ・ショー、ストラトス・ゼロ。パチパチパチ。
今回の目的の半分はこいつを見に来たと言っても過言ではありません。
これを70年初頭にデザインしていたのですから、スゴイの一言です。
スーパーカー小僧なら一度は雑誌とかで目にしたことがあるはずです。
今は個人蔵なのかな?今回逃すといつ見れるの?という感じです。
3月に行われた奈良のイベントでも展示されてましたが、
そのイベントの入場料がバカ高で見学を断念。
もしかするとカウンシルに来るかもなぁ、と淡い期待を持ってましたが、
読み通り展示されて、ニンマリです。
もう一枚、御開帳バージョンを。
ここからは、各ブースの展示車両を。
トヨタは歴代スープラに加え、かってのショーカーの4500GTを展示。
当時、メディアが試乗もしていたので実走できたショーカーでした。
よく見るとホイールは後のスープラのホイールデザインと似てますね。
ダッシュボードのデザインも同じくでした。
三菱は、ラムダの展示が目を引きました。イベントでもなかなか居ません。
三菱もショーカーを展示。これも、色々ギミックがあって当時衝撃的でしたねぇ。
マツダはショーカーのオンパレード。
2005年のショーカーである先駆。エッジーでカッコいい!
2017年のショーカー、ビジョンクーペ。
今のアテンザのエッセンスが入ってますかね。
先の先駆といい、伸びやかなデザインに魅了されます。
同じく2017年の魁。こちらはマツダ3の原案っぽいですね。
トヨタにせよ、三菱にせよ、当時ターンテーブルで展示されて、
近くで見ることができなかったモデルを、こんなに近くで見れるとは、
少し感激です。
マツダは他にもルーチェのプロトを展示。ちょっとイタ車っぽいです。
何より広いグラスエリアが印象的です。クリーンなイメージ。
こちらはユーノス500。当時、大好きな一台でした。
もっと円かったイメージがあるんですが、でもステキです。
ブースの一角に展示されていたデザイン画等。オシャレですね。
ホンダは、新型プレリュードのローンチを控えているので、
歴代プレリュードを展示して、プレリュード推しです。
ここからはショップさんの展示です。
モデルによってはプライスボードが映り込んでますので、参照ください(笑)。
結構刺さった、912タルガ。
912の華奢な感じと、タルガの繊細さが凄くマッチしていると感じました。
ポルシェのターボ。
分かりづらいですが、ボディサイドにゴールドのストライプが入っていて、
これが懐かしかったんですよ。
特にリアフェンダー後部の湾曲した「tURBO」の文字が、
当時カッコ良く、すごく印象に残ってます。
今見ると964ボディが、かなり魅力的。カラレ2とRSです。
こちらは確かレストモッドのシンガーです。これも一つの方向性。
オリジナルとレストモッドの組み合わせ。
手前のエンジンはレストア中の他モデルのものです。
スピードスターもいいですねぇ。
924をカレラGTの外観にコンバートしたモデルです。目を引きます。
356Aとコブラ、コブラはコンテンポラリーのモデルなのでレプリカですが、
レプリカの中でもレベルの高いモデルかと記憶してます。
どちらもカラーがいかしてます。
コブラのインテリアは蛇革?コブラだけに、ですかね。
こちらのコブラは当時モノです。
向こう正面は71年の富士GCカー、ローラT212。
キレイ過ぎるくらいにレストアされてました。
コブラのインテリア。後ろが生えるシフトノブが迫力です。
アストン、V8ヴォランテ。珍しいクルマかと。
同じくアストンのDBSですが、こちらはバーンファインド。
手前のエリートは珍しいファストバック。世界に一台だとか。売約済。
ただただ美しいEタイプ。流麗でタメ息が出ます。
エレガントなコーニッシュ。
1500万ほど。昨今の趣味車の高騰を鑑みると、「安いなぁ」というのが実感。
もちろん維持には、手間もお金も掛かるんしょうけどね。
ランドローバー。
手前のモデルは、南アメリカでの冒険で使用された由緒正しいモデルを、
レストアしたものだそうです。
フロントに積まれたタンクとかディテールが良いです。
こちらは、ポールスミスが手を加えた一台。
上の写真の左側とカラーの組み合わせが異なっていたり、
ディテールが凝ってました。
エスコートだけでも珍しいのに、さらにラリーバージョンです。
ゴルフⅠもいいですねぇ、存在感があります。
SLロードスターと280、最近280の上品さに気が惹かれます。
SLには3億のプライスボードが(笑)。
激レアのマセラティ・インディ。国内生息3台ほどだとか。初見です。
気持ちずんぐりとしたスタイルが愛嬌ありです。
上品且つ迫力のあるスタイル、フェラーリ330GT。
分かる人、どれだけみえられますかね。三菱のトレディアです。
当時からレアでしたからね。兄弟車とコルディア共々、絶滅危惧種です。
トゥインゴとA110のチューニングカー。外しとしてアリですね。
タミヤ所有のタイレル、ティレルではなくです(笑)。
こんなのもあったよシリーズ。
まずはアルファのソファーセット。
500とかのバーベキューコンロ、お値段以外はカワイイ。
アートもありました。
写真のものはそんなにお高くなく、ちょっといいなぁ、と思いました。
お高くないとは言っても、衝動買いはできない金額です(笑)。
そんなこんなで昼食を摂るのも惜しんで、駈けずり回ってきましたが、
今写真を見返すと、「あぁ、あそこもう少しみておけば」とか思いますねぇ。
ちょっと展示車両に興味があるものが多すぎて、
少し舞い上がってしまっていたみたいです。
全体的にポルシェが多めだったものの、レアなクルマも多く、
存分に楽しむことが出来ました。
クルマには、いいお値段がついていて商談すらできませんけど、
目の肥やしには良いいイベントかと思います。
基本的に「ASK」表示はないので、相場を知るには最適かと思います。
知ってどうすんだ、とも思いますが(笑)。
それでも結構、「売約済」になってるんですよねぇ、
目の前で3500万のポルシェの商談が始まったりしてましたし。
あるとこにはあるもんですねぇ。
あと写真はないですが、グッズとかミニカーのショップの出店も多くて、
物欲はある程度そちらで満たすことは可能ですよ。
興味のある方は来年是非どうぞ。