最近車をいじれないので記録的に去年の12月に行ったアメリカの旅です。
たまにアメリカ行くんですが、向こうに住んでる友人の車、toyota venzaでロサンゼルスからナバホインディアンの聖地、モニュメントバレーまで行きました。
片道700マイル!ですから、1.6倍して、げっ!!片道1,120kmも1日で走ったんだ。驚いた。往復で2,000km超えの旅です。以前も似たようなことやったんですが今回の方が長いなあ
ロサンゼルスといえばとりあえずハリウッドですか
でもそんな都会には興味ない方なので、さらりと見て出発します
カリフォルニアだけでも日本くらいの大きさの国土なので当然車社会ですからいろいろルールが違います。
ハイウェイはフリーです。ロスの街中は渋滞も起きるので友人に運転をお任せしましたが、郊外に出れば楽に運転できます。
ちなみに国際免許を取得していけば日本人は運転できますね。国際免許の有効期限は1年。それだけで3000円くらいかかるんでしたか。いい商売だなあとか思いながら。
ただしルールはいくつか特殊なので注意が必要で、例えば追い抜き車線は一番左側。日本と違って右側車線走行なので逆になる形です。ロス市内では、一番左にcar poolというレーンが出てくると、ここは有料レーンなんですが、ひとつの車に2名以上乗ってればタダだそうです。1名だけで乗ってると有料なんだとか。
渋滞緩和のために設けられた面白いシステムです。車社会ならでは。
日本にはまずお目にかからない何もない一本道を延々と行きます。行けども行けども何もない荒野。
自分の小ささを感じたり。
そうそう。制限速度はだいたい75マイル、ってーことなのでつまり時速120kmですね。
でも横をコンボイみたいなでかい車がびゅんびゅん追い越していくので、だいたいみんな時速130-140kmくらいで走ってるイメージでしょうか。
オートクルーズないときついです正直。わたしのジムニーじゃ絶対無理w
こんなような輸送トラックが走ってます。なんかかっこいい。
カリフォルニアって太陽との空気の層が薄いのか?わからないんですが、日差しの色が日本と違う気がします。紫外線も実際強いらしいですが。なのでこんなトラックから一般者までみんなグラサン必須です。
わたしも購入していきましたが、日本でつけてもむしろ邪魔なんだよなあこれが
それはそうと、アメリカのこういうトラックにもデコトラする人いないんですかね。テイラースイフトとかを八代亜紀みたいにゴテゴテに書いて電飾びかびかのとかあったら面白いのに。日本の職人さん行ったら仕事あるかも。漢字人気だしw 帝羅翠腐斗とか書いたら受ける。。。かもしれないw
1000km近くも走ったのに、曲がった箇所は5つ〜10以内だったんですが、ハイウェイ降りると横にもう使われなくなったオールドヒストリックロード、有名なルート66があります。看板もちらほら。いろんな土産売ってました。買わないけどw
ハイウェイの途中には日本みたいにPAとかSAがあるのではなく、exitがあって、その周辺にガソリンスタンドや、マックやサブウェイやタコベルやバーガーキングやカールスジュニア(バーガー)屋があります。ていうか飽きないの?とおもますが、で、ときおりcampingとか書いてあるので多分てきとうにキャンプできるのでしょう。ガソリンスタンドではこんな風にキャンピングカー引いてる車をよくみました。これは荷台?ですけど。
とにかく進みます。暗くなってくるとあたりは闇です。
何もない道をただひたすら進む。いいw
てことで無事到着してホテルで一泊。翌日のホテルのベランダからの風景です。
有名なモニュメントバレー。映画のロケ地としても有名です。
で、ここ何がいいって
この道を車で通れるんですよ。知らなかったんですけど行くまで。
モニュメントバレーのある地域はナバホインディアンによる独立自治区としてアメリカ政府に認められているそうで、ここの区域ではアメリカの法律とは違った独自の法律があるそうです。
お酒は一切NGです。販売すらしてません。他にもいろいろあんでしょうが、聖地なんですね。聖地を車で通れるとは知らず。
そして知られてませんが、この道がけっこう長い!
ゆっくり回れば2時間以上かかるのでは?というくらい。見所だらけっ。そしてなにより
すごーーーーーーーく静かです。
鳥もいなければ動物もいない。風が吹いてない日はほんとーーーになんの音もしません。
静寂。12月はオフシーズンらしく観光客も全然いなかったのが逆にいいです。
とにっかく静か 目を瞑ると太陽の暖かさを感じ、目を開ければ自然の造形。
正直こんなにいい場所だと思ってませんでした。
映画「駅馬車」でジョンウェインがうまにまたがってたポイント、ジョンウェインポイントです。
外人のカップルがここで写真撮ってました。
まだまだ奥へー
venzaの砂まみれ感がむしろいい! ジムニーで来てみたい!!!そう思いました。
無理ですけど。。。でも一台ジムニーシエラみたいのハイウェイで見たんですよ。suzukiだったし。
関係ないですがアメリカは四駆率多いです。あとピックアップトラック。GMCとかのピックアップトラックが似合うんですわ。雨少ないしやっぱアメリカ車はアメリカに合うなあとあたりまえですけども。
ただただ雄大
満喫しまくって去ります。いつかまた行きたいと思ってます。ほんとーーーにおすすめです。
この日はただ帰るだけではなくもう一箇所目的地が。
それがこちら。ホースシューベンドです。コロラド川(?)の形が馬のひずめみたいに見えるので、ホースシューベンド。有名なアンテロープキャニオンの近くにあります。
無料です。アメリカってそういうところすげえと思います。これタダでいいの?と思ってしまうのは日本人根性なのか。柵もなんもないので落ちたら死にます。これはグランドキャニオンも同様です。断崖絶壁なんて簡単にそこらじゅうにあります。自己責任なんでしょうね。
そしてラスベガース 3回目だ! ここで宿を取り、ショーを見て、そして勝負!
結果? ご想像の通りですよっw 諭吉1名くらいが倒れましたよ荒野の街で。
そうそう。ベガスのホテルの大抵はバレーパーキング(VALET PARKING)ていうシステムを取ってます。要は使用人の人が車を出し入れしてくれる、と。そんかわり都度チップを払わねばなりません。嫌だなーと思ってましたが、今回泊まったルクソールホテル(ピラミッドのやつです)はself parkingがありましたのでそちらに駐めました。まあホテルからは遠い場所でしたけど。ただ車出し入れするのに金かかるのバカらしいし。
そして帰ります。
そういえば途中で日本では見かけぬ交通ルールが他にも。道の交差点があって、普通十字になるんですが、そこが円になってます。まっすぐ進みたい人も、みんなそのサークルに入ってぐるぐるまわりながら自分の行きたい方向へ行くみたいな。。。うまく説明できないんですが、あれは知らないと戸惑うなあと思いました。
また、日本の場合、信号が赤で先頭で止まってて左折したい時は青信号になるまで出れませんが、アメリカでは逆に右折になりますが、右折したいときに赤信号でも車きてなければ行っていいんだそうです。
知らないと後ろから鳴らされて焦りそうです。
そんなこんなでロスに戻ってきまして最後に時間あったんで一度観てみたかった
本物のスペースシャトル、エンデバー! 観てきました。
カリフォルニアサイエンスセンターというところで展示されてます。センター自体は入場タダです。でも駐車場がいくらだったか取られます。エンデバーの展示室はひとり2ドルだったかそんなもんです。
なかなかの迫力です。
アメリカ車旅。疲れるけどとても楽しいのでおすすめです。ほんとに。