
MR-Sからミッドシップに乗り始め、MR2に乗り換え、トータル10年が経ちました。
10年です。短いようで長いです。人間の寿命を80年と考えても、1/8。当然その間ずっと車遊びをすることは出来ません。車遊びを出来る期間は実はそんなに長くありません。学業、仕事、転勤、結婚、子供、介護。様々な人生の転機があります。平坦で安定している人生なんてありません。18歳で免許を取り、今の今まで車三昧で生活してきました。人生を大きく左右し、或いは人によっては人生の最盛期になるであろう時代を車と共に過ごしてきました。社会的人格を形成する最も大事な時に常に車は横に居たのです。
「お前の話は車ばかり…」
当然です(笑)それが物事の基礎になっているのだから。
そろそろ普通の車に乗れば…とか、いつまで遊んでいるのか…とか。車バカ達は必ずそんな言葉を言われることがあります。そこのあなたもあるはずです(笑)
そんなとき、自分の返答は一択のみ。
まだまだこれからだよ。
と笑顔で言ってやります^ ^
相手は呆れますが、だから何?という感じです。自分の心は一瞬たりとも揺らぎません。
自分は車遊びが今しか出来ないと思ったことはありません。いつまでも続けるぞ!と思ったこともありません。
日常になってしまったので、やめるやめないという概念がないのかも知れませんね(笑)
今後止むに止まれず、車を離れるときが来たとしても、それは決して終わりではなく、再スタートの準備になるのだと思います。
そんなバカがミッドシップに乗り始めて10年です。ちなみにその前は全部FRです。
ボンネットを開けて空っぽなのは当たり前。フロントエンジン車が新鮮に感じるほどです。
エンジン音が後ろから聴こえる感じ。エンジンルームとキャビンが一体になったような感覚はいつでもいいものです。
ミッドシップが運動性能的に優れているからとか、トラクションがとか…そんな能書きをたれることもありますが、最終的には感性の問題なのです。
好きだから。
ただそれだけ。そこに理由はありません(^_^;)
いくら言葉を飾っても本質はたった一言で充分です。
好きな車に乗れるって幸せなことですね。でも多分自分は半分も分かっていないと思いますが(笑)何故なら世の中には素晴らしい車がたくさんあるから。目移りしてばかり。一つに絞るなんてとてもできそうにありません。そんな揺らぐ不安定な心を食い止めるのが現在のMR2です。乗るとやっぱり凄い。いい。これ以上なにを望むのか。抜群の走行性能はブレる心を真っ直ぐにしてくれます。
この車と一生添い遂げる。そう思える車に出会うことが車バカにとっての最終地点なのかも知れません。
いつかそんな日が来るのだろうか。一生涯ミッドシップスポーツのブログタイトルに偽りなし!と言える日が。
Posted at 2015/01/22 20:52:20 | |
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