
給油ランプの点灯を確認できました。満タンから約で164km、4.24L、なのでタンク5Lとしたら残ガス700ccぐらいで教えてくれるみたいです。
AF61後継のAF67トゥデイはゲージが詳細ありのF~EのゲージなのでAF61のLED光るだけは不満な人も多いようですが、私が若い頃に乗ってたNS50Fなんて何もありませんでしたからLED点灯するだけ神機能です。どうやってガス欠を察知するかは距離を覚えておく、または車体を前後に振ってチャポンチャポンの音を聞き分ける。まじです。2回ガス欠やりました。
そして勝手にクライマックス&最終回なタイヤとオイル交換です。
[今回やった]
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1 素人のタイヤ交換は道具頼みが吉
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2 原付のオイル交換はめちゃくちゃ簡単
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3 素人を名乗る域からはみ出た実感
1 素人のタイヤ交換は道具頼みが吉
YouTubeで動画7種類見て予習したので何とかなるだろうと思っていましたら何とかなったのですが、原付の10インチごときプロなら5分で交換できるところ、私の場合は素人ならではな3時間もかかりました。
最初は余裕があるので写真多いですが、日が暮れて来ると焦って撮影回数がやたらと少なくなってて草。
まずは全体の図から。
ホイールついてる方がブリジストンのタイヤになっているので往復の折返し地点です。この時まだ私はホイールとタイヤが逆と気づいていなかった(苦笑)
フロントのタイヤ交換なので、まずはフォークのカバーを両側上げてボルトをむき出しにします。
どっちが何mmか忘れましたが左右でボルトのサイズが違います。あとネジが超固いはずなのでクレ556をブシャーして上に乗ってジャンプできるレンチ推奨。ジャンプはうそです。
両側のボルトが取れたら軸(アクスルシャフト)を外します。ハンドル持ち上げる感じでタイヤを少し浮かせると抜きやすい。
ちなみにタイヤや車体は何の固定もしていません。センタースタンドを立てていればリヤが浮いた状態ですし、スタンドを中心にフロントも持ち上げやすいです。
んで何ちゃらシャフトを抜くとゴロリとフロントのタイヤが外れてブレーキのドラムとかも外れてあせります。この人バカなので少し下り坂にスタンド立ててまして、後ろにズズっとすべり初めて超あせりました。
何とかシャフトとボルトです。
やたらきれいなのは数日前にもタイヤ外したし、パーツクリーナーを湯水のごとくブシャーしまくっているからです。これ取り付ける前には
必ずグリスを。
タイヤの空気を抜きます。
業者の人は虫回しという工具を使っていましたが、こんな5年に一度の作業に300円も出せませんので簡易的に空気圧図るやつをつっこんでプシューと減圧。
ここでこのバカ(私とも言う)、サンダル履いてることに気づいて靴に履き替えてくる。
空気抜いた後はホイールにくっついたタイヤを剥がすビード落としとかいう作業をします。そのビード落としの工具が安くても3千円なのですが5年に一度の(中略)踏んで乗ってジャンプして外すことに決定。
しかしはずれない……。とりあえずタイヤレバーとかいうので外そうとしてみるかー?とぶっさしても外れない。ビード落ちてない(まだくっついてる)の気づいてない……。
バコッと音が出て外れたっぽかったのでタイヤレバー総動員。この作業、素人がやると一番むずかしいところと思います。プロじゃなければ物理とか力学に強い人でないと、どうレバー入れてどっちに力入れてどう動かすか直感じゃわからないです。
やっぱりはずれないのでレバーといっしょに入ってたよくわからんプラな何かをはめてみる。
無意味な気がしてすぐ外す。
動画で業者が「下がコンクリだとホイールが傷だらけになります。」と脅していたのを思い出して急遽バイクに立て掛けてみる。バイクが傷だらけになるぞ。
ここでようやくビードとやらが全部落ちてない、半分以上まだホイールにくっついてると気がついて全体を踏みまくり。
ここまで来るのに1時間かかっています。ファイルの時刻見た。
4割外れそう。からのーーーーー
キターーー!
もう9割の作業が終わった気になっていたら次はバルブが外れない……。固さと形からしてちょん切らなければ外れないと判断し魔貫光殺砲で破壊。
今度こそ9割終わったか?と思いきや、取付の方が大変でした。もうなんかよくわかんないので錆びたペンチで新バルブをつかみ、ネジザウルスで金属のとこをテコの原理でバクっと引き上げました。
バルブは10個1000円なんて冗談みたいなのもありましたが、これは国内企業の1個400円ぐらいもするやつです。こいつケチるとえらいことになりそうですので。
2個でも500円みたいな設定だったと思いますが、5年後かリアタイヤ交換まで放置するぐらいなら割高でも1個でと思いまして。
タイヤはもちろんブリぢストン。
トゥデイやディオの定番らしいダンロップの1.5倍以上の価格ですが、これでもブリジストンの中では安い方な10インチです。
ミゾの角度が違うので回転する方向は決まっています。まあ間違えるんですけど。
タイ製。
2021年23週目の製造。発注の3ヶ月前ですから鮮度抜群。Amazonです。
前回のブログでブリヂストンたけえみたいに書きましたが、それは上記したように最安でさえダンロップの1.5倍以上と言ったらそうなのですが、2千円前後か3600円かなんてアラフィフおっさんには大差ない。キャバクラの指名料より安い。
しかもタイヤ減りきるまで乗らないと思うので5年を目安にヒビ割れたら交換なので1年あたり数百円です。さらに昔タイヤ館で店番していたころ、ブリヂストン何かとかっこいいので私もノリノリで店内のデザインとか手伝ったことあるほど好きです。
勝手に作ってたノートの一部。1ヶ月もせず1冊埋まりました。所有権は放棄したのでブリヂストンさんの社外秘としてモザイクまみれですみません。
このロゴ、たぶんデザインだけで安くて数十、おそらく数百万円なレベルです。私も業界の端くれなのでロゴ見たら色や形がどんな意味かだいたいわかりますが、ライジングアローを知った時はしびれた。これは気付かなかった。
てなわけでブリヂストン。10年前に買ったコンプレッサーが活躍。2回ぐらいしかまともに使っていないので新品同様。タイヤの空気入れ用のノズルと空気圧のメーターのやつがなぜか付属していました。確か一式7千円ぐらいだったはず。
なんでそんなもん持ってるんだよwww ってつっこまれそうですけど、うちパソコンの整備もしてまして。ホコリ吹き飛ばす用に買ったのです。ただ、これ準備するの時間かかりすぎて使ってなくて以下略。
空気圧もわかります。
既定値振り切っていますが、この後にガソリンスタンドで微調整しました。空気抜けたタイヤ持ってクルマでGS行ってもよかったのですが、久々にコンプレッサー使ってみたかった。
これはどう見るのかわかりません。なんで2個なのかも謎。
で、クルマのホイールって裏表のデザイン全然違うので見りゃわかるじゃないですか。でも原付って似てる。
どっちも同じくらい汚れたりするので逆にタイヤ付けて、むりやり入れたっていうかハンマーで叩いてしまい苦労して外して付け直して日が暮れて。
夜が明けなくてよかったです。
私のあとに続く素人ライダー向けメモ。
・ビード落とし……足踏みで1回やったらコツがわかるけど3千円の器具買った方が遥かに楽なのは間違いない。インチ大きくてゴムの硬い冬ならかなり厳しそう。
・空気抜き……抜くのはドライバーでもつっこんでりゃ抜けますが、新品のバルブがゆるんでて虫回しが必要なら300円ぐらいの工具も必要。
・ビードクリーム……タイヤとホイールがくっつかないようにするワックスのような潤滑剤で、今回はシリコンスプレーで代用しましたがあった方が絶対楽。千円しないぐらい。
・バルブ外し/上げ……工具あるんだろうか。バルブ壊さずに外して再利用する動画見たことあるけどそういう用?。着脱専用の工具があるなら千円前後?
2 原付のオイル交換はめちゃくちゃ簡単
タイヤ交換がアレだったのでオイル交換は給油並に楽に感じました。まだオイル黒くないと思うのですが、入っている量が多すぎるようで気になります。
ドレンボルトの場所を間違えそうになる安定のイノウエ。
ボルトを開けてポロリするとドバー。
工工工エエェェ(´д` )ェェエエ工工工
なにがえええええかって、ゲージでチェックした写真だとちょっと茶色っぽいかな?程度じゃないですか。それがふたをあけると真っ黒クロスケ。海苔は言いすぎだけど利尻昆布ぐらいの黒。いくら前もってオイル洗浄剤入れたからって300km程度でこれはどうなの???
こうなると気になるのは反対側、フィルターがある方も開きます。これの開け方を紹介している人は1人しかいませんでした。
何が99円かは作業用手袋で、ニトリルゴムという素材でできているので安全性が高い、その割に安めらしいので試しに買ってみたら軍手より全然作業しやすいです。コンクリの地面に落ちたワッシャー拾えたりします。天気次第ではスマホ操作もできる。
右下のバネと網状のフィルターが青丸の中に入ってまして、バネがきいてるのでフタあけづらいのでがんばってください。先に反対側からオイル抜いとかないとこっちからブシャーになるはず注意。
閉める方が少し楽でしたがバネうざい。
パーツクリーナー、ブシャー。
フィルターの網が茶色なのは多分銅だからで汚れじゃなさそうです。
ドレンボルトのワッシャーは毎回交換が基本らしいので交換。次回は様子見てワッシャー交換せず使ってみようってことで、先程2回めのオイル交換して本当にワッシャー使いまわしたところです。銅色が新品、銀色はついてたやつ。
ちなみにですが、先程の2回めのオイル交換も同じくらい真っ黒でした。300kmも走っていません。オイルタンクの中で一体何が……。←怖いからやめて。
4リッター1200円ぐらいのオイルを準備。ちなみに自動車用です左の赤い方。右のはロードスター用で2300円ぐらい。スクーターは乾式クラッチなのでこれ(どっちも金色の缶)でいいんじゃね?って思い始めています。
激安のオイルジョッキなので1Lしか目盛りがないことに気づき、台所から料理用の計量カップを持ち出せるわけもなく、水入れて600と700ccの目盛りを書いてもらってガレージに戻りました。
650ccぐらいで。
なぜかは前回700入れて入れすぎだったのなら700は多すぎるってことになりますし、この直後に今回も洗浄剤(eクリーンプラス)を少し入れるのでその分の空きです。
そしてオイルゲージ見てビビる。素人なので。
めっちゃ多すぎるやんけと思いましたが、オイル抜く時にバイク傾けるとモリモリとブシャーしてくれると聞いたので右に傾けていたのであります。650mlだと図のとおり、いい感じの量になりました。
700じゃなくて650な、トゥデイ乗ってる人へ。
以上で作業報告を終わります。
タイヤが大変すぎたのもありますが、オイル交換は本当に簡単。原付傾けるなんて面倒なことしなければ誰でもできそう。用意がなければセブンの弁当用ビニール袋にキッチンペーパーぶっこんでオイル出せば廃油はゴミ箱行きできます。
ちなみに前に乗ってた原付は2ストだったので交換じゃなくて追加するだけだったのでもっと楽でしたが、4ストの交換も難しくはないです。
[走行性能向上効果]
★★★★★ ガソリン添加剤(100円/回)
★★★★☆ オイル洗浄剤(200円/回)
★★★★☆ 点火プラグのイリジウム化(1500円)
★★★★☆ アクセルワイヤーにグリス(0円)
★★★★☆ アクスルシャフトにグリス(0円)
★★★★☆ 前輪をブリヂストン(3600円) ←
New!
★★★★☆ オイル交換(300円/回) ←
New!
★★★★☆ ギアオイル追加(30円/回) ←
New!
★★★★☆ ウェイトローラー軽量化(全6.5gから全5gへ) ←
New!
★★☆☆☆ フォークにグリス(0円)
★☆☆☆☆ エアクリ新品(700円)
☆☆☆☆☆ スターターリレー新品(2200円)
*星の数 0:体感差なし、1:たぶん気のせい、2:変化あり?、3:違いはあった、4:良くなった、5:断然好調に、―:まだ
[見た目の自己満足度]
★★★★☆ 黒樹脂スプレー(700円/1本)
★★★★☆ ハンドルをガンメタに塗装(0円)
★★★☆☆ エアクリとマフラーのカバー塗装(0円)
★★★☆☆ ナンバーの中央修正(0円)
★★★☆☆ 警告シール新品(600円)
★★☆☆☆ サイドにステッカー(500円)
★☆☆☆☆ フォークカバー新品(900円)
[機能性の自己満足度]
★★★★★ シート裏に小物入れ(800円)
★★★★☆ 時計装備(1100円)
★★★★☆ ネジ新品化(180円/10本)
★★★★☆ オイルゲージ銀色化(0円)
★★☆☆☆ ヘッドライト消灯化(0円)
タイヤはさすがブリヂストンと体感で差がわかります。履き替えた後は明らかに軽い。カーブが重心移動なのでクルマほどじゃないですが曲がる時も安心して車体を倒せますから寿命どうこう関係なく後輪も早めにブリヂストりたいです。
オイルはクルマの方を1ヶ月1回の頻度で交換するとエレメント込で毎回5千円かかり痛いですが、原付ならセルフなので500円もしませんし、作業時間は実質10分ほどなので手軽です。安いオイルでも洗浄剤入れてすぐ交換すると体感で差がわかってニヤニヤできます。
意外だったのはハンドルをガンメタに塗装しても違和感がなく、ほんのりレブルっぽくなったことです。新品が3千円ぐらいなので交換してもよかったのですが、使えるし錆びてるだけなのでブシャーしました。
もうひとつ意外なものはウェイトローラーで、純正の39gを5g6個にすると30gなのでやりすぎ?と思いましたが全然。加速ほんのりアップで最高速はメーター読み55から52km/hにしか落ちず、かなりバランスいいのでおすすめですが私としてはもっと変わってほしく4.5gを検討中です。(キタコのホンダ用は4.5gが最軽量なのです。)
クラッチもバラせるようになりました。
3 素人を名乗る域からはみ出た実感
今日は10月14日、タイヤやオイル交換は9月16日なので1ヶ月も前です。なぜほったらかしてたかは
めんどくさくなったからです。
元々は
整備素人でも原付はここまでならできるぜ!を紹介したかったのですけど、いつからか素人の域からはみ出てしまった感覚がありまして。素人はマフラー外して塗装し直さないし、
オイルレベルゲージが黒だと見にくいからって塗装しないでしょうし、
ガソリンタンクのフタの周辺が錆びてるだけって理由で養生シート貼り始めないでしょうし、
ハンドルが錆びてるからって交換ではなく塗り直そうともしないでしょうし。
これら塗装が乾くの待ってる時に時間空いたので撮っただけで、カウル外したりウィンカースイッチの中身ハンダ付けしてる間は黙々と作業していますから写真撮ってる暇がないです。
予定では、ギアオイルを足したらこぼれたオイル見て汚れてそうだったので上抜きできないか試してみたい。ブレーキシューを社外品に変更するとどう変わるか、ウェイトローラーを4.5g x6個または6.5x3+5.0x3にすると?など次から次へと作業おかわりをひらめきます。
うちの近所にシルビアをニコイチして土日は1日中クルマいじっているガチの変態な人がいるのですが、その人の気持が今ならわかります。
何かいじっていなければ楽しくない。何もないから何もしないではなくて、何もないなら何をするべきか思い付け、なのでしょうね。
素人の初心者でもできると証明できるからこそ私が作業してドヤる価値はあったと思うのですが、プロや業者ではないとしてもタイヤ交換とクラッチ周辺バラした時点でもう素人や初心者は名乗れないと思い今回のブログをアップするかお蔵入りするか迷ったのもあります。
そんなわけで原付いじりの回は終わり、次はロードスターのオイル交換に挑戦します。原付で何かやらかしても数千円で直せそうですが、クルマだとすぐ万円ですから怖いですね。
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一番怖いのはみんカラ。