
色々試していましたら、ウェイトローラー(以下WR)交換作業が10分かからずできるようになりました。せっかくなので原チャでWR変えたらどうなるかまとめときます。
スクーターの駆動系部品の構造・機能概要
左上のWRの重さを変えると、加速する時の遠心力に差が出て加速性や最高速が変わるという仕組です。
昔の平成な2スト原チャならリミッター解除すれば最高速は簡単に伸びましたが、今どきの4スト原チャは
あまりにも回らないのでギア比の方を変えるのですが、
最高速か加速性のいずれかが犠牲になります。
能書きはこのくらいにして結果はこちら。
WRが軽ければ加速力、重いなら最高速が上がります。逆に難点はこう。
・加速力オラオラ……最高速付近の伸びがすごく遅くなる
・最高速アリアリ……加速が悪い=上り坂や向かい風にも弱くなる
トゥデイのWR
純正は6.5gで、プーリーは純正ではなくキタコのハイスピードプーリーでのお話。
5.0g 原チャリスクーターらしさの究極型
純正6.5を
1.5gも減らすと加速性がクソ上がるので低~中速で裏道がアホほど楽しくなります。ただし2ストには及ばない程度に。最高58km/h出るには出ますが50キロ前後から伸びがすげえ悪くなるので原チャの
30キロバイクの範囲として走るなら。
6.25g 原チャとしては少し重い
なぜ5.5gが人気あるのかわかった気がするのはこの6.25まで上げると加速が悪い。原付として中途半端な加速、小型二輪にしては最高速が伸びにくいので悪いところ取りに感じてしまった。何でも中間が好きな日本人には合うかも知れませんが。
6.5g トゥデイが遅いと言われる原因
純正なので最もバランス良いかと思いきや
重すぎでしょう。元々トゥデイが格安汎用スクーターとして出たので加速よりも燃費を取ったのか。もし中古でトゥデイをゲットして加速がほしいならバイク屋に
工賃払ってでも5.5gにした方がいいと思います。
7.0g 小型二輪っぽくなって笑う
40km/hを過ぎるまでの加速は悪くなるけれど、そこから60km/hまでの伸びが自然。40キロまでエンジンの回転低めで加速して行くのも小型二輪っぽい。
これ以上WR重くすると急坂を上がらなくなる、7.0がギリと思ったのでここで止めましたとさ。
全域でパワーダウンするので向かい風にさえ弱く、風速2mくらいでも最高60が55km/hまで落ちたり、WR5gなら余裕で30キロ超える上り坂で25キロまで落ちたり。極端に言ったら車でずっと5速にしてる感じ。
燃費も変わりますが……
元から良いので誤差みたいなもん。
書き忘れてますが06/18までは5.0gです。リッター4くらい違うけれど1割の差と思ったらどうでもいい、むしろ40kmもの距離を1リッター200円もかからず走っちゃう原チャすごすぎます。
下道で時速60km/hと未満は違う
5gの最高58キロと60はたった2キロの差でしかないのですが、片側2車線の2号線を走るなら50から加速が悪くなる最高58は遅い、普通に60まで出る7gなら流れに乗れる、ってくらい違います。
調子に乗って60をどこまで超えるかチャレンジしようと思いましたが、そんなことするなら素直に小型以上の二輪にしろって思って中止。
小型二輪のふりするの楽しい
ナンバーが黄色なのでわかる人にはわかる90ccクラスですが、やはりわかる人にはわかるのはどう見ても50ccのトゥデイですからね。
このナンバー付けて60キロ出してたら端っこ寄らなくても邪魔になりませんが、時々アホな人が30キロバイクと思ったのか強引に抜かして前の車を自動的にあおり運転に入ります。私は原チャの時は車間距離あまり開けないので。笑
原チャうぜえムカつく!と頭来ると数秒後どうなるか想像できないんでしょうかね。こういう人が事故るんだと思いますが単独でやってほしい。
やっぱバイク楽しい
なんなんでしょうねえ。速く感じるから楽しいのか、細かな振動が楽しいのか、混んでてもすり抜けられて楽しいのか。ここまで来たら本物の小型二輪か中型が欲しいところ。
長距離用に200cc前後をおかわりしたいのは山々ですが、NAロド、トゥデイ、そしてもう1台となると
絶対1台はバッテリー上げる自信あるので、キックでバッテリーなくても走るやつに乗るため大型免許を
(いやそうじゃねえだろ
Posted at 2023/07/17 14:59:56 | |
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