みなさんこんばんは。
本日はキャスター角調整をしていました。
今日もレーザーさん頼むよぅ
5ライン(フルライン)レーザー様が今回の主役でございます。
なぜキャスター角の調整をしようと思ったのかと言うと、日本の道路事情で普通に一般道では左の溝に向けて勾配が少しついています。
気がつかない人もいますが、走行中は殆どの場合車は少し助手席側に傾いております。
でも高速道路ではそうとは言い切れません。
高速道路でハンドルから手を離すと絶対に左にハンドルが切れていくのです。
それも不自然なぐらい切れていきます。
この前にスラスト調整でホーシングを進行方向に向けて垂直になるようにバッチリ調整しましたが、それだけではないようです。
キャスター角は左右両輪とも絶対に揃えておく必要があります。
さて本題のキャスター角調整といきますか。
まずはレーザーをスライドドア下のココに当てます。
僕が勝手に思ってるだけですが、車の進行に対して垂直を出すならここが1番わかりやすいかと思います。
わかりやすくラインを引くとこんな感じ。
これを真っ直ぐレーザーの光を通します。
これ重要です。
これで車体にそのまま潜り込み、レーザーを介して直角の光が出ますのでロアのボールジョイントのボルトにメジャーを引っ掛けて左右とも同じ寸法になればキャスター角の統一が可能になる戦法です。
助手席側の寸法は466.5ってとこでしょうか。
運転席側も同様466mmあたりに合わせました。
修正前は471mmだったので運転席側だけキャスター角が5mmも寝ていたのでそりゃ不自然に左に流される訳だわ。
ちなみに調整はロアアームを固定している偏心ボルトを回して調整します。
キャスター角だけ合わせてもキャンバー角が今度は左右で狂ってきますので、キャスター角調整あるいはキャンバー角調整はよく考えてしないとエライことになります。
僕は助手席のみ1mm程度キャスター角が寝ている方が好きですね。
左に傾いている日本の道路ではその方が左に流されにくいので。
キャスター角がなぜ両輪揃っていないとダメかと言うのをペットボトルの蓋をタイヤしましょう。
キャスター角が立っている。
キャスター角が寝ている。
これは別に立てて揃えていようが、寝かせて揃えていようが別にいいんです。
キャスター角が寝ていると、直進安定性が良くなる、交差点でハンドルを切って手を離した時に勝手に戻るセルフステアが良くなります。
キャスター角が立っているとまさにその逆。
ただハーレー並みにキャスター角が寝ていると本当に曲がりません笑
それで今回の症状の例ですが
僕の場合運転席側だけキャスター角が5mmも寝ていたため、車の車重がかかっているだけでタイヤが左に切れ込もうとするので左に流れていたようです。
画像でもそうですが、赤矢印が重力に対して僕はそのまま棒を置いてるだけです。
左に切れていきますね笑
まあスターワゴンは左の方が重いので、左に勝手に流れて行きやすいですけど・・・
これで山梨に向けてのアライメントは全項目終わった笑
大事な事言い忘れてました。
僕が使っているレーザーめっちゃ安いです笑
値段以上に精度が良かったのでアライメント程度に使う分には十分すぎます。
おまけに過去のアライメントシリーズを笑
スラスト調整。
ステアリングセンターがバッチリ出る大事な調整。
これ狂っていると後ろから見るとボディーは斜め向いているのに走るとそのまま斜めのまままっすぐ走るキモい現象が起きます笑
サイドスリップ調整。
サイドスリップ調整はフロントアップスペーサーを装着した際必ずトーがインに向きます
これもそのままメジャー引っ掛けて計測します。
これ合わせておかないとタイヤがグリグリ減っていきます笑
ちなみに計測結果は前側が1931mm、後ろ側は1932mmで1mmトーインにしています。
(ハンドル取られにくいから)
ちなみにキャンバー角調整は水平器をホイールに当てて計測します笑
以上、K-works流のアライメントシリーズでした笑
Posted at 2020/10/05 23:34:40 | |
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