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　本来ならば納車と同時に付いて来る筈だったＥＴＣが、１ヶ月遅れで入荷したために、今日改めて取付となった。前の愛車ステージアでも取付けは検討したが、計画倒れで結局は取付けずに終ってしまったため、我家では初のＥＴＣ搭載車となった。
　取付け完了後、早速動作確認を兼ねて高速デビュー。慣らし期間中は「慣らしをするのに条件が揃った道路環境」が続く掛川・浜松方面ばかりだったので、今日は富士・沼津方面へと向かった。東名静岡ＩＣから入り、沼津ＩＣを出てグルメ街道を経由、駿河湾を沿うようにして走るＲ１を富士、由比、蒲原と経由して、清水に入ったら清水港、三保、日本平のアウスタ（我がエスパルスのホーム）前、久能山東照宮、高松海岸と経由して戻ってくる。
　高速を走った感じとしては、一言で片付けてしまえば「えっ？これが本当に２０００ｃｃディーゼルの走りか？」と疑いたくなる程よく走る。さすが「ＧＴ」。巡航中は粛々としていて、１００ｋｍ／ｈ時の回転数は２０００ｒｐｍに届くかどうかと言う感じで、ちょっと前のディーゼル車にあったような「苦しそうな唸り音」は皆無。オーディオのボリュームも上げる必要なく、会話も声を張上げなくても普通に出来る。静粛さに加え、低回転からの図太いトルク特性も手伝ってか、無意識のうちにスピードが出ていて、メーターで確認すると自分が感じる速度よりも２０～３０ｋｍ／ｈ速かったり、オービスが光る速さに達していることがある。レーダー探知機が付いてなかったり、オービスの位置を把握できていない時、この辺は注意すべきところ。同時にＲＢ２５ターボみたいな高回転高出力型エンジン搭載で、ドラマチックな加速を身上とするクルマから乗り換えると違和感を感じる部分であったり、ちょっと前の「かったるいディーゼル車」しか知らないと「ディーゼルの進化」に驚く部分でもある。
　本当は裾野～御殿場の上り坂や、西へ行けば牧之原の上り坂を攻めてみたかったが、それは今後のお楽しみに取っておこう。