師走にMX-30が納車されてからちょうど5週間が経過。
現在のオドメータは650kmで、新車1ヶ月点検時に500km未達だったMAZDA3の不名誉な記録は更新せずに済みました^^;。
この間、私が購入ディーラーを訪れたのが2回。
年末にはビアンテでマイカー3台分(笑)の点検日時を調整しに行き、年初は嫁さんとMX-30で新春初売りに。
そして毎回、面識のあるスタッフさん方に必ずといっていいほど掛けられるのが、ブログタイトルの言葉なのです。
(電気自動車はどんな感じですか?)
まぁ、無理もないのですよ。
当該店舗では初のEV納車とのことだし、過去にMX-30のEVモデル/Rotary-EVの試乗車が常備されたことはなく、ごく偶に他店舗から期間限定で回ってくる程度。今回のRotary-EVも、我が家の納車の前週、お隣りの防府市の店舗から試乗車を借り、バタバタとスタッフ全員で乗ってみたのだとか。
もちろん・・・このお店に限らず、マツダ陣営全体が世のEV導入のトレンドにすっかり乗り遅れているので、失地回復や形勢挽回に微力ながら貢献できればと、大のマツダファンとして(勝手に)立ち上がったつもりでいる私。些細なことでも情報提供は欠かさない所存ですが、こうも判で付いたように同じ質問を投げ掛けられてはねぇ(爆)。
だって、興味の対象がEV/PHEV/新型RE/MX-30自体、の何れかによって答え方は変わりますからねぇ。おそらくは全部なんでしょうけど^^;。
そんな中、私が必ず返すようにしているのは
●クルマの基本性能はとても良い
これはMX-30 EVモデルとも共通の美点で、電気仕掛けを加えた「走る・曲がる・止まる」は、従来のエンジン車にない高いレベルで見事な調和が取られています。Rotary-EV試乗でこれを初体験するだけでも、マツダ車ユーザーには意味があるのではと思うくらい。クセらしいクセのない素直な運転感覚は、免許取り立てのドライバーにもきっと優しいはずです(今春、長男をモルモットに検証予定)。
●フリースタイルドアは要注意
これは納車前から十分意識していたので必要以上に繰り返すつもりはありませんが、このクルマと観音開きドアの組み合わせは「決して」あらゆるライフスタイルに順応するものではないと痛感します。
とりわけ、大人3名以上で利用するケースが頻繁にあるなら、購入前に入念な事前検証が欠かせないと思いますね。
そして・・・
●唯一のサプライズは残走行距離表示
一般的な話として、EVの走行距離は「カタログ値の7~8掛け」とは以前からよく耳にしてきました。しかし、冬期に納車されたハンデがあるとはいえ、少なくともマイカーの現状はそのレベルに全く達していません。しかも、納車直後と比較して、日に日に表示値がシブくなっている印象です。
わかりやすい事例として、日曜の早朝、私が小一時間ほどNORMALモードで走行した際のBefore/Afterを紹介します。
<Before/After>(走行距離:39km、エアコン:AUTO)
SOC:27% → 46%
EV走行残距離:1km → 16km
総走行残距離:430km → 404km
外気温:-1℃ → 2℃
なんと、
プチドライブの効果でEV走行の残距離が
16倍に伸張!
といっても、最初がまさかの「1km」スタートではねぇ(苦笑)。
この辺り、Rotary-EVの実態に関する他のオーナーさんの声が殆んど世の中に発信されていないので、異常かどうかの判断はつきませんし、未だ走行データの蓄積が不十分という側面もあったりしますが、ひとまずこの状況は、次週の新車1ヶ月点検でしっかり報告しなければと思っています。
ただ、ひとつ確実に言えるのは・・・
私自身、全くもって心安らかにこの状況を観察できていること。もしこれがBEVだったら購入そのものを後悔したかもしれませんが、なんたってRotary-EVは非常発電装置付きのEVなので、恐れるに足らず。
現状は信じられないほど慎重でシブチンな残距離表示に徹している車載コンピュータ様を、これから少しずつマイペースで懐柔していきたいと思っています(笑)。
Posted at 2024/01/14 10:29:12 | |
トラックバック(0) |
隠れ家のMX-30 | 日記