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コントラルト歌手ナタリー・ストゥッツマンさんのコンサートに行ってきました。

シューベルトの美しい水車小屋の娘20曲を一気に歌うコンサートで、どこで拍手していいのか分からず聴衆の大半が途中で中途半端に拍手するという微妙な進行でしたが、歌唱は素晴らしくてメロメロになりました。

アルカス佐世保 中ホールの音響がイマイチで音が濁る感じでCDで聞く方が好みの音ですが、やはり生の魅力は十分感じられました。

師匠から、自分が聴けるCDRを焼けるようになったと連絡があり、今までのCDRは何だったんだ？と思いながらも、師匠宅にお邪魔しCDRを焼いて頂きました。

フジコちゃんのラカンパネラと五嶋龍を聴いた結果、多分これは演奏現場の音だと思いました。
フジコちゃんのピアノは音が滑らかで超速い。指の動きが分かるというか、目の前で演奏している感じ。
五嶋龍の聞き慣れた荒々しい演奏も荒々しいと言うよりは力強い演奏で音楽を感じることが出来ました。

現場の音を聞いたことが無いくせに現場の音だと言うのは、演奏の完成度の高さが分かるというか、フジコちゃんと五嶋龍が演奏に何を感じているか分かる感じがするからです。
ほぼ理由になっていませんが(^^;

原盤CDを聴くと、ノイズが多くこれを演奏だと思って聴いていたのかと愕然とします。

師匠がこのCDRを焼けるようになったのは、PCに外付け光学ドライブを付け、ドライブの電源や駆動回路のノイズを徹底的に取る対策をしたからのようです。このCDドライブは知る限り師匠宅の1台しかありません。

この音を知ったら原盤CDに戻れません。取り敢えず今日CDを3枚焼いたのでそれを聴くしかないです！
と言うか今オデのオデオは死んでて聴けないので逆に良かったかも。