側面比較 どっちもカッコいい

メーカーが違うのに同じような印象を受けるのに注意して欲しい。
美しい骨格は万国共通というのが私の直感。
Aピラーの傾きとその傾きが前輪車軸中心にいくのも同じ。違いは座席数と表面的な衣装。
フロントフェンダーの高さが全然違うけれど思い出して欲しい。ND型の全長方向のセンター断面のボンネットの低さを。LF-LCはタイヤ径が大きいからそれを勘案するとND型と骨格が変わらないのがわかるだろう。1950~1960年代後半のイタリアのスポーツカーはメーカーが違ってもデザインが同じに見えた時代があった。それは日本と違い、違うメーカーのデザインを同じデザイナーなり工房なりが手掛けたこともあるけれどそうしたことでなくともイタリアのクルマは皆、同じに見えたときがあった。
現代のレクサスとマツダがわりとそうした状況に近い。模倣=パクリというより美しい骨格の正解が変わらないのでそうなっているのだろう。美しい骨格がわかっても量産となるとそれはハードルが上がってくる。緩い法規の1950年代と工房の優れた手仕事で叶った良き時代と現代ではそのハードルがとんでもなく上がっているのは間違いがないところ。コストフリーで技術を投入してあるべき理想を具現したLF-LCは偉いがマツダの凄さはその上を行く。ロードスター、随分高くなってしまったけれどローンを組めばなんとかなりそうな方はレクサスの比じゃないでしょ?ロードスターのデザインを含めたクルマ全体の算盤勘定を合わせた番頭さんは偉いよ。
Posted at 2017/01/08 18:30:28 | |
トラックバック(0) | 日記