サカイほーかいのブログ一覧

筆者はABCと乗り継ぎ今はD乗りだけれど
Dと他のクルマと何が違うかといえばアクセルのつき。
一言でいえばDは紳士的。スポーツカー乗りなら誰しも普段乗りでアクセル全開にしないはずだ。常に半開。アクセルを踏んでも4000rpmといったところでありその踏み加減も穏やかだろう。その領域でもロードスターは充分楽しい乗り物ではあるのだがDの乗り味は洗練されていて淡白。踏んだだけの力しか湧いてこないのがスカイアクティブエンジンの特性だと思う。それは清く正しく美しい設定だと理解はするけれど粗雑だけれど愛嬌がある下手くそが踏んでも力強いD以前のロードスターのほうがスポーツカーっぽい気もする。
ま、筆者のDは初期型であり山本先生の教えが効いたモデルとういうこともあるだろうけれど。
Dのエンジンは高精度高効率エンジンなので廻る振動抵抗感が極小。
少し古めのアルファロメオみたいな廻り方を求める筆者のほうが間違っているのだ。
それを踏まえて筆者はDのアクセルを踏むときわざと下手くそに踏む。
i-DMに若干叱られながらエンジンブロックを震わせるように(たいして震わないけれど)荒っぽく踏むのが今の筆者のお気に入りだ。
時間と場所は限られた乗り方になるけれどたまにはどこかノスタルジーを感じるときが欲しくなるのがエンスーという生き物なのさ。

黒に赤内装はオープンカーの見せ方の定番。
個人的には標準グレードの内装でガシガシ生活の中で走り込むのが好み。
白石麻衣や生田恵梨花が更に化粧したというのがオープンカーなりスポーツカーの限定車の華でありそれはそれで羨ましいがいつも100%完璧な彼女と付き合うのは肩が凝る気もする。標準グレードはスニーカーでスッピン。見飽きて馴染んだ印象が粋というものだ。


2回目のND車検まであと数ヵ月。その前にオイルの賞味期限が切れた。
どこのディーラーもすぐにやってくれない。唐突に思いついたこっちの気まぐれにすぐに付き合うほどディーラーはヒマではない。オイル交換くらい朝一で行けばすぐに対応してくれるだろう。


昔馴染みのここはエンジンテスターがあるところ。その設備は今はシャッターが閉まり使われていないようだ。ま、これも時代だ。店内に爆音が響くあれは今の時代クレームがつき易い。ここの従業員は残業と称して閉店時間後こっそり自分のクルマで試しているかもしれないが。

何となく平成が匂うオートマックス。利用者の駐車場にオッというクルマが一台くらいあるのは楽しい。会社帰りにまた寄ろう。ヴァンガードヴィレッジにあったロードスター本を買い込みに。


ちなみに筆者はスターバックスをスターマックスと書く人です。

エクスペリメンタルでも生産中止。
エコなスポーツカーなど地球上には存在しない。その文脈で生産中止。
フェラーリやさらにその上のクラスなら細々と趣味的道楽としてこれからも残って欲しいしBMWやメルセデスやトヨタでも姿カタチを変えてこうした度グルマはゼロにはならないと願いたい。

どこのメーカーでもありがちなこういう歴代モデルと陳列した写真は私の大好物。 頭の中では古びていないZ8もこうして並べてみるとそうでもないように見えるのが個人的には面白い。あとBMWデザインというのは我々視点でみるとやっぱり筋肉隆々というかコッテリしているのもよく解る。i8はエレキエコ表現が過剰だ。端的に言ってカッコ悪い。
クルマの魅力は走りの官能性でありそれをまんま出したZ8やその元ネタのオープンモデル(名前を失念 イタレリでプラモデルがあった気がする)
のほうがやっぱり素直にカッコ良く見える。イタルデザインのジュジャーロのZ1は今となってはあの手のイタリアンミッドシップなルーチンワークスタイルに見えてこれはこれで物悲しい。フェラーリのピスタ辺りを知る我々はあの時代に戻ってジュジャーロ御大に助言出来そうだ。
誇り高く感覚が鋭い御大が我々東洋人のクルマバカの意見を聞くとは到底思えないが骨格を真面目に被うだけではエンスーなデザイン表現に至らないのは事実に近いだろう。


その時代にその時代で手をかけたデザインも時間と経験を踏まえて篩にかけてしまえば名作として残るのは僅かだ。
歴代モデルは私に我々にそれを如実に教えてくれる。
そんなことを考えながらニッコリ笑って私は今日もロードスターを洗車するのだ。おまえはそこそこイケているなと思いながら。