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サカイほーかいのブログ一覧

2017年07月30日 イイね!

ロードスター各モデルをゴジラ映画に無理繰り例える



…↑行ってきた。展示された昭和っぽい懐かしいミニチュア世界に中年オジサンは感涙。帰りにTSUTAYAに寄りいくつかレンタル。
観ていくうちにコドモにリセットされたトロけた脳でロードスター各モデルをゴジラ映画に無理繰り例えてみた。


□NA型 「ゴジラ」

初代はやっぱり初代だろう。ニッポンでそれまで怪獣映画なんて無かった。なのでその取り組み方の新鮮さ斬新さがそのまま映画になっている。果敢に挑んで問題解決したという意味で初代はやっぱり初代だと思う。

□NB「ゴジラの逆襲」

NBは二作目だろう。ヒット作の続編は筋運びの内容が今一つ。一作目の厚みが既に希薄。でも撮り方は変わらない。NAとNBはこれを読んでいる我々からすると同じクルマなのでその関係が同じだと思う。
筋運びの内容もリズムも単調なこの映画、でも怪獣同士の対決は個人的には大好き。NBが個人的に大好きなことも似ているような…

□NC「ゴジラ」(1984)

無理繰り例えるならNCは1984年版かな。当時考えられた第1作の最高のリメイク。与えられた環境、技術、条件で第1作を甦らそうとした姿勢はあるべき理想を目指して必死に小さく軽く作り込んだNCっぽい気がする。1984年版は第1作ほど人気があるといえないけれどそうした支持の薄さもNCっぽいと思う。

□ND …もはや書くまでもない
画像も要らない。初代を徹底的にリスペクトして従来のやり口を全て破壊して再構築したあの作品はNDと全く同じだと思う。


自分が今、NDに乗っていてどこかしら引っ掛かる、馴染めないのはクルマの考え方がそれまでと全く違うからということに気付いた。
映画やクルマ作りとしてあの作品やNDは極めて正しいというかそれしかないとは思うものの、受け手であるこっちが好きな世界は昭和なミニチュア世界なのだ。
NC型までのロードスターはクルマと対話しながら走らせることが出来るがND型は対話する必要がない(!)対話出来るのは運転するヒトとクルマの関係が別だから。一体ではない他者(他物?)だからあれこれ考えたり感じたりしないとコミュニケーションが成り立たない。人馬一体はそれぞれ別のものが同じところを目指すというところで生まれたコトバなのだ。我々にとって恐ろしいことを書いてしまうとNDの走りは人馬一体ではない。上手いコトバが見つからないが別々だったヒトとクルマの関係を一体化させたものなのだ。
NDを運転していて常々思うのは
以外にツマらない。クルマとしてどこも主張がしないこと。この味は我々が忌み嫌うあのビッグメーカーと同じではないかという不満だ。
ここは結構、深刻なポイントかもしれない。


なぜなら
人馬一体を究めてヒトとクルマの関係性から垣根を取っ払い一つにするアプローチは正しいから。(あのビッグメーカーはクルマそのものの存在感だけを希薄することにあるのでアフラ・マツダとは似て非なるもの)
結果、それまでのロードスターにあった運転するクルマ感が無くなるのは当然だから。
これは、結構、ヤバいかも。

映画の出来としては褒められたものではないけれどゴジラ映画で私が好きなのはミニチュアのカットがミニチュアのカットとしてわかるチープな方。そのほうが作り物として安心して楽しめる。誰もが認め知っているあの大作のほうはそのクオリティと緊張感から見ていて疲れてしまう。人が入った着ぐるみが街を壊すのは明らかに絵空事だから安心して楽しめるのだ。


ロードスターの人馬一体という考え方はNDで終わった。
我々はその事実からクルマとしての新しい楽しさを導き出さねばならない。

これは結構、ヤバいかもよ。
Posted at 2017/07/30 18:07:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年07月23日 イイね!

LC500に乗り込む

パッと見、イイんだけれど…


LC500に乗り込む機会があったのでその印象をざっくりお届けいたします。
要するにこのクルマはソアラですね。
80年代の若者である私にとっては馴染み易い親しみ易い好ましいクルマです。
今のクルマ作りでトヨタが高級クーペを作ったらこうなるという模範解答。
80年代のほとんどのクルマ好きに支持され理解者されるでしょう。

今現在は私はアフラ・マツダの信徒であるため宗派替えをすることはありませんがRX-9に乗るまでの繋ぎとして手元にあってもイイなぁと思っています。

ただデザイン全般は何時ものトヨタ車。そこそこの完成度です。
実際にこのクラスのクルマ達からこのクルマを買うとして見てみると
1000万を超えるクルマとしてそこそこの完成度に留まっているのは疑問になってきます。
細かいディテールにトヨタ車お得意の装飾が一杯で見ていてウンザリ。確か二代目ソアラのフロントグリルは透明なプラスチックのものが付いていましたがそれ的な装飾があちこちにちりばめられていて何時まで経ってもトヨタ車はトヨタ車でこの会社のデザイナーのセンスは変わらないなぁと思いました。
1000万円を超えるモノは時計でも陶器でも住宅でも絵画でもありますがそうしたモノ達の感覚にトヨタ車デザインの匂いや理屈を持ち込むのはこの会社のデザイナー達の勉強不足ないし傲慢だと思います。

最近出たカムリ辺りもそうなんですが
この会社のデザイナーなりプランナーが「今度の⭕⭕はデザインに力を入れた」というクルマほど表現が過剰。クルマ好きのツボを外してクルマを買う顧客に媚びるクルマ作りは本当に上手いと思います。


我々アフラ・マツダ信徒からすると
素直に造形すれば全く良くなるのになぁと思ってしまいます。
NDを洗車している方はこのクルマのカタチが素直に主張を抑えた表現で主張が強い表現をしているのがわかるはず。飾らないところに本質的な美が宿ることは我々アフラ・マツダ信徒の常識です。

顧客に媚びるデザインは商売として正しいと思いますがクルマ好きや道楽趣味人を感化することは永遠に出来ません。高級クーペやスポーツカーをデザインするならトヨタはそのデザインを外注しないと駄目でしょう。
Posted at 2017/07/23 16:08:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年07月16日 イイね!

我等が期待するデザイン



我等が期待するデザイン その模範例

本職デザイナー諸兄は心して読むべし

①骨格が美しいこと
具体的にはボディに対するタイヤの位置がクルマの走りを表現していること。 当たり前?街で見かけるクルマ達を見たまえ!クルマが走行する機械ということを否定するような骨格が当たり前になっているよ。君たちさぞデザイナー諸君は各々忸怩たる思いをしていることだろう。でも頑張りたまえ。骨格こそ美しいデザインの全てだから。

②わけのわからない化粧は即、止める
模範例を見たまえ。表現がシンプル。これもデザインの当たり前。でも街で見かける見かけるクルマ達を見たまえ!君たちが残業して拵えたほとんど(全てといっても過言ではない)クルマ達の無残な化粧を。意味がない装いは端から陳腐化する。もうそれはわかりきっているので過剰な装いはもう止したまえ。

③表現哲学を継承したまえ
美しいクルマの骨格には理由がある。そしてその理由には流行り廃りがないはずだ。本質の追求表現が君たちデザイナーの仕事だろう。だったら同じクルマのモデルチェンジで本質の追求表現たる骨格を意味なく変えるのは絶対に止めたまえ。


このたった三つを具体化するだけで君たちのデザインは我等が期待する、納得出来るクルマらしいデザインに変わる。それはただ消費される存在ではなくずっと付き合っていける相棒としてのデザインだ。
君たちデザイナーはそのために仕事をすべきだ。カイシャという組織の細胞として見た目無気力無味乾燥で古くなれば躊躇なく捨てられるデザインを一生懸命拵えるのはもう今日から止めたまえ。それを続けることは君たちデザイナーの人生の損失だ。




当たり前のことが当たり前に表現出来ないクルマのデザインの現実。
我等が多くのクルマ好きが理屈抜きで好きになれるデザインが当たり前になるのは一体いつの日か…







Posted at 2017/07/16 15:31:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年07月15日 イイね!

全然 駄目!




デザインで莫大な数を売ってきた、売らざるを得ないメガ・メーカー。
企業自体の存続を優先するのは何処のメーカーでも全く変わらないものの、企業規模そのものが大きければ大きいほどその維持を担保するデザインは難しい。
このクルマも当然、その使命を背負ったデザイン。
我等からすると全然、響かない駄目なデザイン。
売らざるを得ないデザインは我等が求める当たり前とは全く無縁なのだ。


このメガ・メーカーのデザイナー達は極めて優秀だと思う。
メガ・メーカー自体の規模と存続がそのデザインの優秀性を証明している。
だが売らざるを得ないデザインしか出来ないやらせてもらえないデザイナー達は果たしてシアワセだろうか?

このメガ・メーカーの新型車を見る度にいつもそんな疑問を抱いてしまう。
beautiful monster このキャッチコピーはこのクルマではなくこんなクルマのデザインしか産み出せないこのメガ・メーカーそのものだろう。
Posted at 2017/07/15 16:48:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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