取り敢えず一区切りになるBRZ。
哀愁が漂う。
ざっくり言えば下働き的な生産は昴、上位プロデュースは豊田なこのコラボクルマ。
豊田はプロデュースは秋元先生的にとてもとても上手い奴だけれどそれでも得手不得手があるわけで今回は失敗だ。
スポーツカーは映画でいえばエンタメ大作的な娯楽作品であり持続するワクワクを提供する文化は豊田には難しいことをまた補強してしまうような結果になったのは残念だ。
持続する愛されるエンタメは本当に難しいのはまぁわかる。
アルファロメオだって4Cをやめるのだから。
ロードスターは例外中の例外だろう。タイミングや運がたまたま良かったこともあるのでマツダみたいな継続はどこも難しいのは当然だ。
筆者みたいなクルマ好きは常にクルマのこと、スポーツカーのことを考えている。いや考えているというより溺愛、偏愛していると言うべきか。
豊田のクルマには筆者みたいなクルマ好きに訴求する要素が極めて薄く
ここを見つめないとどんなスポーツカーやある種の(走りや外車潰しの)レクサスを企画しても上手くいかない可能性が高い。
基本はこうだ。
カッコいいスポーツカーが欲しいッ!
よぅしッ!集まれッ!バカ共ッ!
各々が抱えるつまらない通常業務を粛々と片付け休憩時間、残業時間、休日出勤時間を自分たちだけが欲しいクルマだけのために時間に充てる。
仕事は超過密日程だがそういう仕事で精神的に病む奴はひとりもいない。
スポーツカーを作るバカはシアワセなのだ。
豊田にもそういう人間はたくさんいるけれど組織がそれを許さない。
マツダはレア中のレアなのよ。
Posted at 2020/04/25 09:43:48 | |
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