だだ( ´∀｀)のブログ一覧

今日は実に蒸し暑い日でした。日中は流石に作業できなかったので、夕方に簡単な作業を。
調子良く動いていて、何の不満もないのですが、FCRのお掃除を。

まずは外します。メンテナンス性は抜群です。繋がってるのはスロットルケーブルと燃料ホースのみ。だってチョークはついていないんですもの。


無事外れました。


そして外せるジェット類は全て外して。エアスクリューとパイロットスクリューは締め込み量を覚えておきます。


そしてキャブクリーナー漬けにして、程よいところでブレーキクリーナーで洗浄して組み直して

この勇ましいケーヒンの文字は車につけると隠れちゃうので、せめて今だけ。
それにしても、吸ってやろうと言う意気込みを感じるキャブです。

そして元通り。

でもなんだかアイドリングが低くなってしまいました。キャブは本当に微妙だなぁ。
エアスクリューとパイロットスクリューは締め込み量は同じなんだけどなぁ。

しばらくエンジンを回しているとアイドリングも落ち着いて来ました。でもなんだかバラす前の方が調子が良い気が。しばらく様子見です。

夏のセッティングを夏のうちに見つけようとしていたのですが、暑くてグダグダしている間に早くも秋。季節は待ってくれないです。ま、いいや。冬のセッティングを見つけよっと。
で、久々のセッティング。前回プラグを6番→5番に換えて、焼け色は少し良くなりましたが、再度見てみた時はビックリするくらい真っ黒。と、言うことでMJ#130→#128に落としてみます。

外して


メインジェット換えて

FCRはフロート室底のプラグを外すとすぐにメインジェットが換えられるので便利です。

また戻す。


燃料ホースとスロットルワイヤーしか繋がってないのて、メンテナンス性は抜群です。

で、一回りしてみると、プラグの電極下ガイシのカーボンが全て焼け飛んで今度は真っ白。

むむむ？？？これはメインジェットを換えて云々の焼け色の変化じゃないな。

一旦、前回と同じ6番プラグに戻そうと、バイクパーツ屋さんに行って、6番プラグを買って新品にその場で交換。

で、家まで15キロ程度の下道を走ってきて、チェックすると



悪くないのです。番手を上げたので5番よりもっと黒くなるはずなのに。また頭の中が？？？だらけです

で、悩んでいるとふと思いました。仮説ではありますが、加速ポンプがプラグの焼け色に悪さをしているのではないかと。
加速ポンプはキャブレターの弱点である、アクセル急開時の燃料不足を補うために急開時だけ、ガソリンを追加で吹くものですが、エンジンを切る前に加速ポンプを働かせてしまうと、真っ黒になってしまうのではないかと。

今回は家に着く前にプラグチョップになるように、回転高めからエンジンを切りましたが、これが加速ポンプを働かせなかった結果だったのでは。

そうなるとやはり焼け色で判断するのではなく、実走のトルクの出方を信じて、そしてプラグを見る前には加速ポンプを働かせない様にする事が必要そうです。

この仮説、正しいかどうかは今後の実証次第です。理屈は通ってると思うんだけどなぁ。


今日の油温はMAXでもこんな感じ。やっと普通に走れます。

ようやく涼しくなって、運転も作業も出きるなぁと、キャブセッティングの続きです。
乗った感じは悪くないのですが、プラグの焼け色がどうにも燻りすぎで。大事なのは乗った感じであり、プラグの焼け色にとらわれすぎちゃいけないとわかっていても、やっぱりビシッときつね色をめざしたいのです。

ガイシの部分がちょっと白く、ネジ座面は煤けていますので、ニードルを濃いめに、スローを薄めに、メインジェットはこのままで良いかなぁ。と言ったところでしょうか。

煤がはがれているのは、外すときにどっかに当ててしまったからです。

全部いっぺんに変えると、どこの変化かわからなくなってしまうので、今日はニードルだけ。
クリップ位置を一段下げます(＝ちょい濃いめ)

ニードルは車載状態で変更できるのでとっても楽ちんです。

で、一回りしてこんな感じ。

うーん、狙い通りガイシは少し良い色になりましたが、電極とネジ座面はますます煤けました。乗った感じは悪くないんですが。

次はスローを絞るか、メインジェットも絞ってみるか。結局どっか変えると全部に影響するので、ひたすら繰り返すんですね。終わりがないのはわかっているのでのんびりやります。ハイ。

今日の油温はこんな感じ。やっと安心して乗れる季節になってきました。

今日は年休なので昨日の続きを。
昨日のガスケットを無事取り付けしました。これだけ厚いと見た目だけでも安心です。


そして、中開度を決める為にようやくニードルの調整へ。車載状態で外せたら楽なのにな。と思っていましたが、無事外すことが出来ました。今後のセッティングもかなり楽です。

ニードルを抜くのにピンセットは必要でしたが、この程度は手間のうちに入りません。

ニードルを抜いてみると、溝が7個もあります。さすがレーシングキャブ。調整代が大きいです。

プラグの焼け色を見るにマージンはありそうだったので、少し薄めに4段目→6段目まで振ってみました。
低開度のスローと全開度のメインジェットがほぼ決まっているので安心です。

そして試運転。狙い通り中開度での伸びが良く、トルクも低下していない結果になりました。

これで、一旦はセッティングは決まりです。
調整代の大きいFCRなのに、ほぼプリセット値で決まってしまったのは物足りない様な、安心したような。もっともプリセット値で決まったと言うことは、このエンジンに対して適正だったと言うことなのでしょうけれど。
また、季節が変わったら微調整します。
やはり慣れているピストンバルブのキャブはどこをどうしたらどうなると言うことがわかっているので、とてもセッティングがしやすいです。

今日は母のポルシェシューティングブレークのオイル交換をしまして。ポルシェと言っても、農道のポルシェです。つまりスバルサンバーワゴンでございます。
さて、その後自分のブツを。今日はニードルのセッティングをしようと思っていたのですが、前回ガスケット切れによる二次エア(の気がする)症状があったので、机の上でガスケット作りです。
買ってきたのはタイトル画像のガスケット。厚さ1㎜にしようか0.8㎜にしようか悩んだのですが、切り出すのが大変そうなので0.8㎜にしました。


で、形を移してデザインカッターで切り始めたわけですが、固いのなんの。今もスマホを打つ手がプルプルしてます。二次エア対策なので、それなりの厚さが欲しかったのですが、0.8㎜にしといて良かった💦


で、無事ケガもなく切り出し終わりました。真ん中のガスケットは自作アダプター用なので作るしかありません。


で、吸気ポートの中にはみ出すことなく上手く出来ました。
寒くなってきたので車への取り付けはまた今度にします。


なので、しばらくはこの状態です。流石ダウンドラフトキャブなので、この状態でもオーバーフローしません。

さあ、次こそはニードルのセッティングができると良いな。