さて、結局もとに戻ったオイルパン。ノーマルの素晴らしさに感動したものの、本来の目的である油温の低下は達成できていません。
以前、真夏に115℃まで上がり、ゲリラ豪雨に逢って90℃まで落ちたことがあります。この気化熱を作り出せないものかと。実は以前から温めていたアイデアです。
まずはオイルパンへのダクトに小さな穴を空けまして。
次にパイプベンダーを使って銅パイプを曲げます。
そしてこのパイプはここに着きます。
上から見るとこう。
そしてガソリンホースの経路に沿って室内にパイプを通して
ボンネットの中まで引いて、ここに分岐バルブをつけます。このバルブ、熱帯魚のエアレーション用のバルブです。
最後は電動ウォッシャーに繋がります。
つまり、このボタンを押すと、オイルパンに水を噴射すると言う。オイルパンへのウォータースプレーです。
今回はかなり自信があります。この仕組みなら冷えない訳がない。油温がヤバくなってきたらポチッとな。と。
なかなか男のロマンな装置が出来ました。
さて、試運転スタート!
油温が上がりきってからポチッとしようと、それなりの距離を走ります。ここからはいつもの独り言です。
今日はなんだか油温の上がりが遅いなぁ。
下道でも90℃位は行くはずなのに、今日は80℃止まり。
そこまで今日は涼しい訳ではないのにな。
しょうがない。高速に乗ろう。
高速に乗っても80℃。なんだろう??
やっと90℃になった。それっ!クーリングブーストシステム起動!
あら?変わらん?なんで?冷えないわけ無いのに。
まさか、どっかでパイプ外れて、どっかが水浸し?
高速を降りてコンビニに寄って調べよう。
ウォッシャーボタンを押してもオイルパンから水が垂れてこない。なんで?やっぱり外れてる?
バルブを切り替えてウォッシャー側はどうだろう?
あれ?ウォッシャー出ない。
ウォッシャータンクは?えっ空っぽ?なんで?出掛ける前に水入れたのに???
あ、オイルパンって一番低いところだから。。。
サイホンの原理でスイッチ押さなくてもダダ漏れって事か?
だから今日は油温の上がりが遅かったのか。ボタン押さなくてもクーリングブーストシステム稼働だった訳ね。
で、水がなくなったから油温が上がったと。
と、何となく原因がわかりました。コンビニで水を買って、ウォッシャータンクに入れて、またしばらく走るとやっぱり空っぽ。
バルブを閉めて走ってみるとタンクは空にならず油温は90℃。
読みは間違いなさそうです。
家に着いて、試してみるとこの通り。約15分でウォッシャータンクが空になりました。
ただ、仕組みとしては悪くなさそうです。室内側にバルブを着けて、走行中に操作出来るようになれば、現実的な仕組みに出来そうです。
もうちょっと煮詰めないとな。
Posted at 2022/04/02 16:18:23 | |
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