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9月の長い夜。
俺たちの夏はまだ終わらない。
S15 with S15。この度はシルビアBros.でお送りします。
夜明けを目指してひたすら駆けたいと思います。
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9月。某日・某所・某時刻。
高速を降りて夜の高原リゾートステーションへ。例年より早い時刻に来た。道中ではまだ開いてる店も多かったし交通量もちょっとあった。それでも快走のひとこと。今宵は素晴らしくなりそうな予感がする。
休憩ついでにちょこっと撮影会でも。S15 bros.. We're ready.
では、リスタート。暗闇の中、森を抜けて北上する。快走快走ひたすら快走。
夜食を仕入れるために途中でコンビニに立ち寄ったが、オニギリもパンも品切れ状態。仕方ないので普段食べないようなショボイもので凌ぐ。
そしてここからはさらなるお楽しみステージだ。高低差1,000m以上、最高地点は標高2,000mを超える。そんな絶好の山岳路にて渾身の弾丸ヒルクライムを敢行。FRマシンとの一体感と咆哮のようなエキゾーストノートに酔い浸りながら緊張感とともに一気に駆け上がる。わははは。
途中、車内でトランシーバーがどこかにすっ飛んでいったが、どうせエンジン音と排気音に掻き消されて通話などできないから放置。それに、この疾走の流れを断ち切りたくない。'' アスファルト タイヤを切りつけながら 暗闇走り抜ける '' ・・・
『GET WILD』が流れてきそうだ(笑) 熱く激しく楽しいランデヴータイム。しかしハイビームでも足りなさすぎる。これ以上詳しくは書けない、察してほしい。
そして峠に到着。
けっこう疲れた、走行会で走るより疲れたんじゃないの。この上りだけでガソリン1/4を消費。てへ。
着いてみてビックリ・・・先客がいっぱいでほぼ満車状態。それでもどうにか駐車できてよかった。
ちょっと雲ってる。月明かりが輪を浮かび上がらせてる。月輪だ。普段「ゲツリン」って言ってるけど正確には「ガチリン」と読むらしい、ガチですってガチ。ガチでガチリン。
麓を見下ろす。さきほど通過してきた温泉街の明かりが山の中腹に見える。実際は地上も空も真っ暗だから肉眼ではこんな風には見えず、ただ街灯りのみがきらめいているだけだ。
この雲の厚さだと星景撮影はとてもじゃないが無理だ。それに寒い。これも想定内だったからがっかりすることもなく、夜明けまで車内で仮眠することにする。しっかり防寒対策をしていったつもりだったが寒くて何度か目が覚めた;
うーむ。また今年もやってしまったのだろうか。すごい霧です。どうやら雲の中にいる模様。本当にありがとうございます。
夜明けまでまだ時間あったけど場所取り合戦が始まる。自分も三脚を立てて場所をキープ。せっかくなので曇り空だけどシャッター切ってみる。肉眼ではほとんど見えないけどカメラは星をとらえてくれた。まるで昼間のような写りだけど実際は暗い。
静かに夜明けを待つ。峠での気温は8度。平野部より15度以上も低い。そりゃ寒いわけだ。夏はどこ行った。どうやら俺たちの夏はさきほどのヒルクライムのことだったらしい。
予報が当たり、徐々に晴れてきた。隣の白S15は車内で爆睡中。起こそうにもなかなか起きやしない(笑) ちなみにこの日からNewカメラ投入だそうだ。やりますな。
夜の東側が明るくなってきた、夜明けは近い。ちょっとこの木がジャマなんですが~; 到着したときは暗かったから気づかなかったけど。
うっすらと月明かりに照らされてなかなかムーディーな。
朝焼け~。
壮大な眺め。遠近感がマヒする(笑)
中腹に湿原が広がる。池塘もある。
モーニングムーン。
結露がすごい。ガードレールもびっしょりだった。
それにしても人が多い。テント泊してる人までいた。さらに何台かクルマがやってきたが停められないからか通過していく。うちらは早めに着いておいてよかったな。
雲と青空のコントラスト。気温は低いけど陽射しが強いので暖かく感じる。これから良い天気になりそう。
HDR調で。
陽は完全に昇った。
高所での日の出シーンを心行くまで満喫した。では移動する。
後半に続く。
続編 coming soon...
Posted at 2017/09/17 08:54:30 | |
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