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2021年06月23日 イイね!

【春の奇跡】 天の川クライマックス (86で行く星景撮影 後編)

【春の奇跡】 天の川クライマックス (86で行く星景撮影 後編)














~~~ 世界の半分は闇でできている。夜を楽しもう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

地球上に影をもたらすことができる天体は5つだけらしい。
それは「太陽」、「月」、「金星」、「流れ星(明るい火球)」、そして「天の川」だ。

天の川は銀河。天の川銀河ともいう。地球のある太陽系はその中に含まれている。

天の川銀河を俯瞰することができたとするならそれは円盤状の渦に見え、その渦の中にある地球からだと帯状に見える。それが天の川の正体だ。

そこに存在する恒星の数は約2,000億~4,000億個。惑星の数は1,000兆~2,000兆個。惑星である地球はその中のひとつ。気が遠くなりそう・・・。

天の川を捉えると明るい部分もあれば暗い部分もある。その暗い部分は星がないのではなく、暗黒星雲によって光が吸収されてしまって見えないからなのだそうだ。まさか自分のブログでこんな用語を使う日が来るとは(笑)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





本編スタート。

今年の春の某日。
朝のTVニュースがこの日の大気は非常に乾燥していると伝えていた。夕方、知人との会話の中でもその話が出た。俺氏「ほぉー、これで天候と天体の条件が揃ったならホシトリストにとってはミラクルナイトだな」

ええっと、天気予報は・・・っと。

関東広域で快晴。雲マップ、オールクリア。微風。山間部、気温2~4℃。

天の川の方角と高度、そして月の方角を確認・・・これはいける。

「ふはははは!来たぞ!ついにこの日が来た!俺はずっと備えて待っていたんだ!」 ← まだ撮ってないのにすでに大星果を確信。(大丈夫か?)

装備を整え、86に積み、ハイウェイを走り、ワインディングを駆け、山間部の撮影地を目指す。激しく昂るモチベーションとインスピレーション。こんなにワクワクするなんて。



某所・某時刻。


地形、天の川の方角と高度、月の方角、夜明け時刻。それらを考慮し練ってきた作戦を淡々と黙々と遂行する。見上げるとすでに人生過去最高レベルの満天の星が煌めいている。月が隠れればさらに圧巻だろう。



Synthwave Satellite 86.



決戦時間は2時間半に絞り込む。試写してセッティングや構図を決めるのに0.5時間。差し引いて正味2時間の真剣勝負だ。





駄菓子菓子、いざ試写をはじめたら街路灯のせいでフレアやゴーストが発生してしまう。・・・絶句。動揺を隠せない。先ほどまでのワクワク気分が一転して急速に冷え込む。

カメラの向きを変えたら構図が崩れてしまうし、三脚ごと移動するしかないが背の高い草木をかわさねばならないので、なかなか良い位置が見つからない。星景撮影は一枚あたりの撮影時間が長いのでバッテリー消費が早い。すでに1本終了。時間も押してきた。



・・・も、もしかして、これはまさかの急転敗北パターンか? 焦る。移動・設営・試写の繰り返しでこの寒い中にもかかわらず大汗をかいている。

そして月が沈むころ、どうにかこうにか位置決めに成功。フレアもゴーストも出ないし構図も不満なし。やった。




さぁ来い、SEVEN SECONDS in HEAVEN.

どーん!


湖の奥には吊り橋が見える。さらにその遠くに見える山頂の標高は2,000mを超える。かつて真冬の深い雪に覆われたあの山頂に俺は独りでいたんだ。そして単独で山頂からの雪上ダウンヒルを成功させた。この俺こそがその時代のKAMIKAZEだ。ここから見えるとは知らなかった。その山頂から天の川が立ち上っている。なんという感動、なんという高揚感。

月が完全に沈み、天の川がいっそう鮮やかに浮かび上がってきた。



グルグルショット、60分。


ほとばしってます。


刻々とその位置を変えていく星々。


クライマックス。


これまでの星撮り活動の集大成がこの一夜に。関東でもこれだけ撮れるなんて。天文雑誌に載ってそうなレベルで、自分で撮ったのか疑われそうな気がしてきた(笑)



自宅に戻ってPCモニターで確認しなくてもすでに十分な星果を確信。
「SEVEN SECONDS in HEAVEN while the Earth sleeps.」
このフレーズに恥じない星果を得たと思う。

人類の感覚からすれば無限に広がるとも思われる、そんな宇宙の闇の中でほとばしる銀河。これを超える被写体を俺は知らない。

熱いコーヒーで一服しながら感動の余韻に浸る。この先当分忘れることのないものすごい夜だったな、と。疲れたけどそれもまた心地よい。こんなに美味しいコーヒーは初めてです。

ああ、感無量。

ではまた。




Posted at 2021/06/23 21:26:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2021年06月21日 イイね!

【WN vs ヤフー】 天気予報サイトはどこを見るかって話 (雑感)

【WN vs ヤフー】 天気予報サイトはどこを見るかって話 (雑感)














俺氏は普段は「ウェザーニュース」派。次に「tenki.jp」。

(サイト名はウェザーニュースだけど運営企業名はウェザーニューズ。濁点がつく)
(tenki.jpは日本気象協会)

星を撮りに行く際はそのほかに雲マップや風向きマップも併用する。とくに山間部は天候変動が早くて激しいので時刻ごとの予報は大いに役立つ。



ネット上には様々な天気予報サイトが乱立しているけど、いずれもその情報源は「気象庁」か「日本気象協会」か「ウェザーニューズ」のようです。また、サイトによってはその3つの情報源を時間帯や日によって使い分けをしてるという話も聞きます。

俺氏の周囲ではヤフー派が多い。PCやスマホのWEBホーム表示をヤフーに設定してる人が多いからでしょう。なので知人と出かける際の天気についてのやりとりは「ウェザーニュースvsヤフー」の図式になることが多い。



争点は「降るのか降らないのか」であって、晴れか曇りかはどうでもいいのであーる。

俺氏の経験則から言わせてもらうと、

【ウェザーニュース=辛口判定】
 降ります降りますと言っておいて実際は降らないこと多し。
 降られる覚悟でいても降らなかったらラッキーなんだけど、
 中止にしたときは決行すればよかったとなるので腹立たしい。

【ヤフー=甘口判定】
 降りません降りませんと言っておいて実際は降ること多し。
 降らないと油断してるときに降られるとムッキーとなる。

ラッキーなのかムッキーなのかでその日の感想が変わる。

(なぜヤフーが甘口なのかは推測ついてるけど、ここで書くと問題になりそうなので割愛。)

自分が決行したいときは甘口判定のヤフーをスクショして相手に送る。
中止にしたいときは辛口判定のウェザーニュースのスクショを送る(笑)。
誘導合戦が起きるわけです。



そのウェザーニュースなんだけども、PCサイトと携帯サイトで予報が異なるんですよね。一体どういうことなの。公式HPによると順次統合していきますとなってるんだけど、現状では予報士が異なるんですかね。



一昔前は(ってネット時代の前だけど)、雨天中止と決まっているアウトドアイベントの際は、前日22時の気象庁の天気予報電話サービス「市外局番+177」を聞いて判断するというのが暗黙の了解になっていた。降水確率60以上なら中止、未満なら決行、みたいに。

ところで今現在の俺からは想像もつかないだろうけどかつてはバリバリのアウトドアマンでして、365日・天気・気温・標高・24時間すべて関係なく行動許容範囲。雨雪凍結暴風関係なし。エニタイム・エニプレイスの実行者。ただし台風は交通難民になる可能性あるので要注意だ。そこで得た経験や知識はいまだに人生に大いに役立っている。

とくにオチも何もない。以上です。

ではまた。




Posted at 2021/06/21 22:47:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2021年06月15日 イイね!

【春の星空】 86で行く星景撮影 (前編と中編)

【春の星空】 86で行く星景撮影 (前編と中編)














冬の間は撮影に行かなかったけど、何もしていなかったわけじゃない。これまでの復習と検証と反省、そして新たな知識の蓄積に努めていた。自宅バルコニーからのコソ練も。

撮影を始めて約4年。1年休んでいたので正味3年。そんな短期間でモノになるとは思ってないし、けして舐めているわけでもないけど、そろそろいくらか本格的な星果をあげたいところ。

目指せ、脱初心者(笑)。



今年の春の星撮り活動、まずは前編です。

某日・某所・某時刻。

以前にも撮りに来たことのある湖にて。
そのときより経験値もスキルも上がってるはずなので、星果の上書きをしたい。

すぐそこに86がいるんだけど暗くてわからないね。気温2~3℃。ほぼ無風。


狙うのは天の川。これまでで一番具合よく撮れた~。冬の間の蓄積が大いに役立った。めっちゃ嬉しいわ~。対岸を通るクルマがいなかったのでいかにも山奥のような画になった。手前は真っ暗だけど湖面です。市街地が近いので光害はやむなし。



天の川は十分に撮れたので満足。堤体の反対側を撮ってみる。


バッテリーの残量が少なく、夜明けも迫ってきているので、手短に約30分間の光跡グルグルショット。ちょうどクルマが通って行った。ヘッドライトの光跡が良い具合。


撮影を切り上げて撤収準備をしだすころ、風が出てきた。堤体は高台にあるし遮蔽物がないので僅かな風でもとてもつらく感じる。

これは以前来たときの撮影。


夜が明けた。






ここから中編です。

また別の日。某日・某所・某時刻。

ロケハンついでに少し撮影もしたい。

この日は天の川がある方角に月が出ているので天の川は諦め、月明りをうまく活用した星景を狙う。

この日も気温2~3℃。




事前に目星をつけていた撮影ポイントは畑の柵が高くてフレームに入ってしまい、画的によろしくないので困った。周辺をうろちょろ何度も何度も行ったり来たりして都合の良いポイントを探す。危うく撮影地難民になって途方に暮れるところだったけど、どうにか妥協できるポイントを発見。

駄菓子菓子、山側に接近しすぎて山塊の横幅が半分しか収まらない。後日明るいときにロケハンをやりなおさないと。ちなみにカメラが傾いてるのではなくて、畑のほうが傾いてます。


でも光跡画像はうまく撮れた。月明りで岩山も鮮明に写せた。星果としてはよろしいのではないでしょうか。


北斗七星。


装備を片付け、86を数十分ほど走らせて次の撮影ポイントへ向かう。幹線道路でもあり道中いくつも集落を抜けてきたにもかかわらず、一台もすれ違わなかった。真夜中とはいえ、みんな本当に寝静まってしまったんだね。路面もよく快適な貸し切りドライブを楽しめたけど、静かすぎて却って不安になってしまった(笑)

さて、今度は水辺で北極星を中心にした光跡を狙う。クルマを降りてから撮影ポイントまでは何百メートルも離れている。しかも、月明かりがあるとはいえ肉眼ではほぼ真っ暗だ。持っていく装備をトランクの中で仕分けして最小限に抑えることにした。


設営を済ませ撮影開始。駄菓子菓子、撮影中にレンズが凍結してることに気付いて、思わず悲鳴が出そうになった。このショットは台無しだ。だから横着せずに最初から対策をしてからにしろとあれだけ・・・(以下略)。

気付いたのが撮影開始から15分後くらいだったのでまだマシだけど、これがもし数時間後とかだったらショックのあまり魂が抜けてしまったことだろう。

ええっと・・・レンズヒーターは、っと・・・(カバンがさごそ・・・)

がーん! ない! クルマに置いてきちゃった!
(思わず魂を大気解放しちゃって気力ゲージがほぼゼロに)

この寒さ、この暗さ、この距離をまた往復すんの!?いやだわー。でも星果なっしんぐも、いやだわー。

猛ダッシュではるばるクルマまでを往復して対策装備を持ってきた。何年ぶりだよこんなダッシュしたの。息を切らしながら凍結を取り除き、ついでだからともっと構図の良い場所まで移動する。展開してしまった装備を移動させるのってすごくたいへんなんだよね・・・。


大幅に時間をロスし、夜明けまでもう時間がない。撮影時間は控えめの30分くらい。分度器をあてがって北極星をフレームのセンターに持ってくるように狙ってみた。

でもって撮れたのがコレ。諦めなくて良かったです(笑)


あっという間に夜明けがきた。朝焼けの中、湖面から立ち上る水蒸気が幻想的です。熱いコーヒーで一服しながら夜明けのマジックタイムを満喫。




気力ゲージが回復したところで帰路についた。

教訓:星撮りで横着は厳禁

さて、後編はこれまでの星撮り活動の集大成となる【会心の星果クライマックス編】になります。

後編 coming soon !!!

ではまた。




Posted at 2021/06/15 21:08:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2021年06月09日 イイね!

【5.23】 群サイフリー走行

【5.23】 群サイフリー走行














おなじみ日本のニュルブルクリンク「群馬サイクルスポーツセンター」。

今年もすでに始まってます、ターマックシーズン。



一週間近く連日雨天続きだったので路面状況は良くないだろうなと予想。開催当日も高確率の雨マークだったので実のところあまり気が乗らない。

雨天時の走行は貴重な体験でよい練習にはなるのだけど、パドックワークがとてもつらい。荷物は濡れるし、自分も濡れる。そのためにイベント中はテントがあると大助かりだけど、そもそも雨の中での設営や撤収作業がつらい。濡れたテントは持ち帰ったあと乾燥させないとならないのでこれまたたいへん。

86のトランクは狭いのでシルビア時代に使ってたテントはもう積めない。よってテントも収納サイズがより小さいものに買い替えた。この日初めて広げたけど、降ろした荷物もあるから2人で使うとやはり狭い。とはいえ、雨天時や快晴時には有ると無いとでは大違い。いや、そもそも雨確定の日はもう走りに来ないか、大会でもない限り。



走行枠開始直後のコースは濡れ落ち葉だらけで窮屈な走行ラインを強いられたけど、気温上昇とともに乾燥。そのあとはイケイケルンルン。86楽しいわー。


この日に注力することは以下3点に特化。

・左手の操作の見直し
・LSDの効き具合と特性の確認(とくに登りヘアピンでの立ち上がり)
・ドライブモードごとの再検証

スポーツ走行時だとどうも左手のストロークと装置側のストロークとが合ってない気がしてきた。それと変速スイッチは人差指と中指を使うことを想定して製作したのだけど、中指と薬指を使った方がいい具合かも。しかし私の場合薬指(あと小指もだけど)は感覚がないので操作に確信を持てないのが悩ましいところ。たくさん走り込んで習得するほかないですね。

いま純正LSDを使っていて駆動輪がインリフト気味になると失速してしまう。接地が回復した途端にLSDがギュギュッ!と急激に効く感じがしてちょっと怖い。対策としてリヤをスライドさせながらインリフトしない姿勢を作ってコーナーアプローチすると、失速もなく急激な効きもなく実に安定している。86は非力なのでとくに登りコーナーの処理はとても重要だと思う。

ドライブモードはMモードとスポーツモードを比較。
ガチアタックなら迷いなくMモードでいくけど、スポーツモードがどのようなタイミングでシフトダウン&ブリッピングを行うのかよく観察して、Mモード走行時の参考にしたいな、と。
スポーツモードってよくできてるんですよ。でも軽く流しても140km/hとか出ている状態からのハードブレーキングの際に、本当にコンピュータ任せでシフトダウンしてくれるのか不安を感じてしまうので、ガチアタックでは使う気にはなれないですね。

徐々に課題が見えてきたところで本日の走行は終了です。



のんびり荷物片づけしてチュリニで昼食とって、スタッフさんたちと談笑しつつ貴重な情報を仕入れ、撤収。



天気予報と違い、小雨が若干パラついたくらい。強風予報だったけど敷地内では問題なし。しかし上空の雲の移動速度はかなりのものだった。


晴れ間が出たらすごく暑かった。梅雨入りなんだか夏到来なんだか。そんな一日。


(まん延防止等重点措置の対象地区外であることを確認し、その上で細心の注意を払いつつ行ってきました)

ではまた。




Posted at 2021/06/09 23:47:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

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「俺のシルビアより俺の86のほうが速くて感激。」
何シテル?   07/26 09:26
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