(画像はすべてネットの拾い物です)
先日、胃カメラ(内視鏡)検査を初体験してきました。
2週間ほど吐き気や胸やけが続いたので心配になりました。えー、ワタクシ、胃の感覚がない人間なので、そのせいでカラダの異変に気づくのが遅れたかもしれません。病院で相談したところ胃カメラ検査を受けることになりました。胃カメラ初体験です。
一応、胃カメラ検査の心構えはしておきたかったので先に友人に訊いたところ、「鼻の穴から入れるんやで~、太さは5mmくらいやで~、麻酔も薬を塗るだけだし、楽勝やで~、5~10分くらいやで~」ということだった。ふむ、それなら楽勝だな、と。
そして、検査当日。スタッフは医師1名・ナース1名。
口から入れるとのこと。(えぇぇ、俺が聞いたのと違う・・・)
しかも予想してたのと違って胃カメラのチューブが太い、見た感じ10mm以上あるんだけど・・・。
医師 「喉を最初の部分が通ってしまえばあとはラクですからね~ 5~10分あれば終わりますからね~」
喉に麻酔薬を吹きかけて、胃カメラを口からインサート。ずっしり重い、そして冷たい(笑)
ちと苦しかったけれど麻酔が効いていて喉に痛みはない。う~ん、痛くはないけど感触はわかる気がする・・・もしかして麻酔が弱い? でもオケ、5~10分でしょ、これは楽勝だ。さっきまで内心かなりビビってたけどな。
ところが、すぐに終わる様子がない。医師とナースの会話と様子からしてどうも機械の調子が悪いようだ。「タンクが~」とか、「水が~」とか、「ポンプが~」とか言ってる。おいおい。そういうのは患者にわからないようにやってくれよ。
不安になりつつ腕時計を見るとすでに10分は経過している。あれっ? もう終わるんだよね?
医師 「大丈夫ですからね~、もうすぐ終わりますよ~」
おいおい、出前かよ。終わる気配ないんだけど・・・。うごごごご・・・。おげぇー。
医師 「大丈夫ですか~?」
大丈夫じゃねーよ! おうぇ・・・、声出せねーし! さっきからものすっごい苦しくなってきてるんだけど!
医師 「(機械の)調子悪いな~、オリンパス(業者)呼ばなきゃ~」
機械の調子悪いならもうここで切り上げてくれよ さっきから苦しくてヤバい。腕時計を見ると30分経過している!!! ちょマテヨ。喉の麻酔が切れてきている気がする、喉の周りと胸の中がひどく痛みだしてきた。気のせいじゃない、ぜってぇー感覚が回復してきている!
味わったことのないタイプの痛みで不安で仕方ないが、違うことを考えて痛みから気を逸らそう・・・。この俺が痛みで音を上げるなんてことは絶対にあってはならん!
いやいやいや、もう無理、ギブアップだ(はやっ
医師の体をタップ。た、たすけて~、おねがい。
駄菓子菓子、医師は検査を止める気なし、強引にやり切るようだ (困惑;)
いつの間にか増援を呼んだらしく、ナースが3名に増えていた。
もう一度、今度は強めにタップ。や、やめれ~
医師 「大丈夫! もうすぐ終わりますから~」
だから出前かよ! 止めてくれって合図してんだよ〇ゲ!(本当にハ〇てた、知的ハゲ、あ、書いちゃった)
絶望感に襲われているところでやっと終了。ズボボ~っと抜き取られて検査終了。おうぇーーーーーーっ!
胃液だか唾液だか液体をたくさん吐いて終了。涙まで出てる。ついでに鼻水も。しかも前日の夜から何も食べてないので激しい眩暈までする。ちくしょー、なんて日だ。
腕時計見たら35分以上経過していた。全然5~10分じゃねーし。
医師 「(機械の)調子が悪くてどうなるかと思いましたよ~」
おいおいおい!そりゃ俺のセリフだぞアホボケカス! これ、医療事故じゃねーのかよ(大困惑);
どうやら胃カメラのチューブの先端に水の噴出口と吸引口があって、胃壁とカメラレンズを水で洗い流しながら撮影し、またその水を同時に吸引して胃内から回収する仕組みらしい。そこが不調だったとのこと。
苦痛からの解放感と安堵感と残った吐き気と眩暈が重なり、とてつもない疲労感と脱力感に襲われた。しばらく診察台から動けなかったけれど、ナースたちに慰められつつ介抱されつつ、どうにか帰路につくことができたのであった。
ほんとヒドイ日だった。愛嬌あって憎めない雰囲気の医師ではあったけど。
(胃カメラのネタにもかかわらずブログなげぇーな、笑!)
あ、ちなみに検査結果は軽度の胃潰瘍でした。がーん。
ではまた。
Posted at 2019/01/28 22:19:10 | |
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