今回はタービン周辺と水ラインなどについてのレポートです。
画像大量投下でお送りします!
ちなみに
前回のレポートはこちら
エキマニ+タービン+アウトレットパイプが外れました。
これはコンプレッサー側。右側の丸いのはアクチュエーターですね。
アウトレットとの固定部分が固着してます・・・。
が、なんとか外れました。→ナット終了。
エキマニ子ちゃんとアウトレットを切り離しました。
10.8万km、お疲れさマンタ。
しかし、外部からの様子では比較的程度良好の様子。⇒ 嫁ぎ先募集。 《 希望の方はご連絡を 》
モデルナンバーは「14411-75F00」でした。つまり、S15後期タービンです。
GARRETT(ハネウェル社)製です。が、ラベルには国産と記されてます。
O/Hキットは3万、専門店に頼むと5.5万くらいでO/Hも可能です。
S15シルビアでは通称・前期タービン/後期タービンというものが存在し、これは後期タービンでした。
ちなみにS15AT前期はS14AT・MTと共通モデル。←S15なのに14用使いまわしとか悲しすぎる。
S15後期になるとATもMTも共通のタービンに統合されてます。
なお、S15MT前期とMT後期でもモデルナンバーが違う模様。
実際のところ、S14用もS15用も大差ないと言われてますが、年式的にもS15純正の方が流用に人気ありますね。
ここから排気ガスが入って、フィンを超高速回転させます。
ここからその排気ガスが出てアウトレットパイプへと流れていきます。
ウォータラインを点検します。
パカッ。
ウォーターポンプを外しました。
エンジン側。スラッジが付着してます。
ユニット側。
ファンベルトでウォータポンプのプーリーを回すことによって、
このスクリューが回転し、冷却水を循環させます。
回転速度が速すぎると場合によっては、スクリューの羽根の裏側に発生する負圧で泡立ちを起こします。
それもオーバーヒートの要因のひとつになります。
* なお、工場での点検では「規定値を超える抵抗があった」そうです。
ハウジングを外してサーモスタットを交換します。
スラッジが付着してますね。
* これも点検の結果、「規定水温で開ききれてなく、開閉率が悪い」との報告がありました。
新旧比較。(純正品:社外品)
若干、形状が違うようです。
高さも若干違うようです(?)。
冷却水の流入口部分。
汚れが膜みたいに付着してますね。
これはインレットのパイプでしょうか。
内部はスラッジで真っ白です。
ワイヤーブラシを使ってスラッジを清掃します。

↓ ↓ ↓ ぴっかりんこ。
引っかき傷はスラッジが再付着しやすくなる可能性があるので、綺麗に後処理します。

↓ ↓ ↓ つるっすべ。
オイルラインは正常とのことでした。
が、オイルに冷却水が混じってしまっていたので、オイル流路やオイルクーラー内部を洗浄します。

↓ ↓ ↓ 洗浄にはパーツクリーナーやガソリンを使います。
NEXTエンジンです。
清掃や点検の済んだパーツを順次組みつけていきます。
オイルライン、水のライン、吸気経路、にダストが一切入らないようにして入念に作業を進めます。
以上、こんな感じで作業進んできました。
Next Report, coming soon.
Posted at 2010/05/27 20:06:51 | |
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SR20DETエンジン交換 | 日記