夜のしじま。
~The Stillness of Midnight.~
夜涼みドライブを楽しみながら、
マッタリズムに適した場所を求めて行ってきました。
マッタリ行こうなんて言っておきながら、
ヒルクライムで不意打ちの奇襲を仕掛ける銀色のクルマ(笑)
はい、到着。ここ、いつものダム湖。
背景は、見る者を吸い込みそうな漆黒の闇。
クルマから降りてあたりをマッタリと散歩。
夜風が気持ちいいのであーる。
だけどそのうち涼しさを通り越して寒くなってきた。
もう半袖シャツではダメだ~。
この2台+2人のほかに気配はない。貸切タイム。
「熊出没注意」の看板を見つけて軽くビビる。

↑このレンズの乱反射みたいなの、どうにかならんのか(- -;)
そしてこの静寂もたまらないほど心地よいのであーる。
あれ・・・? 静かだけど何かウルサイぞ。
ゴォォォォォォォォォォ・・・
まるで地鳴りのような低い音が谷にこだましている。
ダムの縁から下流側を見下ろしてみると・・・。
暗くて地面まで見えないけれど、どうやらダムからの放水の音のようだ。
すると「うゎー、ちょっと無理!」とか言って後退りしてる人、約一名。
そういえばこの人、高いところがダメなんだった(笑)
まぁ、たしかに地面が見えないせいで余計に高いところにいるように感じる。
でも、それじゃマタギ失格だろ~(笑)
また例の吊り橋に連れて行っちゃうぞ~!?
と、密かにニヤニヤしてたら突然「ドゴッ!?」っと。
「わっ!うぉっ!?え!?なんだとぉぉぉ!!!」
足元が暗くて見えなかったせいで排水溝にメカ足がはまってしまった・・・。
しかも両足。
「ケ、ケンタ先生!ヘルプミー!さっきは笑ってごめんなさい。だから助けてー」。
ふぅ。浅い溝でよかったよかった。
油断大敵。
つーか、歩道のド真ん中に溝なんて作るんじゃねー!
ダムの麓に広がる街の夜景も派手さはないがキレイだ。
湖面も対岸の街路灯の明りが映りこんでウツクシス。
でも得体の知れない何かが写ったら嫌なので撮影はしないでおいた(笑)。
駐車場脇の手摺から湖面を見下ろすと・・・?
ん~!??
ずいぶんと切り立ったところにあるんだな、この駐車場。
でも、この切り立ち方、ちょっと異常。なんだ?この違和感は・・・。
あとで調べてみたらこういう構造でした~。

ちょっ、空中構造。地表じゃなかったんか~い^^;
切り立ってるんじゃなくて、せり出てたのかー。
真っ暗で全然気付かなかった。
キミたち、ちゃんと白線の中に停めなさい。
あ、サーセン。
車窓から吹き込んでくる風は、一年ぶりの懐かしい匂いがした。
夏の終わりは近い。
Posted at 2009/08/30 07:14:34 | |
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