今度は内装の作業についてです。
【ドア内張り 交換・補強・加工】
着座姿勢を直したり背部などの除圧をしたりするときにどうしてもドア内張りの肘掛部分に体重をかけてしまうのです、ボクの場合。そして毎回同じ場所に肘をかけるのでその部分が割れてしまっていたのです。だいぶ以前にその部分の裏側に発泡ウレタンを充填して強度を補っていたのですが、長期的にみると材料が劣化するのがわかりました。そしてふたたび割れが進んできてしまっていました。
硬化したウレタンを取り除いて新たに充填しなおそうかとも思ったのですが、内張りの割れが酷くなってしまっているし、表面のビニール生地も破れてしまっているので・・・。内張りごと交換することにしました。
たいていのS15のドアトリム生地はビニールのような素材なのですが、新車販売期間の末期(約半年間)に設定されたVパッケージのものはパンチングスエード調のトリコット(織物)なので、ちょっとレアなのです。ブルーイッシュグレーとオレンジの2トーン。
Vパッケージ車は前座席にもドアトリムと同じ生地が使われています。Myシルビアの助手席はノーマルのままですので今回もVパッケージ用で統一したいです。中古美品が見つかるまで根強く待って、見つけ次第交渉して即決。ようやく入手。
今回は発泡ウレタンは使わずに、パイプで芯をつくりFRPでがっちり補強しました。思っていた以上に強度が出て、肘をかけて体重をのせても全くたわみません。肘が痛いくらいです(笑)
補強作業の画像は行方不明にて掲載なし。
あとはトランスアシストバー(兼サイドバー)と当たる部分を綺麗にカット、断面が白いので黒くペイント。切り欠いた部分からドア本体側が見えてしまわないように黒い化粧板を製作して取りつけ、見た目の違和感もなし。完成度高し。

ドアを閉めるとこのようにバーが半分くらい埋まります。

つまり、内装をカットしないとドアが閉まらないのです(笑)
【センターパネル 再塗装】
これはメーカーオプションだかディーラーオプションだかのメタル調センターパネル。正しい名称はセンタークラスターだったかな。メタル調・アルミ調といってもただの樹脂パーツです。塗装が劣化して色抜けしてきてしまったので、塗りなおしました。アルミをイメージしてシルバー系で。
【ドアSWカバー 再塗装】
これも同じくオプションのメタル調カバー。正しくはたしかパワーウィンドウフィニッシャー。ここも色抜けしてしまったので塗り直し。カバーを外そうとしたら樹脂の劣化が酷くてパキパキと割れてしまったので、本体を直接塗りました。なのでもうカバーではないですね。仕上がり良好、違和感なし。
【シートプロテクター 取り付け】
サイドサポート付近の生地が擦り切れてきてしまったので、保護パッドで延命します。質感もフィッティングも抜群、さすが純正品。
ちなみにシートメーカーに生地丸ごと貼り換えてもらおうと問い合わせたら、けっこうな費用と納期がかかることがわかり今回は諦めました。
内装は乗車中ずっと目に触れる部分です。パッと見た目では元とほとんど変わらないけれど、オーナー自身にはその違いがよ~くわかるのです。気分一新できて満足です♪
Posted at 2015/01/27 07:51:16 | |
トラックバック(0) |
メンテナンス | 日記