先日掲載した「愛車撮影(高原編)」のときとはまた別のツーリングです。
行ってから時間が経ってしまいましたが記事にしたいと思います。
今回のルートは何年も前から温存していたルートです。いや、正確には二の足を踏んでいたというか、なにか恐れていたというか。自分の心の在り方に自信が持てるまで来れなかったのです。そんな思い出の場所数か所をまとめてつなげて周ってくることにしました。自分の心の底に触れる旅でもあり、それはまるで自分が吐いたまま放置したゲロをまじまじと観察するような気まずさがあるのです。そして禊は己ひとりで来て事静かに済ませるべきものだと思うのです。
何言ってんだコイツ?と思いますよね。意味不明でも構いません、写真だけでも見てやってください(笑)
前日は洗車も済ませ遠出の準備。このボクにして珍しいことに、前夜は一睡もできなかった。
午前3時、ベッドから抜け出し、新しいシャツをおろす。
今宵はBGM付きでお送りします。
ではツーリングスタートです。
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秋の初め。
某日・某所・某時刻。
早朝の暗闇の中、高速をひた走ります。
この闇が続く限り俺はどこまでも走り続けられる! ←今宵も中二病全開です。
好きな曲を流しながら交通量の少ない深夜早朝の高速を走るの大好きです。
長いトンネルを抜けると・・・
いつの間にか夜が明けだしていた。
かつては冬季のオフトレのためによく通ってきたエリアだけど、深夜に来て朝まで車内で寝て一日ゲレンデで滑って日没後に帰るから、実は明るい時間帯の周辺景色を見たことなかったりする。
だから懐かしい場所だけど懐かしい景色ではない。
高速を降りて朝食を済ませ、さっそく山登りです。
ここは当初予定してコースではないけれどここまで繰り出すならついでに走ってしまおうかと。
朝陽。
朝焼けの中、どんどん標高を上げていきます。
道路脇はススキだらけです。いかにも秋っぽい感じです。
麓に低雲が立ち込めているけどこれはこれで美しいじゃないですか。
朝陽の反対側はこの通りの展望。
路面の滑り止め加工のせいで走るとガタガタ揺れるけど景色が良いので許す(笑)
ぐんぐん陽が昇ってきます。シルビアもどんどん標高を稼ぎます。
快晴。空が真っ青です。さっき見えた電波塔までやってきました。
山の稜線の北面側は木々が紅く色づいてきていました。紅葉にはまだ時期が早いと思って期待していなかったからラッキ~。
山あいの棚田にポツンと立つ一本木。なぜか心に残った光景です。
稜線から外れ、中腹まで降りてきました。ここからさらに下った先が目的地です。このあたりの紅葉も鮮やかでした。
10年以上前に来たことあるけどこのあたりのことはまったく覚えてなかったです。思い入れは非常に強かったはずなのに景色を覚えてないなんてね。不思議なもんです。
麓にて。架線がないからディーゼル線ってことか。民家の造りが完全に豪雪地帯スペック。
目的地についてしばし徘徊。新しくバイパス道路が整備されていたりして少々雰囲気が変わっていたけれど、当時を思い出すには十分だった。そしてあまり長居する気にはなれなかった。
深くは語るまい。写真も割愛。
もう二度とここに来ることはないだろう。
では次の目的地を目指します。
農水用の取水ダムかと思ったら水力発電用のダムでした。
クルマで通っていいのかどうかわからなかったけど、進入禁止の表示もないようだし道幅もあったので突撃~(笑) いいとこだー。
ここへ来るだけでも山道をずいぶんと走ってきました。
そして今度は数キロにわたって続くひたすらまっすぐな農道。
ただなんとなく。
金色(こんじき)、ハーベスト。
そして道はだんだん狭くなり・・・
今度はススキに囲まれた道がずっと続くのでした・・・。
暖かい、そして穏やかなひととき。先ほど訪れた場所のことでしばらく物思いに耽るのでした。
まるでもう昼過ぎのような感覚がするけれど、しかし実際はまだ朝なんだよね~。先は長い。
以上、前編でした。
では後編に続く~。
後編 coming soon...
Posted at 2015/12/03 21:21:01 | |
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