ダンパーのO/Hと減衰力の仕様変更をした。
先日UPしたブレーキキャリパーの修理と同時に作業進行。

(この画像はイメージです)
いままでは「舗装されていればどこでも走る」をコンセプトにしていたから、大型サーキット~ミニサーキット~群サイ~峠道~高速~普段乗り、のすべてを想定して最大公約数的な仕様を狙っていた。
しかしギャップ通過時の突き上げに角があってゴツゴツ・ドスンガツン・ズサーッ・ガガガッといった具合で、普段乗りや群サイではドライバーの体力が勢いよく削り取られていく。
(ズサーッというのは突然グリップが抜けてしまう様子、ガガガッはABS介入)
それに対し、今度は「コンフォート&険道ツーリング」路線を狙った。
サーキットなどでは中途半端な戦闘力でタイムが出ず、しかしターマックでは跳ねてタイムが出ない。逆に戦闘力が低くてサーキットでもターマックでもタイムが出ない。どちらもタイムが出ないのなら乗り心地が良い後者の方がいいよね、ってこと。
初回注文時はサスペンションビルダーと電話とメールで打ち合わせをしたけれど好みの特性には仕上がらなかった。なので今回ははるばる直接訪ね、打ち合わせをして仕様を決めた。
前もって作業予約し短日程で仕上げていただいた。いい機会なのでアッパーマウントのピロボールも新品に交換した。
ビルダーから新仕様ではサーキット(とくに筑波)は完全に諦めてくれと言われたけれど、サーキットは年に多くてもほんの数回しか走らないだろうからそれでよし。またサーキットを走り込みたいときが来たらそれ向けの仕様にすればいい。
このタイミングでタイヤも新調した。
そろそろDLのZ2☆の後継モデルが出そうな気がしていたからそれまで待ちたかったが、それだと峠アタック最終戦に間に合わないので手配した。しかしダンパーとブレーキのメンテを優先させることにしたのでしばらく寝かせてあった。
ついでにリヤのタワーバーも交換した。
いままでのはメインシャフトがスピーカーボードの上を通るタイプのもので、立ち上がった形状のブラケットが邪魔をして減衰調整ダイヤルに手が届きにくかった。今度のはシャフトがトランクルーム内を通る一般的な形状のもの。これならブラケットが邪魔にならない。せっかくなのでDRYカーボン製シャフトにしてみた。すごく軽かった。ロールバーのせいで後部座席の背もたれが手前に倒せないので、作業はたいへんだった;
今月中旬にあった群サイ・フリー走行で試走するために上記の作業を間に合わせたけれど、積雪で開催されなかったので群サイでのインプレはまた来春以降ということになった。
よって、いまは普段乗り・高速・山道を軽く流してる段階だけど、これまでとはクルマの動き方が明らかに違うので早くドライバーが合わせていきたいところ。険道ツアラーとしてのポテンシャルは感じる。概ね好印象。そんな仕様の足となった。(ただしこれでサーキットには行きたくない;)
仕様変更についての詳細などはまた後日UP予定。
いまは大幅に快適性UPした足でのドライブが楽しくて仕方ない。
ではまた。
Posted at 2016/12/29 21:53:33 | |
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