音楽で言うところのマッシュアップ(mashup)というのは、
wiki先生によると、
「2つ以上の曲から片方はボーカルトラック、もう片方は伴奏トラックを取り出して、それらをもともとあった曲のようにミックスし重ねて一つにした音楽の手法である」。
どの原曲を選んだかによって印象は大きく左右されると思うけど、極めて完成度の高い作品に仕上がっている場合は何の違和感もなく聴けてしまいます。2つの曲が使われているとして、その両方の曲をあらかじめ知っていた場合は初めて聴いた瞬間の感激度が大きいです。
「え!?あの曲とあの曲が合体してこんなスゲェ曲になってるー!!(笑)」という具合に。
逆に原曲を知らなかった場合は、元からこういう曲なんだなと思ってマッシュアップであることに気づかないことも多いでしょう。
そんなマッシュアップのブームが自分の中で年に一回くらいやってきます。
ボクが大絶賛しているのはコレ。もうね、何回再生したことか。
原曲からしてハイクオリティなのに、それがさらに昇華したと感じる。
いまのところこれを超えるマッシュアップはない。
アデル vs モダントーキング。
原曲は
アデル『Set fire to the rain』と
モダントーキング『Brother Louie』。
(どうやら埋め込み再生ができないようなので別途Youtubeで観てください;)
アデルの歌唱力、まじぱねぇっす。3:38あたりからの歌声は圧巻。
(この映像の曲はマッシュアップをさらにリミックスしてあります)
もう一曲。
TMネットワーク vs エミネム。
原曲は
TMネットワーク『Get Wild '89』と
エミネム『Without Me』。
意外な組み合わせで驚いたけどその完成度が高くて思わず微笑んでしまう。
0:30くらいからフルスピードでカッ飛んできます。
さらにもう一曲。
純日本産のマッシュアップを語るうえで外せないのがコレ。
一見凸凹で強引な組み合わせだけど、その笑撃度でコレを超える作品はないでしょう。完成度も高い。
TM ネットワーク vs 吉幾三
『俺らゲットワイルだ '89』というタイトルまでついていて明らかに笑いを狙ってきている。コレは映像とセットで視聴すると楽しさ倍増です、ほとんど反則、ほとんどオーパーツ。宇都宮の種まきダンスと幾三の百姓ダンスのバトルも面白い。10年以上前に初めて視聴したときは笑い転げてイスから落ちそうになった。
原曲は同じくTMネットワーク『Get Wild '89』と
吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』。
(映像リメイク版は
こちら)
コレを作った人は間違いなく天才でしょ。ネット文化をフルに活用した音楽と映像による抱腹絶倒テロ。溢れ出る遊び心に拍手を送りたい(笑)
好みのマッシュアップを見つけたときは嬉しくなる。
クルマでいうならシルエイティとかになるのか。
「いいセンスだ」
ただ、原曲が自分が格別に好きなアーティストや曲だった場合は、思い入れのある大切なものを踏みにじられたようでなんか複雑な気持ちになるかもしれない。
それと、ボクはハードロックが大好きなので好きな曲のマッシュアップを探してみたのだけど、どうもハードロックはマッシュアップには向いてないっぽい。マッシュアップで相性が良いのは明瞭度の高いボーカルとアップテンポな曲調の組み合わせみたいです。
ともあれ、チョサクケンってなんだっけー状態だけどYoutubeさいこーでーす。
ではまた。
Posted at 2019/12/10 21:40:19 | |
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