~~~ Seven seconds in Heaven. ~~~
以前から使いだしたサブタイの「Seven seconds in Heaven.」は実際に撮影時間が7秒間だからというわけではないです。「セブン」と「ヘブン」で韻を踏んでるのと、イスラムやユダヤの教えで言うところの「第七天(セブンスヘブン)」へのオマージュのようなものです。それらのフレーズを使ってみたかったので。そしてそんな雰囲気が出るような作品を目指してます。
秋。
某日・某所・某時刻。
田園地帯。
月無し、照明を使わないと自分の足元が見えないほど真っ暗。
快晴、ほぼ無風。
開始時の気温2℃、楽勝。←もちろん嘘です、防寒・暖房装備フル投入で臨みます。
オリオン、あんなに高い位置だったっけ? フレームに収まらない;
オリオンが移動して下がってきたのでギリギリ収まった。
縦撮りでさらにプレアデスまでを収めます。
そうこうしてるうちに星はどんどん移動していきます。肉眼での観測ではなかなか感じないけど撮影しているとその移動速度に驚かされます。
風が吹かなければガスヒーターの前でだけは暖かく過ごせます。
星撮りは空や機材との対話そのものです。
常に留意しないといけないことが多く、気を抜けません。刻々と移動していく星の位置。肉眼では気づきにくい雲の流れ込み。レンズの結露や凍結の対策。被写体にクルマも含むなら、その結露や凍結の状況の把握←光の反射具合が変わってきます。そのほか諸々。
何かミスったら一晩が台無しになり得ます。
退屈なようで実は案外忙しいです。
その合間合間に息抜きやエネルギー補充も必要です。
熱々のおでんを食べたりコーヒー淹れたりして、夜キャンプも併せて愉しみます。
いつものグルグルショット。
撮影時間は約3時間半。
ものすごいのが撮れた。
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
動画にしてみました。
わずか18秒なのでぜひ見ていってください。
(3時間半もかけたものがたった18秒に・・・ぐぬぬ)
VIDEO
撤収直前。荷物が凍ってパリパリになってた(白目)。これはもう秋じゃなくて冬でしょ。
星果ばっちり。寒い中、頑張った甲斐あった。
ではまた。
Posted at 2020/12/13 21:39:13 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | 日記