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銀汰狼のブログ一覧

2008年10月24日 イイね!

JUST LIKE THE ''DEATH13''. from JOJO

 
さて、昨日の続き。ドライビング編。


アイツは全身の表面積のうち、約15%ほどの面積しか感覚がない。
かつての事故で85%の部位は、感覚神経と運動神経と自律神経が失われた。
目を閉じたら、自分で自分の足がどこにあるのかわからない。
足、尻、腰、後背部は感覚がまったく無い。

イメージ的には【 DEATH13 】ね。
(JOJO第三部に登場するキャラ)

クルマと接している部分で感覚がある部分は、、、
ハンドルを握る右手のひら、パイロットモジュールを握る左手のひら。
そしてシートにわずかに触れる肩裏付近のみ。

感覚があるほんのわずかな部位だけでクルマからのインフォメーションを拾わねばならない。

      
(画像:ドリフト走行会にて)


しかし、問題はまだある。

左手首関節は昔からの職業病で、脱臼癖があり、ちょっとしたことですぐに亜脱臼してしまうし、慢性的な痛みもある。
右手については、開胸のときのダメージなどもあって肩に動作制限があり、可動範囲は約60%ほど。(←これでも地道なリハで大幅に回復した数値)
しかも腕は体幹(=胴体)で支えているのに、その肝心な体幹がメカニカルボディで、
腕を動かすだけで背部に激痛が走る。重いものを動かそうとしたり持とうとしたときは、背部が捻じ切れるような痛みがくる。よって右手の動作は精度が低い。
さらに左上腕も皮膚感覚がない部位がある。
ついでに言うと両手の小指と薬指には慢性的な痺れがあり、感じ取れないときもある。
(他のことについては面倒なので省略~)

つまりアイツにとって「ステアリング操作」=「激痛との闘い」なのである。
そして「アクセル&ブレーキ操作」もまた「激痛との闘い」なのである。

熱いものや冷たいものを飲んだときの胃までの食道を伝わる感触。
(ついでに言うとアイツは胃の感覚が全く無いので、空腹も満腹もわからないのである)
アイツはなんでか、飲み込むと左胸部に流れる感触がする。
つまり感覚が残った部位ですら、感覚のセンターがずれている。
感覚が左右でNOTシンメトリー。

そのような肉体でクルマを走らせることについて、
多くの人にそんなの無理だ、やめとけ、と言われる。
でもそうではないと思うし、そう思い込むことにしている。
諦めたらそれまでだし、アイツは頑張り続けるしか道がない。
アイツは、残った感覚を徹底的に研ぎ澄まし、
さらなる代替感覚の強化や発達という未知の世界に賭け、
いままで実践してきたのである、そしてこれからも。

ものごと、「無理」かどうかは本人にしかわからないし、
自身の「限界」についてもアイツ自身が決めることなのであーる。。。


あ~、また書いてる途中で面倒になってしまった~。
続き。肝心のドライビング編はまた後日~。

サーセン。。。
Posted at 2008/10/24 23:26:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | アイツという人間のこと | 日記
2008年10月23日 イイね!

チューンド・メカニカル・ボディ

チューンド・メカニカル・ボディ 
チューンド・メカニカル・ボディ

胸部付近で脊椎が広範囲にわたって粉々に粉砕された。
胸部付近を境に上半身側と下半身側で、骨格が完全にちぎれてしまった。
それをチタン製のプレートとボルトで代替骨格と成し、
肉体をつなぎとめている。

それがアイツの肉体。

当時、成功例がほんの数例といわれた開胸式前方固定術。
左には心臓があるから、右肋骨から開胸し、肋骨を解体。
肺などをどかし、背骨にアプローチ。

そして残った骨格をチタンでつなぐ。

外した肋骨、さらに自身の腰骨を一部切り取り、パーツとし、失われた骨格を補う。
一番長いチタン部位は約20cm。

呼吸で肺が膨らむと干渉するので目が眩むような激痛が走る。
よって呼吸に大きな制限がついてまわる。
横隔膜も完全に麻痺してるから、呼吸すら自由にできないのだが、
できるだけ浅い呼吸で過ごせるような修練を積んできた。


この金属骨格は衝撃や震動をいなしてくれないから、
ここが激しく共鳴するかのごとく、
激痛が走り、激しい熱を含み、気力と体力を容赦なく削ぎ取ってゆく。
代替骨格が外れたり折れたりすれば致死性高し。
他にも様々な問題を抱えるこの部位は、人間の精神にまで過酷な試練を与え続ける。
心臓に非常に近い部位なので常に大きな危険と向かい合わせな毎日。
腕や肩を動かすだけでも筋肉の収縮や歪みによって、
背骨にアイスピックを突き込まれてグリグリゴリゴリされてるような痛みをもたらす。
一瞬でも気が緩めば、その精神は痛みに押しつぶされる。
当初、高速道路を走行中、橋の継ぎ目の些細な段差を通過したときに、
失神してしまったことがあった。さいわい助手席の人が窮地を救ってくれたけれど、
これは非常に深刻な話。起きている間は一瞬たりとも隙を作ってはいけないのだと再認識。少なくともハンドルを握る間は歯を食いしばってコンセントレーション。
普通の人にとってどうでもいいような「スタタン」という震動は、
アイツの肉体にとっては一瞬にして意識を遠のかせるほどの「ズババン」な強烈な衝撃なのである。



あー、書いてて面倒になってしまった^^;
この話、ドライビング編へとつなげる予定なんだけど、
続きはまた後日~。

サーセン。
Posted at 2008/10/23 21:27:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | アイツという人間のこと | 日記
2008年10月21日 イイね!

10.26 峠祭り。

 
キタキタキター!!

フルコースキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!

峠アタック'08 最終戦



最終戦は本当に全区間使用のフルコースで行われると発表がありました。
俺、C区間をアタックコースとして走るの初めて。
【Cコース→タワー裏→Aコースダウンヒル→連結→Bコースヒルクライム】
いやーすごいねー。楽しみです!


で、俺的問題は、、、


後半がヒルクライムセクションというのが気になる。
前半の下りでドラポジがズレちゃったら後半グダグダ確定だし。
そしてAT油温がギリギリいけるかどうか。
去年の最終戦のときはワーニング点灯しながらの際どいゴールでしたから^^;
当日の気温次第ですかね。

あとは体力の配分だね。

アタックは一本のみかな? だといいんだけど^^;

がんばれ俺!!
2008年10月21日 イイね!

ゼロPD。そしてパイロットモジュール。

 
時代は0PD (ゼロペダル)! んなわけない・ない^^;

オレのクルマ。ペダルが無い。
アクセルペダルもブレーキペダルも無ーい。
だって要らないし、あってもジャマなだけだし。
というわけでペダルレス仕様。


アクセル&ブレーキ操作はこの操縦桿みたいなので行いまっする。
原則、運転中は常に左手はこの操縦桿を握っています。
よって、運転中は常に片手(右手のみ)でのハンドル操作です。
大まかな操作方法は市販の手動式運転装置と同じです。
この操縦桿みたいなのは「パイロットモジュール」と呼ばれるもので、
「着脱可能な運転装置」という意味かららしいです。
(と、設計者が言っておりました)
あ、でも取り外しは困難ですよ^^;
取り付け方法も特殊でなかなかすごい。(要改善点もありますけどね~^^;)


グリップ&レバー本体の位置や形状、ストロークやタッチ、それと軌道、
それらについて俺自身の希望やアイディアを満載し、
製作者の工夫もたくさん盛り込まれています。
かぎりなくワンオフ製作に近い至高の一品。(もちろん自己満足の世界です)
ブレーキ操作とアクセル操作で軌道が異なる2way式(2可動式)。
グリップ部分は俺の手の大きさや好みに合わせて、ジュラコンから削りだした一品。上部・前面・側面に希望の機能のスイッチを組み合わせました。
良さもいっぱいあるけど、アクセル側がリニアな軌道ではないデメリットもありますが。
でもすっごく気に入ってます。
(俺のシルビアにとってもっとも重要なアイテムですから^^)

製作者とともに試行錯誤を繰り返し、
幾度も仕様変更や手直しを繰り返した結果、ずいぶんな額がかかりましたが、
その分の進化もあり、深い愛着があります。

以前は有名どころの市販品を使ってましたが、そのデザインや機能など諸々が気に入らず、
運転が楽しくなかったのですが、このPMを装着してから楽しくなりました。
いまではコレで走ることにコダワリと誇りを持てるようになりました。

なんといってもこの装置のキモは、市販品とは異なるリンケージの設計、そしてその独自な調整のノウハウにあるのです。
スポーツ走行をするうえで、セッティングは非常に重要なことです。
しかし、この調整が本当に難しい。
(製作者の意向にて、肝心のリンケージの部分はお見せできません)

コンマ数ミリ。薄紙一枚。いやそれよりもっとシビア。
それだけでタッチや精度が大きく変わってしまう。
こっちを弄ればあっちがズレ、あっちを弄ればこっちがズレ、
・・・これのエンドレススパイラル。
セッティングが出てない状態で全開走行すると背筋が凍る気分になります。
それゆえ、この装置のセッティングは極めて重要なのです。

このセッティングが出せれば本当にいい装置なんです。
(もちろん自己満足の世界です)

で、その調整ができる数少ない貴重なお方。
出たー、CSP髭オヤジマツバウアー


ここからは余談ですが・・・

以前世話になってきたショップでは俺立会いのもと朝から深夜までかかってもセッティング出しができませんでしたから。
これを設計し製作した技師なら短時間で調整できるノウハウを持ってたのですが、
その人はいまはるか遠方へ引越してしまったので、なかなか調整やメンテに行けなくて困ってたんです。

松本さんがこの装置に関心をもってくれて、積極的に取り組んでくれたおかげでたいへん助かっています。
幾度とこの装置でのドライビングを実体験し、様々な意見や提案をしてくれる真摯な姿勢は本当に心強く頼もしいです。

最初のころはとっさのとき、足でブレーキを踏もうとして「スカッ」ってなったそうです^^; そこにペダルありませんからね。
心臓飛び出そうになる瞬間でしょうね~。

最初こそ多少時間かかりましたが、あっという間にこの装置の構造や特性などを分析&理解し、
最近では驚くほど短時間でベスト調整を出せるようになってくれました。
フットワークやボディワークが売りのCSPですが、
俺的にはなんといってもCSPで一番感激したのはこのことでした^^

「 い い セ ン ス だ 」 by オ セ ロ ッ ト
Posted at 2008/10/21 03:15:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2008年10月20日 イイね!

アライメント調整、そしてリップ補習。

アライメント調整、そしてリップ補習。【上】
先日のエビスダメージでズレてしまったアライメント。
測ってみたらやはり狂いがあったので再調整してもらってきました。
まっすぐ走るってすばらすぃーねー^^
(でも実は今月だけで2度も取り直した俺ってorz)

【下】
こちらもエビスダメージで割れたり凹んだりしてしまったリップ。
買い換えたくないので''できるだけ安く補修して~''と
もりのぼ氏に駄々こねてお願い^^
あまりの低予算のため補修というより補強コース。

で、俺の大好きな「漢のリベット留め仕様」。
リベット留めと聞くだけで(*´д`*)'`ァ'`ァな俺なのです。
ヒートガンで整形してから裏に補強あててバスバスッ☆!
 
パー璧^^
Posted at 2008/10/20 22:53:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

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