時代は0PD (ゼロペダル)! んなわけない・ない^^;
オレのクルマ。ペダルが無い。
アクセルペダルもブレーキペダルも無ーい。
だって要らないし、あってもジャマなだけだし。
というわけでペダルレス仕様。
アクセル&ブレーキ操作はこの操縦桿みたいなので行いまっする。
原則、運転中は常に左手はこの操縦桿を握っています。
よって、運転中は常に片手(右手のみ)でのハンドル操作です。
大まかな操作方法は市販の手動式運転装置と同じです。
この操縦桿みたいなのは「パイロットモジュール」と呼ばれるもので、
「着脱可能な運転装置」という意味かららしいです。
(と、設計者が言っておりました)
あ、でも取り外しは困難ですよ^^;
取り付け方法も特殊でなかなかすごい。(要改善点もありますけどね~^^;)
グリップ&レバー本体の位置や形状、ストロークやタッチ、それと軌道、
それらについて俺自身の希望やアイディアを満載し、
製作者の工夫もたくさん盛り込まれています。
かぎりなくワンオフ製作に近い至高の一品。(もちろん自己満足の世界です)
ブレーキ操作とアクセル操作で軌道が異なる2way式(2可動式)。
グリップ部分は俺の手の大きさや好みに合わせて、ジュラコンから削りだした一品。上部・前面・側面に希望の機能のスイッチを組み合わせました。
良さもいっぱいあるけど、アクセル側がリニアな軌道ではないデメリットもありますが。
でもすっごく気に入ってます。
(俺のシルビアにとってもっとも重要なアイテムですから^^)
製作者とともに試行錯誤を繰り返し、
幾度も仕様変更や手直しを繰り返した結果、ずいぶんな額がかかりましたが、
その分の進化もあり、深い愛着があります。
以前は有名どころの市販品を使ってましたが、そのデザインや機能など諸々が気に入らず、
運転が楽しくなかったのですが、このPMを装着してから楽しくなりました。
いまではコレで走ることにコダワリと誇りを持てるようになりました。
なんといってもこの装置のキモは、市販品とは異なるリンケージの設計、そしてその独自な調整のノウハウにあるのです。
スポーツ走行をするうえで、セッティングは非常に重要なことです。
しかし、この調整が本当に難しい。
(製作者の意向にて、肝心のリンケージの部分はお見せできません)
コンマ数ミリ。薄紙一枚。いやそれよりもっとシビア。
それだけでタッチや精度が大きく変わってしまう。
こっちを弄ればあっちがズレ、あっちを弄ればこっちがズレ、
・・・これのエンドレススパイラル。
セッティングが出てない状態で全開走行すると背筋が凍る気分になります。
それゆえ、この装置のセッティングは極めて重要なのです。
このセッティングが出せれば本当にいい装置なんです。
(もちろん自己満足の世界です)
で、その調整ができる数少ない貴重なお方。
出たー、
CSP髭オヤジの
マツバウアー!
ここからは余談ですが・・・
以前世話になってきたショップでは俺立会いのもと朝から深夜までかかってもセッティング出しができませんでしたから。
これを設計し製作した技師なら短時間で調整できるノウハウを持ってたのですが、
その人はいまはるか遠方へ引越してしまったので、なかなか調整やメンテに行けなくて困ってたんです。
松本さんがこの装置に関心をもってくれて、積極的に取り組んでくれたおかげでたいへん助かっています。
幾度とこの装置でのドライビングを実体験し、様々な意見や提案をしてくれる真摯な姿勢は本当に心強く頼もしいです。
最初のころはとっさのとき、足でブレーキを踏もうとして「スカッ」ってなったそうです^^; そこにペダルありませんからね。
心臓飛び出そうになる瞬間でしょうね~。
最初こそ多少時間かかりましたが、あっという間にこの装置の構造や特性などを分析&理解し、
最近では驚くほど短時間でベスト調整を出せるようになってくれました。
フットワークやボディワークが売りの
CSPですが、
俺的にはなんといってもCSPで一番感激したのはこのことでした^^
「 い い セ ン ス だ 」
by オ セ ロ ッ ト
Posted at 2008/10/21 03:15:30 | |
トラックバック(0) |
メンテナンス | 日記