~鬼も悶える秘境の旅(エピローグ)~
秘境編、ようやく完結。
さ~て、ようやく里に近づいてきました。

といってもまだまだ田園風景が続くわけですが。

ちょっとコンビニまで・・・ってクルマかっとばして30分とかですか。?
こういうとこでの生活にちょっと憧れるねー。
でも冬の積雪のこと考えたら・・・やっぱり遠慮しておきます^^;
ひさしぶりに信号機を見て、ようやく里に下りてきたんだと実感。
この前に見たのは夜明け前だったし。
幹線道路ばかり走ってるのももったいないので、わき道に入って農家の立ち並ぶ集落を探検。
井戸端会議してたオバチャンたちがいっせいにこっちを振り向く。
しかもいつまでもこっちを見てる。うぐぐ・・・視線が痛い^^;
まず住人しか通らないんだろうね。
こんな集落の中の細い道でも、しっかりとスプリンクラーが設置してある。
さすが雪国。
信濃川を渡って、JRの駅前で休憩。
今回のツーリングの目的地は走りきった。
仮眠したとはいえ、けっこう疲れたなぁ。
それにしても中途半端な時刻。
俺: さて、これからどうしようか?
ここからちょこっと走れば高速に出られる。
これが最短帰路だ。おすすめ。
しかし、団長もケンタも反応が薄い。
つまり・・・もうちょっと走りたいというのだね。
うーん、困ったな。
じゃぁ、冗談でフルアタックなルートを提案してみよう。
だったら最短コースで帰りたいと答えるはず。
とりあえず会話のネタとして。
地図を指差しながら、
俺: ここからここへ繋がる林道がある。けして遠回りではない。
区間全長70km以上という長大な林道だ。
しかもかつてのスーパー林道だぜ!
でもすごく疲れそうだ。
(内心=もちろんジョークなんだから、本気で食いついてくるなよ~!?)
地図からふたりの顔へと目線を移すと・・・
キラーン☆
二人の目が輝いてる!
くっ、食いついてきやがった!!!!!
しまった!
ギャグとかジョークとか暗黙の了解とか黙ってスルーとか、そうゆうのを理解しないなんてorz
さすが鬼。
いやKY!!!
オレは冗談が現実となってしまって絶望を感じたorz
というわけで日没間近にも関わらず、林道突入の準備開始。
オレ?オレは嫌々だよ^^;
豪雪地域につきたったの半年しか乗り入れができない林道だけど、
4日ほど前に冬期閉鎖が解除になったばかり。
つまり整備された直後。路面は最高の状態にちがいない!
もうこなったら行くっきゃない!開き直る。
おぉぅ!?なんだか楽しくなってきたぞー!
林道突入に備えてリフューエル。
せっかくだから携行缶にも。
そしてふたたび川を渡り・・・悶絶編へ。
ここから全長71kmの林道がはじまる。
まだ完全な日没じゃないのに、団長はすでに覚醒中。
あれですか、燃え尽きる直前の花火みたいな。
完全な日没の前に小休憩。息を整える。
標高も上がってきた。

日中だったら素晴らしい展望が期待できそうだ。

ケンタ先生やる気満々。

団長、ただいま宇宙と交信中。
リスタート!
そして完全に陽は暮れた。
そう、鬼アタック団ふたたび覚醒のとき!
禁断の貸し切りタイム到来!
ハイビームでも足りないほどの漆黒のワインディングロード。
そして団長、乱心(笑)。いや、何かに取り憑かれた(汗)!?
それを猛追撃する他の二名。
しかし、それについて詳細を語ることは出来ない。
察してほしい。

全長71kmの林道を○○分で走破。
もはや放送禁止レベル。
・・・
・・・
ここ、昼間走りたかったなぁ。
どこまでも続く大自然が見渡せて、
路面も良くて快適ドライブ・・・のはずorz
どう例えようか、この気持ち。
高級かつ貴重なワインがあったとしよう。
一口一口ゆっくり味わいながら飲むべきところを、
ビール一気飲みみたいにがぶ飲みしちゃったぜ、えへ☆
みたいな感じだろうか。
あー、もったいない・・・。
ひたすら走った。
漆黒の夜闇を切り裂いて突っ走る三連星☆☆☆
とにかく、ひたすら。
つ、つかれた・・・。
鬼アタック団、悶絶。そして終了のお知らせ。
林道走破した後もいくつも峠を越えて高速へ。
深夜のSAにて夕食タイム。
団長、ただいま幽体離脱中。 ← この表情を見せられないのが残念すぎる。
ケンタもお疲れ。
オレもクタクタ。カラダ、イタイっつーのorz
その後、回復に一週間以上かかったわけですが・・・。
~0泊3日☆弾丸ツアー、完。~
えぇ!?
0泊3日ってorz
Posted at 2009/07/04 07:41:46 | |
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