~~~過去のツーリングフォルダからサルベージ~~~
去年の今頃の某日・某所・某時刻。
ちょっと探索ドライブへ。そして狭っこい林道に入り込んでしまった。途中で引き返したくてもUターンできる場所が出てこなくて・・・、半ば強制的に道を進まされてしまう。林道探索ドライブではよくあることですが、車高が低めで見切りも悪いスポ車ではときとして立ち往生しかねません。
今回もどんどん進まされてしまいました。
そして・・・こじんまりとした物静かな山村集落に辿り着いたわけです。
住人の方々には申し訳ないのですが、得体のしれない集落に感じてしまって気が気じゃありません;
山村集落も数多く見てくると、活気のない集落と生気のない集落とでは異なって感じます。
今回は直感的に後者。
もしかしたら通り抜けできたりしないかなと期待して携帯の地図サイトで確認してもここの道も集落も載ってないのです。さっさと御暇したいのですが切り返せる場所がなく、どんどん集落の奥へ進んでいかないとならないという; ようやく見つけたスペースが高低差が大きかったので本来なら敬遠したいところですが、今はそんなこと言ってる場合じゃないです。バンパーがズサーッズサーッガガガ・・・ってなりながら何度も何度も切り返してようやく方向転換に成功。
そしたらさっきまで人の気配なんてなかったのに、お婆さんたちがぽつりぽつりと数人いて、皆こっちをジ~ッと見てるのです。音のやかましい変なクルマが迷い込んできたので何事かと思ったのでしょうか。しかし、こちらがすれ違いざまに会釈してもその表情はまったく無反応なのです。とにかく無表情。怪訝そうでもなく迷惑そうでもなく、無表情。すれ違ってからミラーで確認しても、やはりジッと見てます。大変失礼ながら、変な汗かいちゃいました。失礼なのは迷い込んできた招かざる余所者であるボクなんですが。
さらに誰かにまた見られてるような気がして、辺りを見まわしたら途中の一軒の古民家の二階の窓に一瞬だけ人影が見え、ますます妙な気分になりました。
ええ、まぁ、それだけです。はい。
地図に載っている道までやってきました。あー、疲れた(笑)
ホッとしました。しかし何という疲労感。
さて、気を取り直し、ドライブは続く。
本当はここの社をチェックしにきたのですが、駐車スペースもないし、仮に降車できてもこの様子では先に進めそうもないです。
路面は浮砂利だらけ。沢は折れた枝がびっしり。雪害ですかねー。
途中ダンプカーと出くわし、少なくとも20~30秒くらいは睨み合ってた気がする。しかし「お前が下がれ」というテレパシー合戦に勝利。車両サイズを考えたら本当はこちらが下がるべきでしょうけど、数百メートル以上にわたって離合できる場所がなかったのです。さーせん。
ようやくここで離合。
キメンザン。なんだか強そうな名前ですなー。
まぁ、奇面組なら知ってますが。
断崖。
絵になると思ったのに逆光でぐだぐだ;
その断崖の下にある社。夕焼け時に来たらちょっといい感じかもしれない。
麓まで戻ってきました。
よーし、もう一本探索いっちゃいましょう(笑)
タイトな山道をひと登りして展望スポットや観光スポットなどをチェック。
やほー!
なんだか腹減った気がする。
でもシーズンオフだからか一軒も開いてないですね。残念。
ちなみにここは花見スポットのようです。
上ってきた道とは別の道で下山しようとしたら・・・
雪害による倒木でしょうか。どう見ても通り抜け不可。しかも手前にその旨の看板なし。さすが山道クオリティ。仕方ない、リバース入りまーす。
山から下りてきて、川沿いの公園にて日向ぼっこしながらコーヒーブレイク。
ぽかぽかマッタリズム~♪ ついでにちょっとzzZ
そしたらなにやら口論してる声が聞こえてきました。
そちらに振り向くと、かなり高齢そうな婆様たちがとても激しく怒鳴りあってます(おいおい
どちらも物凄い剣幕でただならぬ雰囲気なので、放っておいてよいものか・・・。
とりあえずもう少し様子を見ます。
すると、怒鳴りあってる内容が、要約すると「ほら、飴やるよ!」「いいや、受け取らないね!」ってなことの応酬でした。
コーヒー噴いた。
コーヒー返せ。
とくに収穫のないプチドライブでした。いい写真もないし。
記憶に残るのは婆様たちの激しい口論の様子(笑)
あとあの不思議な雰囲気の集落・・・。
早く忘れたい・・・。
Posted at 2015/01/30 07:51:26 | |
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