世界の
TOYOTA自動車様が発表したということでとても話題になっていたアルミテープチューン。
世界的大企業のイメージと一見オカ〇ト的な内容のギャップが面白い。
たしかに理に適っているとは思うけれど、そこまで体感できるものなのだろうか・・・。それに、最初聞いたときステッカーチューンなみに恥ずかしい用語だと感じてしまってしばらく敬遠していた。
- - - 例 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ボディに帯電した静電気を走行風に載せて除去するとスタビリティや燃費が向上 ←まぁ、言いたいことはわかる
ステアリングコラムカバーに貼るとハンドリングが変わる ←なんだってぇー!??
などなど。
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電気だというならボディの金属部分へアースして、さらにバッテリーに落とせばいいだけじゃないのかと思ってしまうのだけれど、それだと配線の数も作業もとんでもないことになる。それがアルミテープを貼るだけで済むというならお手軽で良いじゃないの。さっそくネット上の情報と自分の物理学上の知識を使って試してみた。
【材料と道具】
アルミテープは銀色と黒色の2種を用意。場所によって目立たないように使い分ける。銀色のは導電性の高い糊を使用しているもので、アルミテープのくせにちょっと高かった。黒色のは艶消しで、耐候性の良いものを選んだ。テープは走行風の流れに沿わせ、アンテナのように出来るだけ尖った部分を設けるとよいとのことなので、端部をギザギザにカットした。
量産性と再現性を上げるためにピンキングハサミを使った。今回の作業のためだけに購入。自分が買ったハサミの場合だとカットした辺の全長が約1.3倍くらいになる。たとえば10cmの直線部分をギザギザにカットすると約13cmに。
粗めの紙やすりで表面を荒立てても良いらしいけど、今回は省略。
【貼る場所】
樹脂パーツやガラスに貼ると良いそうだ。つまり非金属の部分ということになる。ボディに関しては走行風が当たるところが良いのだろうけど、そういうところは貼ったら目立つ。一見してバレたら負けだ(笑)
となると目立たないところとなるが、できるだけ走行風もしくは巻き込み風が当たるような場所を選んだ。ダイレクトな走行風でなくても仕方ない。
しかしステアリングコラムは風が当たる場所ではないのになぜか効果があるという。ならついでにダッシュボードとドア内張りにも。
【貼った場所】
<外装>
・フロントバンパー
・サイドステップ
・リヤバンパー
・フロントフェンダー
・GTウィング
・ボンネット(裏と表)
・フロントガラス
・ドアミラー(樹脂カバー)
・アンダーパネル
・インナーフェンダー(スプラッシュガード)
・自作ストレーキ
<室内>
・ステアリングコラムカバー
・ダッシュボード(テープが余ったのでなんとなく)
・ドア内張りの裏側(テープが余ったのでなんとなく)
<エンジンルーム>
・ヒューズボックス
・ファンシュラウド(テープが余ったのでなんとなく)
・純正インテークダクト(テープが余ったのでなんとなく)
・そのほか細かい部分
(余談)
リヤガラスはデフォッガーの電熱線がその代わりになると思うので作業省略。
リヤホイールハウス内は樹脂部分がなかったので除外。
リフトアップしないかぎりは、目線からはわからない部分がほとんど。ボンネット表面とGTウィングとフロントガラスは見えてしまうけれど黒のテープをうまく貼り込んだので大丈夫。言わなければ気づかれないだろう。自分でも貼ってあるのを忘れてしまうくらいの自然な仕上がりだ。
全部で7~8m分ほど貼った。
リフトアップし、1時間あればラクに終わるだろうと思っていたが、ほかのお客さんたちも集まってきて、ああでもないこうでもないと盛り上がりつつ、結局5時間もかかってしまった(笑)
【結果】
こ、これは・・・!??!??
信じる者は救われる!!!
かもしれない(ぼそっ)
では真面目に、【体感できた効果・変化】
どの部分のテープが効いたのかわからないけれど・・・エンジンをかけた瞬間・敷地を出た瞬間・走行中に明らかに感じたことは下記。
・静粛性UP (風切音・こもり音の軽減、オーディオサウンドの明瞭化)
・排気音の音質がマイルド化
・乗り心地の向上 (ダンパーの初期の動きがスムーズ&しなやかに)
・ステアリングの直進時センター付近での小刻みな振動が減少
・ボディのホコリ汚れが少なくなった (これは貼って数か月間での傾向)
↑
ホントだぞ(笑)
苦労した甲斐はあったと思う。しかも安い。
ではまた。
Posted at 2017/08/16 12:58:07 | |
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