久しぶりの休日。天気予報では夏日。
今回も緊急コール。
明日ソバツー行くよね!
~~~SUBARU隊と行く蕎麦ツーリング~~~~~~~~~~
5月。
某日・某所・某時刻。
道の駅で集合。ここには初めて来た。駐車場は広く屋根まであってとても立派だった。朝から日差しが強かったので日陰があるのは嬉しい。
信号機がほとんどない田園風景の中を抜け、その次は川沿いのワインディングを軽快に駆け抜ける。朝の爽やかな空気がとても心地よい。
途中で小休憩を挟む。

( この紫のボンネットの塗装は最近流行りのグラインダータトゥーっていうやつ。自分で仕上げたというから驚き。 )
目当ての食事処に到着。前から気になっていた蕎麦屋だ。ほぼ開店と同時に入店する。昭和のころからあったであろう質素な佇まい。こういうとこ好き。
さて、実は参加メンバーのうちのひとりが蕎麦が嫌いだというのだ。絶対に食べないぞというくらい決心は固いようだ。ソバツーなのにだよ・・・?
蕎麦嫌いなのにソバツーに参加してくるその謎の心意気、嫌いじゃない。うん(笑)
ちょっとどきどきしながらメニュー表を見たらうどんもあった。よかったね。
もし、うどんがなかったらひたすら天ぷらだけ食べてもらおうと思ってたのに(笑)
外は日差しが強くて暑くてじっとしてられないくらいだったけど、うす暗い店内は適度にひんやりしていて火照ったカラダを冷ますのにちょうどよかった。吹き抜けていく風は夏の山の匂いがした。いいとこだー。
先に運ばれてきたのはうどん。
店のおばちゃんの説明によると昆布を練りこんであるとのことで手間がかかってるそうだ。これは美味しそう。
そして蕎麦。大盛りで頼んだら特盛級できた。SOBAAAAAAN!
食べる直前に店の奥から主がやってきて、うちでは蕎麦の食べ方のルールがあるんだと説明してきた。
ルールはこうだ。
・麺をつゆに浸けるな、麺だけ食え、蕎麦本来の甘みと香りを堪能しろ
・どうしてもつゆが欲しかったらつゆだけ飲め
・ワサビをつゆに溶かすな、ワサビはそれだけを箸で口に運べ、もしくは麺にのせて食え
・刻みネギを最初に入れちゃいけない、食後の蕎麦湯のときに初めて入れろ
おすすめの食べ方というのではなく、こうやって食えよ!わかったな!という一方的で命令調の感じ。
( 上の写真にある説明文では丁重なのだが・・・ )
ほげぇぇぇー! ボクは事前からこの店ではおすすめの食べ方があることを知っていたけれど、ここまで命令調だとは思ってなかったのでびっくりしたよ~。
そして主の髪型がまさかのボンバヘッ!爆発アフロ(笑) 蕎麦屋の主が爆発アフロヘアとか絶対笑わせに来てんだろ。しかも食い方強制。
"止められないさ熱い魂! 無茶して知った本当の俺を!" Bomb A Head!
笑いを堪えるのに必死だった・・・(笑)
ではさっそく食事スタート。
いきなりルール無視してやろうかと思ったけど、よほど自信があるのだろうからそのルールに従って食べてみた。
なるほどー。お・い・すぃー! さすがアフロ! いや、アフロのくせに! でもおいしい。アフロのくせn(ry
さておき、ほんとおいしい。
でもこの量を全部つゆなしでは飽きる。やっぱり麺をつゆにDIVE!やっぱりザルソバはこうだろう!ずばー(笑) 主はボクの後方にいたので見つからなかったようだ。見つかってたら叱られちゃったのだろうか?
他のテーブルの客は主に見つからないように隙をうまくついて浸けて食べていた。なんで蕎麦食うだけのことなのに緊張しながら食うはめになってるんだあの人・・・(笑) 今日は笑いを堪えるのに必死だ。助けて。
天ぷらもレベル高かったし満足満足。アフロ除けばだけど; この蕎麦屋のことは当分記憶に残りそうだ。
店の外に出たら日差しが容赦ない。ドアを開けた際の車内の熱気がもう夏が近づいてることを感じさせた。さて、ツーリングは後半へ続く。ここから本格的に山登り。日差しは強いが標高が高いので案外涼しかった。山の空気はいいものだ。
今回のコースでの最標高地点。優に1,000mは超えている。

見晴らしが良さそうだと見込んでいたけれど木の背が高くて裏山に登らないと見晴らせなかった。
では次へ。
今回のコースで最も景色の良い場所。
しかし、先客がいっぱいでうまく駐車できず。

行くの?ここ行っちゃうの?

いや無理でしょ。
ここは落ち着けないので次へ向かう。傾斜もきつく急なコーナーも多かったが路面がよかったのですいすい快適に走れて気持ちよかった。かなりの山奥なのに観光バスまでやってきて驚いた。
次の目的地は山の中にある神社で、ここら辺では有名なスポットらしい。数百台が停められる規模の大駐車場があるようなので今回は休憩のためだけに寄っていきたい。
しかし着いたら満車状態で、場外にも延々と路駐車が連なっていた。うちら3台まとまって停めるのはとても無理な様子だったので、仕方なく通過した。通過してもしばらく路駐車が連なっていて、そんなにも人気のあるスポットなんだなと思わされた。ここは後日再調査に来たい。
(写真は撮ってる余裕がなかった)
ここからは敢えて脇へ逸れ、いっそう山の中のワインディングを選ぶ。ほかにクルマはなく、ひたすら快走。でも浮き砂利が多く、後続車は砂埃でたいへんだったようだ(笑)
途中の施設で記念撮影。
ここからは山を下り、麓へ向かう。
道中の滝で。マイナスイオン出まくり。そこだけまるで異世界で清涼感が物凄かったようだ。

まぁ、ボクは車内で待ってたんだけど。
麓に降りてきたら暑かった。早くもさきほどの山での清涼感が懐かしい。
今回は周回コースなので、朝通った道に戻ってきた。ここはソフトクリームがとても有名なので食べていく。駐車場が満車だったのでスペースが空くまでしばらく待った。
お店では無理言ってダブルで盛ってもらった。ここのソフトクリームは噂通りにレベル高し。でも撮らなかった。いい歳してソフトクリーム撮ってキャッキャしてる自分の姿を想像したら耐えられなかったんだ。
まだ夕方まで時間あったけど、朝早いスタートだったのでもうかなり遅い時刻のように感じられた。
ふたたびワインディングを走って朝の集合ポイントだった道の駅へ向かう。解散場所の道の駅に着いてからも会話が弾んでしまって1時間近くステイした(笑) みんな好きだよね、こういうの楽しいから。コースも食事もメンバーもすべてよかった。ボンバヘは微妙だが。
また出かけましょうとみなで約束しあって解散となった。
まったりツーリングだったのでガチ走りからは程遠い内容だったのだけど、ひさしぶりに山を走ったし気温も高かったこともあってすごく疲れた~。梅雨が明けたらどうにか時間作ってまた繰り出したいな。
ではまた。