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2013年04月17日 イイね!

998ブローの原因

998ブローの原因前回のレースでブローしてしまった998チャレンジのレースカー、エスプリオレンジーナ号
ガレージモーリスのアイルトン先生が分解していくにつれて分かってきたいろいろな問題。
今回ブローの原因について、限りなく確信に近づきました。
まあ、一番の原因は信用出来ない嘘つきに任せた事ですが、今回はメカニカルな部分での話。
根本的な部分です。

それはまさかのオイルセンターピックアップ。

ミニのエンジンはオイルパンからオイルを吸い上げるピックアップが右側に付いています。
つまり左方向に向かって強い横Gが掛かると、オイルは左に寄ってしまい、右側にあるオイルピックアップからオイルを吸い上げる事が出来なくなり、オイルが必要な各部分にオイルが行き渡らなくなってクランクメタルなどに不調をきたします。
その対策として、オイルのピックアップをオイルパンの真ん中から吸い上げるようにする、オイルセンターピックアップというアフターパーツを取り付けるのがミニのレースエンジンでは定石となっています。


そのオイルセンターピックアップ、なんとミッションケースに取り付けるフランジの面が合っていませんでした。
つまり接続部分に隙間が生じるため、オイルを正常に吸い上げていなかったと思われます。
さらに画像左側のミッションケースに固定するステーの穴の位置もまったく合っていません。
アイルトン先生がブローしたエンジンを分解した時、ステー側にはネジが付いていなかったそうです。
これを取り付けた車屋(竿師ともw)では、ミッションケースとパイプのフランジを固定すると、ステーとミッションケースが合わなかったので、ネジを付けなかったのでしょう。
若しくはネジを付け忘れたか。
そんな事は一切知らされていなかったので、今更ながら呆れました。
そして、今更ながらにアイルトン先生の観察眼に感心した次第です。
今回面の合わないフランジを削り、ステー位置も合うようにバーナーで炙って曲げ加工してもらいました。
こういう細部への丁寧な作業がいかに大切かという事を身をもって知る羽目に。
ミニのアフターパーツの不出来も原因のひとつではありますが、きちんと取り付ける為のこだわりがないと、本来避けられるべきトラブルに遭う羽目に。
ただネジを締めれば出来上がる訳ではないという事です。
Posted at 2013/04/17 04:53:19 | コメント(13) | トラックバック(0) | mini trouble | 日記
2013年04月14日 イイね!

Cindy号インマニ割れる の巻

Cindy号インマニ割れる の巻猫たけ氏、YZサーキットに無事着いたらしいのですが…
朝食べたカツ丼が当たったらしく、インマニが割れていたとか。
さらにカツ丼の重量増に耐えられず、ガスケットも飛んだとか…

根本的な原因はメタボと昨日オイル交換しなかった事が祟ったと思われます(嘘


※画像は猫たけ氏のlogより拝借。
Posted at 2013/04/14 14:54:16 | コメント(10) | トラックバック(0) | mini trouble | 日記
2013年04月11日 イイね!

中古エンジンの親メタルとドライスタート

中古エンジンの親メタルとドライスタート998用に買ってきた中古エンジンの親メタルです。
※親メタルとはクランクシャフトとエンジンを固定する部分に使われているベアリングの事。
画像一番右のメタルが一ヶ所、表面が剥がれていました。
アイルトン先生曰く、まだ大丈夫だけど、あまりいい状態ではないとの事。
もちろん新品のメタルを使います。

この状態になった原因は油膜切れですが、ドライスタートかも?
とアイルトン先生。
オイルが完全に落ちている状態でクランキングして、エンジンに火が入った直後にアクセルを開けてしまうと、オイルがじゅうぶん行き届いていない親メタルをクランクシャフトが押してしまい、メタル表面にダメージを与えてしまうそうです。

長い間エンジンを掛けていなかった場合、プラグを抜いてプラグホールから注油し、オルタネータやファンを手で回してクランキング、その後プラグを付けないでセルでクランキングして、クランキングの音の変化を聞き、オイルが行き渡った感触を得て、初めて火入れするのが正式な手順だそうです。

ドライスタートは避けたいですね。

※ドライスタートとは…
長い間エンジンを掛けていないと、エンジン内部の潤滑が必要な部分にオイルの付着がなくなり、カラッカラに乾いた状態になります。
その状態でエンジンを始動する事をドライスタートと言いますが、その状態では金属同士が直接触れ合うので、潤滑が必要な部分を痛めてしまい、場合によっては即OHが必要になります。
Posted at 2013/04/11 21:32:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | mini trouble | 日記
2013年04月09日 イイね!

ミニの修理は信頼できるショップで

ミニの修理は信頼できるショップで某所でチューニング、というかOHした998のエンジン。
昨年、袖ヶ浦サーキットのレースでブローしたのですが、なんとクランクが折れていました。
やるな〜、というかやってくれるなクレスト。
折れた原因はメタルの焼付きですが、エンジンを全バラしてもらったところ、他にもいろいろといい加減な作業が明らかに。
例えばカム。
山はかなり摩耗していました。
バルブリフターはご覧のとおり。
しかも穴あきバルブリフターと穴なしバルブリフターが混じっており、半分は巣だらけ、そのうち2個はこの状態でした。
このエンジンで参戦したレースはたったの3戦。
998はデリケートな1300Tと比べたら比べものにならないほど丈夫だと聞いていたんですが(苦笑)
エンジンオイルに関しては、毎回新品のMOTUL 300Vを使用。
3レースでこの状態にはならないそうです。
そもそも違う種類のバルブリフターが入っていること自体おかしい。
前回までは騙し騙しガレモで丁寧に整備してもらってなんとか乗り切りましたが、その都度、エンジンを組んだ某所のいい加減な整備っぷりが判明して呆れていました。
しかし今回、すべてガレモで刷新する事になったので、漸く呪縛から解放されます。

今回、ダイブハードさんから新品のピストン、コンロッド、シリンダーを譲って頂き、他に中古のノーマルエンジンを一機手に入れたので、そのエンジンをベースにレースのレギュレーションに合わせて、アイルトン先生に組んでもらう事になりました。
Posted at 2013/04/09 00:44:02 | コメント(6) | トラックバック(0) | mini trouble | 日記
2013年03月20日 イイね!

ハンチング

ハンチングハンチングと言っても帽子ではありません。
エンジンハンチングです。
エンジンハンチングとはアイドリングの回転が上がったり下がったりと不安定になってしまう症状の事。
酷いとエンジンストールしてしまう事があります。

先日の話です。
通勤車両(予定)であるミニが入院中なので、最近メインで使っている英国紳士通勤御用達車両で首都高を運転中、突然エンジン回転が不安定になりエンストしそうになりました。
幸い高速の出口直前だったので、そのままニュートラルレンジに入れて惰性(本来AT車でのNレンジ走行はご法度。最悪の場合ミッションが壊れます)で高速を降りると、アイドリングが超不安定。
終いには止まってしまいました。
路肩に車を停めて、エンジンを掛けると普通に掛かります。
が、しばらくするとハンチングします。
でもさっきよりは何故かマシに。
そんなわけでまた走り始めますが、ときどきブルッ、ブルッと変なエンジン回転になります。
取り敢えずその「ブルッ」以外はエンストすることなく普通に走れたので、そのまま予定の仕事をこなし、その後放置していました。

本日、またしてもエンストしそうに。
取り敢えず代々木公園の脇に車を停めてから、原因を調べる事にしました。
一般的に考えられる原因は下記のどれかでしょう。

1. ISCバルブ(Idol Speed Control Valve)不調(INJミニで言うところのステッパモーター)
2. ブローバイ異常
3. 二次エアの吸い込み
4. イグニッションコイル不調
5. プラグがNG
6. スロットルまわりのカーボン蓄積

上記のうち、この車種で起こりがちなプラグがダメになったか、イグニッションコイルがダメかと思い、まずはプラグを抜いてみようとボンネットを開けます。
たまたまミニ用の車載工具が積んであったので、まずネジ止めされているイグニッションコイルを外します。
8mmのディープソケットがあれば簡単でしたが、無いので8mmのコンビレンチで外しました。
ダイレクトイグニッションコイルなので、プラグキャップと一体型です。
ダイレクトイグニッションコイルを抜いてプラグを覗くと…
合うプラグレンチがないじゃん…
やたらと細いプラグで、ミニ用の車載工具では対応出来ません。
まあ、なんとなく想像はしていましたが。
この時純正の車載工具の存在は完全に忘れていましたが、恐らくプラグレンチは入っていないでしょう。
何故なら、V型エンジンの片バンクは完全にサージタンクに覆われているので、サージタンクを外さなければプラグにアクセス出来ないため、サージタンクを外すための工具も無ければプラグレンチが入ってる意味がありません。
プラグレンチを買いにファクトリーギアの東京店に行くという考えが一瞬頭をよぎりますが、現在地からだとけっこうあるし、今日は道路がやたらと混んでいるし、結局サージタンクを外さなければ反対側のシリンダーは見られないから却下。

エンジンルームを眺めていたら、閃きました。
もしかしして…!
案の定、ブローバイをスロットルに戻すホースが千切れています。
ここから二次エアを吸ってしまい、アイドリング不調になっていたと思われます。
穴を塞ぐものが無いか車内を探しますが、ミニじゃないので応急処置グッズは積んでいない為、見当たりません。
なにかテープの類があれば…
お!
先日ファクトリーギアで買ったN95マスクが。
マスクをして「ヒーヒーフー!」と呼吸して…
もなにも解決しません。
マスクがあってもなんの役にも立ちませんが、袋入りの新品だったので値札が貼ってありました。
値札をスロットル側の穴を塞ぐように貼ると、見事に安定したアイドリングに。
値札が意外に役に立ちました(笑
めでたしめでたし。

そのうち直そうっと…
Posted at 2013/03/20 00:23:49 | コメント(10) | トラックバック(0) | mini trouble | 日記

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何シテル?   05/17 19:06
レース参戦記のつもりで書き始めたweblogですが、あまり関係ない話の方が多くなりつつある今日この頃… 今日もミニはトラブル抱えています。 携帯端末から見て...
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