※本ブログは全く車に関係ありません。
夕方から、懲りずに支笏湖へ😁
山はまだ雪だらけで、他に行ける場所がないんです😅
雪解けが進みZ4でのドライブも快適になってきました。調子は絶対調👍
肝心の釣りは、ちょっと良いやつをバラして終わり😣
夕焼けは綺麗でした✨
今日の目的は、釣りの他にもうひとつあって、それは確かめたいことがあったため。
前回、訪れた時に助けた鹿が無事に生きているか、死に絶えたかが気になっていた。
1週間前くらいだろうか、釣り場に着き車を止めると、背後からガサガサ音が…。
よく見ると鹿避け?の金網越しに大きな雌鹿が見える。
よく見ると、仰向けのまま背中が深い雪穴にハマっており身動きが取れず、ひたすら両足をバタつかせていた。
フェンス周りは温度が上がりやすいため、そこだけ雪解けが進んで深い穴になっており、そこに運悪く背中からハマってしまったようだ。
見たところかなり衰弱しており、最後の足掻きのように見えた。
釣りの支度をしていたが、通り過ぎる時に、目が合ってしまい、どうしてもそのまま立ち去ることが出来ずに、スコップ片手にフェンスの向こう側へ。
鹿に蹴られないように、細心の注意をしながら、周りの雪を掘り、なんとか鹿が自分で立てるスペースが出来た。
太い木を使って体を持ち上げると、無事に立ち上がり、彼女はずっとこっちを見つめていた。
「ありがとう」って言っているようにも見えるし、警戒して怯えているようにも見えた。
骨折でもしているのか、しばらく歩いては転んで休み、歩いては転んで休みを繰り返し、山の斜面の目の前で長いこと座り込んだまま、釣り場に向かう自分を見つめていた。
「せっかく助けたんだから、ちゃんと生きろよ!」と声をかけその場を去った。
そして、今日。
先日の場所には、残念ながら屍が横たわっていた。
まだ数日しか経っていないのに、顔と足以外は食べられたようで骨になっていた😣
彼女に手を合わせ、その場を立ち去った。
わずか数日で骨に…。
なんだか無力さと自然の厳しさを感じる瞬間だった。
しかし、その肉で生き繋いでいる生物もいるのも確か…。
そもそも衰弱している鹿を、自然に逆らい助けるべきではなかったのかもしれない。
鹿はあまりに増えすぎで、少し駆除すべきと考えているくらいなのに…。
本来は、人間が彼らのテリトリーを犯しているだけの話で、邪魔なのは人間なんだろうけど…。
自分の中にあるたくさんの矛盾と、色々な想いが交差した。
今日の帰りも、サファリパーク。
鹿、たぬき、アライグマにキツネ。
みんな雪解けの早い道路脇の草がお目当てのようです。
※支笏湖周辺をドライブされる方はご注意ください。
最近は有料道路の覆道のフェンスから車道に出てきていますので、スピード注意です🚓
Posted at 2022/04/03 02:11:45 | |
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