今回はトミカプレミアムのトヨタMR2初代モデルを御覧に入れます。
実車は1979年にトヨタ自動車の豊田英二社長(当時)が主査達に
「トヨタには将来、常識では考えられないひと味違ったクルマがあっても良いのではないか」
という檄を飛ばして開発を着手させ、先ず1983年の東京モーターショーにてSV-3なるコンセプトカーを発表、同車に若干の仕様変更を加えながらも殆どそのままの形にて、1984年6月に初代モデルがして発売されました。
初代モデルはエンジンやサスペンションそしてトランスアクスルなど、走行関係についてはカローラE80系のコンポーネンツを流用しております。
トミカでは、MR2初代モデルは先ずレギュラー版として1984年6月から1995年5月迄発売されておりましたが、この時トミカがモデル化したのは上述したコンセプトカーSV-3だったとの事で、商品名も
「トヨタ MR2(プロトタイプ)」
でした。
MR2プロトタイプのトミカは私も子供の頃に持っていた記憶がありますが、後に両親から
「もう(トミカは)卒業しろ」
と言われ数多のトミカ共々全数を捨てられた為、現存しません。
やや話が脱線してしまいましたが、MR2プロトタイプの廃番から28年が過ぎた
2023年6月17日、トミカプレミアム版のMR2初代モデルが発売されました。
トミカプレミアムがモデル化したのは、大掛かりな改良が施された1986年8月マイナーチェンジ型で、グレードは4A-GZE型スーパーチャージャー付エンジン車のG-Limited・Tバールーフ仕様をモデル化したと思われます。
トミカプレミアム版は、例に拠って通常品とトミカプレミアム発売記念仕様(レギュラートミカの初回特別仕様に相当)が用意されました。
各々仕様の違いは車体色で、内訳としては通常品がスーパーホワイトⅡ、トミカプレミアム発売記念仕様はスーパーレッドⅡです。
2023年7月中旬に、私のみん友様より沢山のトミカと共にプレゼントとして頂きました。
御送付して頂きましたみん友様へ、本当に有難うございます。
ギミックはリトラクダブルヘッドランプの展開そしてサスペンションです。
下回り。
フロント側下部に見えるのがリトラクダブルヘッドランプ展開用ツマミです。
MR2初代モデルの1986年8月改良モデルで、もう一つ私が思い出すのが新車情報です。
故・三本和彦氏の説明も前半からヒヤヒヤものでしたが、特に23:34~と24:41~では
運転席側後部のルーバー(正式呼称クォーターエアインレット)について、三本和彦氏が後々迄語り継がれる凄絶な表現を用いて、主査(有馬和俊氏)も
「あ、随分酷い事おっしゃいますけど… 」
と不快感を露にしていた事を思い出す方も多いと思われます。
新車情報で、他に三本和彦氏にハッキリと不快感を露にした方はおられたのでしょうか。
新車情報'86 トヨタMR2初代モデル G-Limited・Tバールーフ仕様
*アップロードして頂きました方へ、有難うございます。
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Posted at
2023/10/06 08:00:31