今回のGWに行った当方のドライブ定番ルートは、撮り鉄だった中坊の頃に時刻表上で思案したものでした。
山形駅ー赤湯駅ー今泉駅ー坂町駅ー余目駅ー新庄駅、どっち周りだったのかな?
普通列車で丸一日かけて山形県を一周する事が可能だったと記憶しています。
その後、赤湯ー今泉間が三セク化した事で接続性が悪くなり、今では不可能みたいですが、米坂線は福島ー新庄間が標準軌化された事や一次産業の衰退で米坂線に貨物列車を走らせる意味が無くなりましたし、加えて沿線の人口減少で旅客営業としても厳しい状況が続いておりました。
そこにあの豪雨で米坂線が寸断。新潟山形南部連絡道路の延伸もあって、米坂線を取り巻く環境は益々怪しい状況下になって来ましたが・・
もし、復旧の活路があるとすれば、村上市と山形県内の観光ではないでしょうか?
米坂線、羽越線、陸羽西線の車窓からの景色はなかなか良いですし、東京都心から山形新幹線を使えばアクセスだって悪くは無い。
米坂線
陸羽西線
山形新幹線を利用して都心から新庄へ、そこから余目ー坂町経由で米沢に至る左回り、もしくは米沢からの右回りが可能な、観光の為に接続性の良い列車を土日に走らせるというもの。
問題は道の駅の様な観光物産の場(駅)が鉄路には無い事でしょうか。
羽越本線の桑川駅位じゃ無いですかね、観光アクセスが良さそうなマシな駅は。
沿線には村上市の鮭をはじめ、干し魚、葡萄、山形県は熊汁、イカの一夜干し、ラーメン、だだちゃ豆、川ガニ、田舎蕎麦、牛肉とグルメも豊富だし、その気になれば笹川流れ遊覧、最上川船下りとのコンビネーションだって可能だろう。
年に1回くらい羽越本線経由で米沢ー新庄間に観光車両のSATONOを走らせるのも良いでしょうし・・
関川
個人的には米坂線の小国や関川、羽越本線の村上、桑川は勿論、鼠ヶ関、瀬波、大山、陸羽西線の清川、古口の各駅舎に何か欲しいです。
訪れる人に”このコスパなら毎年来ても良い”と思わせる事が継続させる秘訣では無いでしょうか?
言い方悪いですけど、最初から途中の観光地で一泊して貰おうとか、下車してゆっくり見てもらおうなんて目論んではイケマセン。
無駄な事に税金を使うな!では無く、地元沿線の方々が頭使って汗流して、今までとは異なる、創造性を持って未来を築く事だと思うのですよ・・
個人的に好きな羽越本線の府屋駅
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旅と鉄道 | 日記
Posted at
2024/05/05 14:09:52