今年で氷上走行を始めてから30年が経ちました。
1995年10月に初めて
ドライビングスクールに参加 して、自分の運転がこんなにも下手だった!ことを自覚してドラ・テク修行を始め、その翌年の1月末に女神湖で開催された“
日産 DRIVING PARK ウィンター ”というイベントで初めて氷上走行体験をしました。
それまではスキー🎿が趣味だったので、雪道走行は慣れていたつもりでしたが、氷上走行は全くの別物でした。
それ以来、
(開催中止で一度も走れなかった2000年と2005年を除いて) 氷上走行はワタクシにとっては毎年の恒例行事となりました。
昔、女神湖の氷上イベントが「
女神湖ウィンタードライビングレッスン (MeWDL ミュードル) 」と言う名で開催されていた頃は、日産,BMW,Audi,VWなどのメーカーからスクールカーが貸し出されていた時代があり、そのスクールカーで駆動方式による走りの違いを体験することが出来ました。
それまでワタクシは、四輪駆動車はトラクション性能に勝っていても、構造上重たくなるのでブレーキ性能やコーナリング性能,燃費は二輪駆動車に敵わないと思っていたので好きではありませんでした。
しかしながら、実際に乗り比べて驚いたのはトラクション性能より安定性でした。
FR車は氷上でのコーナリングで少しでも雑な操作をしてしまうと即、スピンしてしまうのに、四輪駆動車は同じ様な操作をしても何事もなかったように曲がっていきました。
これは凄い!とは思いましたが、運転が上手く成りたくてドラ・テク修行を始めたのに、こんな車に乗ってたら、いつまで経っても上手くならないんじゃないか?とも思い、それ以来、四輪駆動車には全く興味がなくなりました。
氷上走行で常に意識して練習したのは、
①テールスライドの切っ掛け作りにサイドブレーキやクラッチ蹴りを使わず、荷重移動とアクセル操作でアンダーステアを出さずにオーバーステアに持ち込むこと。
②如何にして長くカウンターステア状態を続けられるか。
③なるべく深いドリフトアングルでドリフト。
小中学校の体育の成績が5段階評価でずっと最低の1だった運動音痴のワタクシでも、20年以上に渡って何度も何度も同じことを反復練習していると、人並み程度には走れるようになりました。
そうなると少しずつですが、四輪駆動車のドリフトも気になるようになってきました。
後輪駆動車のドリフトは前輪を軸に後輪タイヤを横方向に滑らせて走らせるので、ステアリングの切れ角以上のドリフトアングルで旋回することは出来ませんが、
四輪駆動車のドリフトは前輪も横滑りさせて走ることが出来るので、車体のノーズを円の中心近くに向けたままのドリフトアングルで旋回することが出来る。これはどんなに運転が上手くなっても後輪駆動車では真似ることは出来ません。
◇ 四輪駆動車の定常円旋回ドリフト
VIDEO
◇ 後輪駆動車の定常円旋回ドリフト
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そこで氷上のイベントで四輪駆動車を試乗する機会があれば、積極的に試してみることにしました。
ところが、後輪駆動車のドリフトが出来れば、四輪駆動なんて簡単?と思っていましたが、そこには大きな落とし穴が待ってました。😟
後輪駆動車のドリフトは後輪タイヤをスライドさせてカウンターを当てた後は、ステアリングを常に行きたい方向
(進行方向) に向けて、アクセルコントロールでドリフトアングルを調整しますが、四輪駆動車で同じ操作をしていると、カウンターを当てた方向に引っ張られてド・アンダーになります。😨
なのでカウンターを当ててもそれは一瞬だけで、アクセルを踏むタイミングも違うような気がします。
今までカウンターを当て続けることを目標に練習をしていたのに、行きたい方向とは違う方向にステアリングを切ることはとても不自然で、鈍臭いワタクシには分かっていても簡単に出来ることではありませんでした。そして益々四輪駆動が嫌いになりました。
しかしながら元々、ドラ・テク修行を始めたのは、例えABSや横滑り防止装置などの安全運転支援システムが装備されていない車でも、安全に走れるような技術を習得したいと言う思いがあってのことだったのに、不自然だからとか、出来ないから嫌いでは、本来の目的と違う!と反省して四駆の修行も始めることにしました。
前置きがとても長くなりましたが、その四駆の修行するために参加したのが、
2月3日の練習会 なのでした。
そのお陰もあって、始めの姿勢作りの段階でアクセルの踏みすぎとカウンターの戻し遅れで下手なのは進歩がなかったのですが、定常円旋回ドリフトは大分出来るようになりました。
しかしながら、スラロームと8の字旋回は全く駄目で終わってしまいました。
今シーズンのワタクシの氷上走行はこれでお終いの予定でしたが、後日、女神湖氷上ドライブ事務局主催の個人走行会の募集があったので、四駆車をレンタルして再チャレンジすることにしました。
今回も前泊で
コロシアム・イン・蓼科 に宿泊。宿泊代は安くないですが、女神湖氷上ドライブはコロシアム・イン・蓼科が管理運営しているので、応援する意味合いもあって、なるべくこちらで宿泊するようにしています。今回は宿泊者が少なかったのか?広い部屋をあてがってくれました。😄
2月11日頃から積雪や気温上昇のため走行会中止が続いておりましたが、運良く17日は開催することが出来ました。
気温も低く、氷上に積雪もないので、走りやすそうな?路面コンディション。
定員15台の予定でしたが、16日中止の振替えで参加者が増え、20台とのこと。
その中で知り合いはmakatoさんだけでした。
しかしながら、ワタクシのみんカラのフォロワーになってくださっている
ドライバーくん さんもいらっしゃり、声を掛けてもらいました。WRブルーリミテッド色のスバル✨サンバートラックを見たとき、もしかしたら?とも思ってましたが、素っ気ない挨拶しかできなくて御免なさい。🙇♂️
そういえば、makatoさんと知り合ったのも、
13年前にコロシアム・イン・蓼科の駐車場で「みんカラやっている方ですよね?ブログ見てます。」と話しかけてこられたのが始まりでした。
日産KIX
今回レンタルしたのも日産KIX
(三菱パジェロミニのOEM版) 4速A/T。
手動切替え式のパートタイム4WDで、駆動力配分は前:50%,後:50%?で固定。スタッドレスタイヤは台湾の
KENDA製 ICETEC NEO KR36 。
ジムニーという選択肢もあったのですが、前回と車が変わると、せっかく慣れたのに、また出来なくなる可能性もあるので、同じ車にしました。
前回はマイ86と交互に乗り換えながらの走行でしたが、今回はKIXのみで四駆の集中練習です。
GPSロガー解析によるKIXの走行軌跡
スラローム路はパイロン無し、ハンドリング路は前回と同様なコーナー数が少ない単調なコース設定だったので、先ずは定常円で復習から。
ところが、全く出来なくなってました。😭
氷上初心者だったころ、上達したと思って喜んでいたら、次に来たら路面コンディションが違っていたためなのか?、対応できずまたゼロからやり直しになったことがよくありましたが、今回もそんな感じです。
特に、始めの姿勢づくりが出来ない。今シーズンの八千穂レイクでの練習で一番の成果がその姿勢づくりだったはずだったのに、四駆になったら、また初心者に戻ったようです。😢
今日は氷上に雪がのってないので、遣りやすい筈だと思ってたのに…。
1時間半以上、悪戦苦闘していると、路面も変ってきたこともあり、徐々に定常円は感覚が戻ってきましたが、前回程には出来ません。😢
2月3日の練習会では、旋回半径を小さくして行きながら、円の中心にあるパイロンの上部しか見えないところまで接近、車体センターの延長線上にパイロンが固定される深いドリフトアングルで旋回することが出来ましたが、今回は路面μの変化に対応できてないのか?ステアリング操作の切り遅れやアクセル操作のタイミング遅れで、円の中心がブレて安定してない。ドリフトアングルもイマイチ。😢
◇ 車載映像 定常円旋回ドリフト 左回り編
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◇ 車載映像 定常円旋回ドリフト 右回り編
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8の字旋回は前回に比べれば、まだマシですが、プッシング・アンダーやカウンターの戻し遅れ等でアンダーステアになっています。😢
◇ 車載映像 8の字旋回編
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ということで、運動音痴なワタクシでは、今シーズンだけで四輪駆動車のドリフトをマスターすることは全く出来ませんでした。😩
免許返納する歳になる前に、駆動方式を選ばず、出来る運転手に成りたい。😅
◇ 四輪駆動車の氷上ドリフト
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余談ですが、昔、スキーが趣味だった頃はスタッドレスタイヤは欧州製のタイヤを使ってましたが、氷上走行をするようになってからは、氷上性能に定評のあるBSのスタッドレスタイヤを選んできました。
今シーズン 初めて台湾製のスタッドレスタイヤと四輪駆動車の組み合わせで氷上を走りました。
二輪駆動車であればスタックするような、片輪が低い雪壁に乗り上げる場面もありましたが、最低地上高が高いのもあり、難なく脱出。
これなら四輪駆動車で氷上走行するのであれば、どうせ滑らせて走ることだし、わざわざ高いスタッドレスタイヤを買う必要もないではないか?とも思いました。
と思ったのも束の間、徐行中に自分の86を運転しているつもりの感覚でブレーキを踏んだら止まらずにパイロンに突っ込んでしまい、ちょうどmakatoさんに目撃されて恥ずかしい思いをしました。
教訓:
事故りたくなかったら、タイヤはケチったらいけません!。😁