
本日のブログは、Motor1本家U.S.A.の、
4月1日付署名記事からである。
記事出典は、Lamborghini社による発表。
記事のサブタイトルは、
"From making fine interiors to personal protective equipment. "
つまりは、
「ファインインテリア製造から、パーソナルな防護装備の生産へ」
では記事内容を、ホボ全文、超訳する。
イタリアは、新型コロナヴァイラスのパンデミックで大打撃を受けた国の1つである。
2020年4月1日現在、同国では、感染者:110,574のケース(ウチ、死者16,847、回復13,155)を記録。
コレは、伊国が、世界で2番目に多い犠牲者を数える、COVID-19ケースであることを意味し、
この驚異的な(犠牲者)の数は、企業の方から政府の方への方向の援助の手
を差し伸べる動機になっている。
ランボルギーニ社は、私企業として、自らが、
マスクと公衆衛生従事者用顔面シールドの生産を開始した、と発表した。
もちろん、生産は、Sant’Agata Bolognese plant(ボローニャの、ランボルギーニの製造工場)で
行われている。
マスクは、HuracanとAventadorのインテリア及びカスタマイゼーション担当ユニットの従事者により
生産が行われ、
1日の目標(production target)は、1,000個に設定。
プレキシガラス製の医療用防護シールドは、
カーボンファイバー製造工場と、研究開発部門の中で、
3Dプリンターを用いて生産。
同じくターゲットは、1日、200個。
完成したマスクとシールドは、両方とも、
ボローニャにある、the Sant’Orsola-Malpighi Hospital(病院)に寄贈される。
Stefano Domenicali (ステーファノ・ドメニカリ)氏(Automobili Lamborghini社
会長 兼 CEO( = Chief Executive Officer = 最高経営責任者)

は、かく語っている、
「この非常事態にあって、我々ランボルギーニは、具体的な貢献をする必要を感じる。
the Sthe Sant’Orsola-Malpighi Hospitalは、数年に亘り、
我がランボルギーニ従業員の健康管理計画を、
互いがプロフェッショナル・コンサルタントを起用して、
ともに推進し、プロジェクトを組んで共同研究してきた機関であり、
我らは、一緒になって戦い、この戦いに勝って見せる。
(原文英語:"We will win this battle together by working in union,")
そして、日夜、パンデミックとの戦いの最前線にいる人々をサポートする。」
と。
小生も、つい14年前には暮らしていた北イタリア(小生はトリノ)から始まり、
伊国は、今、世界の中でも特に空前絶後の大災厄の渦中にある。
毎日、彼の地のニュース映像を見るたび、激しく心が痛んでいた。
ランボルギーニの英断に拍手を送りたい。
翻って日本では、
1家庭2個のマスク配布なんて、世界の笑い者にしかならん、情けない政府発表の一方で、
クラスター対策班の獅子奮迅の大活躍により、パンデミックはまだ今のレベルに抑えられていることは、大きい。
これにも、現場で戦っておられる方々には感謝しかなく、同じくエールを送りたい。
我々も、国民ヒトリヒトリの、意識、行動が試されている、
危急存亡の秋(とき)である。
(自己権利の主張バッカじゃなくて、こんな時こその、#Me Tooだろう。
特に今や、マスクや日用品/食料品買占めに同調する、
バカのMe Tooは厳に慎みたいものだ)
この記事に触れ、心して向き合おうと、思いを新たにした。
一方、パンデミック発祥の地である大陸国家は、
今、マスクバブルに沸いているようである。
しかし、大陸国家の伝統は揺らがない。
不良品の山、ヒトの弱みに付け込む価格つり上げも発生している。
比較的、欧州では医科学分野の資源にアドバンテージがある独国(仏国も)が、
マスク等の禁輸措置をしたため、
伊国同様、悲惨な災禍に見舞われている、スペイン(その他の欧州国家も)が、やむに已まれず、
大陸からの輸入に踏み切ったところ、
『使い物にならないマスクや検査キット』が大量に届き、
返品や廃棄の山を築いてしまってるそうである。
生命を脅かす危機にあってこそ、人間の本性が現れるものだ。
一日も早い、パンデミック(世界的大流行)が終息に向かうこと、
願うばかりである。
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Posted at
2020/04/03 18:41:12