「『あのヒト』来はったえー
来はった!
『来はった!』
『おとー(父)はん』、来はったえ~
なあ、おとー(父)はん、
『おお(会っ)てえー』」
関西出身の皆さん、このフレーズ聴き覚えないだらうか
40年以上はムカシ、
関西ローカル TVCM
“「あられはやっぱりトヨス~」” だたとオモ
(今になって、イキナリこの
CMシーンを鮮明に思い出したのは、本官小生が、つい先般、まさに、コレに似た状況下に置かれるコトとなった、娘もつ父親として立場故だらうか)
いや、実はこういうことである
2023年8月5・6日、両日
当地、港湾地区 では、
"Yokkaichi Port Festival"(“四日市港まつり”)
(
市内中心部 では、
“大四日市まつり”)
この、
"Yokkaichi Port Festival"(“四日市港まつり”)
Ⓒ
に
連動 して
本官小生の、“フォトギャラリ”や“フォトアルバム”に、タビタビと登場する
大のお気にの、
フォトスポット
【四日市港・千歳地区】
Ⓒ
へと、
『あのヒト』、じゃなくて
JMSDF(海上自衛隊)呉地方隊 阪神基地隊 第42掃海隊所属 すがしま型掃海艇 4番艇・ 母港:神戸
【JS Naoshima, MSC-684/掃海艇・なおしま】
🄫
(現船体は、ロービジ(
"Low-visibility")化塗装により、煙突頂部黒帯廃止、及び、艇番号
& 艇名 灰色化/無影化済となっている)
が、
「来はった!」 んデアル
んでもって、初日、
2023年8月5日 のみ
“ガイドつき・艇内特別公開” 実施
Ⓒ
『おとー(父)はん』、じゃなくて
本官小生自身 が
『おお(会っ)てえー』、じゃなくて
会わせ(艇内視察させ)てー
本件情報をキャッチ したのは
先、
七月の始め頃 だったらうか
JAPAN SELF DEFENCE FORCE MIE PROVINCIAL COOPERATION OFFICE
つまりは、
【自衛隊三重地方協力本部】 による
“公式発表前”
まだ、HPにもドコにも情報開示されていない段階 で
我が優秀なる、情報収集網 が、
タウン誌片隅
で捉えた、この
記事
ええ、しましたとも!
もちろん、スグに!
記載してアル、☎番号 の、【四日市地域事務所】に、問い合わせの電話 を
電話相手の、ちょいとバカシ驚愕が感じられる声での
応答
事:
「どこからモレたんだ! 貴様、ドコでこの情報を入手したのか!(ウソ、どこでお知りになられましたか?)
」
本:
「ソレは機密故、明かせませんが、我が優秀なる情報網が ...(ウソ、先日ポスティングされたタウン誌に載ってましたケド)
」
事:
「くっ、そうだった! まだ公式HPに事前予約申込みページ準備してないのに」
本:「じゃ、公式HPに公開されてからの、ネット申込みと云うことでしょうか」
事:
「いえいえ、今、私、本官がこの電話で、予約ブッキング受付賜りますよ 貴官姓名、じゅうしょー、せいべつー、ねんれー(正確には生年月日)、しょくぎょー(正確には勤務先)、でんわばんごー を言ってください
」
本:「
東海方面隊・北勢管区、並びに京都中央即応集団所属・Sid大佐であります(ウソ、本名は・・・)、住所はカクカクシカジカ、以下、略」
※ 本来、こういった、JSDF(自衛隊)イベントの多くは、将来候補や喫緊の
自衛官リクルート も見据えて、実施されており
児童や自衛官採用上限年齢までを対象に限定 とスルことが多い
でも、
タウン誌告示 には、
そんな年齢条件は書いてない しな
で、併せて聞いてみた
本:
「本官小生の年齢でも受け入れ可ナリ、也」
事:
「ええ、コレに関しては、そのような年齢条件はナイですよ」
本(心の声):
「やたー!」
事:
「では、確かに申し込み受け付けました。 ただ、希望者多数の場合、抽選となるので、その旨は了解されたし」
本:「了解した、貴官の計らいに感謝スル(ウソ、お手数を取らせご対応いただき、ありがとうございました)」
先月も半ば になって、確認のため一応、
【自衛隊三重地方協力本部 公式HP】 をチェック
🄫
むむ!
「応募には条件があります」 とか書いてあるゾ
なんかもー、
イヤな予感 しかしない
んで、恐る恐る、下へスクロール
🄫
で、でたー、ヤッパリやん!
・「小学生から32歳までの方」
・「メールの発送をもって当選案内」
本官小生、上限の倍とは言わないまでも、ホボそれに近しい年齢 ⇒
あかんやん、完全に
メールアドレスなんて、そもそも聞かれてないし、モチ、伝えてナイし ⇒
ヤッパ、あかんやん、完全に
小生的 ウルトラスモール観艦式 参加の夢、潰え去った 瞬間デアル
こーなったら、しゃーない
翌日 の
🄫
“一般公開” 行って、
ハイパーミニ、ソトからダケ観艦式、やっとくか
でも、あかんナ
“一般公開” は、
駐車場ナシ(特別公開は、当選者のみに提供アリ)
駅からシャトルバス、って
その駅は、本拠基地自宅をセンターにして、港と反対方向にホボ同距離
あほらし
それに、とーても、あつつい(暑い、の小生的強調語)だらうし
やめとこ、あきらめよ
で、もー、すっかり忘却の彼方
んが!
“特別公開” の、
前々日
鳴動し、チカチカ点滅発光する、我が携帯
見覚えのない番号からの、一本の着信
ソンなケースは、基本、出ないでムシなのだが
この時は、ナゼかしら、一瞬だが胸が、
小さく「トクン」
ナニかありそな、おこりそな、おかん(お母んではナイ、予感)がした
そんで、電話に出た
発:「
Sid(本官小生本名)さんのお電話でしょうか」
本:「はい、そーですケド、ドチラさん?」
発:「私、【自衛隊三重地方協力本部・四日市地域事務所】・所長の、XXX と申しますが」
本:「あ、はい!」
本(心の声):「あ、着信通知番号、あのタウン誌に、案内のあった番号か!」
事:
「例の、“【掃海艇 なおしま】特別公開”、空きが出てきましたので、ご案内です、ご参加いただけますヨ」
本(心の声):「
ひゃっほーい! あーヨカたー、別の予定いれないでおいて」
事:「当日のご予定はどうですか? 参加されますか?」
本:
「あ、ありがとうございます! はい、もちろんお願いしますデス!」
事:「では、
乗艇開始、ヒトヒトヒトゴー(
11:
15)となります
ヒトヒトマルマル(
11:
00)
までには、貴機を指定駐機場へ駐機の上、待機されたし」
本:「特別なる、ご好意、感謝スル(ウソ、本当にありがとうございます!)」
事:「なお、メール通知者に対しては、「特別駐機許可証」を発給・交付しているが、貴官にはソレがナイので
駐機場案内隊員に、『【自衛隊三重地方協力本部・四日市地域事務所】所長、XXX氏より、
許可を得ている』旨、伝えれば、駐機デキルよう手配しておく」
本:「さらなる、格別のご配慮、重ねて感謝スル(ウソ、重ね重ね、まことにありがとうございます!)」
小生的 ウルトラスモール観艦式 参加の夢、復活 の瞬間デアル
そうして、いよいよ迎えた
2023年8月5日、当日
その早朝 より
本拠基地自宅において
"Marine Traffic" にて
当港への
接岸アプローチ状況をモニター
Ⓒ
マルナナヨンマル(
07:
40)、
接岸を確認
Ⓒ
すわ、会場たる、
【四日市港・千歳地区 第15号岸壁】 へと
勝手に偵察斥候出撃スル!
(見ての通り、ロービジ(
"Low-visibility")化塗装済デアル)
状況確認を終え、一旦、本拠基地自宅へと帰投
本拠基地自宅から、
【四日市港・千歳地区】 までは、ほんの五分もあれば、到達スル距離
ウルトラスモールとは云え、観艦式に遅刻ル、などもってのホカ
というより、逸る気持ちを抑えきれず
ヒトマルフタゴー(10:25)、再出撃!
やはり、五分強で港地区到着
駐機場案内隊員 の方に
「【自衛隊三重地方協力本部・四日市地域事務所】所長殿より、駐機後の乗艇許可いただいる」旨、伝えると
スグに「はい、伺っております!」との返答アリ、駐機ロットへの誘導を受け
ヒトマルサンヒト(
10:
31)、
駐機完了
駐機場から会場までは
このハイエースで、運転担当隊員に、会場の
【四日市港・千歳地区 第15号岸壁】 へと送迎してもらう
【なおしま】乗艇予定時刻、ヒトヒトヒトゴー(
11:
15)まで、はまだまだ時間はアル
一先ず
地上展示 をジックリと、
Observation !
【MIM-104 Patriot/ペイトリオット 地対空 迎撃ミサイルシステム一式と、ランチャー(発射機)】
【HMV/高機動車】(ハイ・モビリティ・ビークルとは言うが、要は人員輸送用車両)
(トヨタ開発・日野製造、水冷直列4気筒OHV4バルブ・インタークーラーターボディーゼル ヒトヒャクナナジュウ馬力(
170ps)エンジン搭載・乗員定数ヒトジュウ(
10)人)
【LAV/軽装甲機動車】(ライトアーマー、もしくは、ラヴが略称・愛称)
(小松製作所製)
※ なんと、コイツ、ちゃんとエアコン装備、とういうことデアル
※ ほへぇー、
BS、
"COMBAT" なんて、ラインナップあったんだ!
【偵察用オートバイ/KWASAKI KLX250】
そーこースルうち
【なおしま】乗艇予定時刻、ヒトヒトヒトゴー(
11:
15)が近づいてきた
(本官小生が組込まれたのは、
パープル班 紫色のリストバンドがその証デアル)
定刻とナリ、
いよいよ、艇内突入
Coastal(沿岸の ≒ 中型の)
MineSweeper(掃海艇)
(なんか、性能諸元プレート、秘匿のために急拵えで貼っつけたような気も ...)
案内担当員引率 により、
Ship Tour 開始
※
"Mine" の意は、「待ち伏せ型武器」の “爆雷” で、地表下セットの地雷(
Land Mine)、海では、海中セットの機雷(
Underwater Mine)・浮遊機雷(
Floating Mine)・沈底機雷(
Ground Mine)ナドの総称
因みに、動力装置で自力水中推進する
魚雷 も爆雷の一種ではアルが、
"Mine" とは言はズ、
"Torpedo" と呼ぶ
"Sweeper" の意は、“掃除屋”(掃除機の意もアリ)
そして、
“機雷掃海” と
“機雷掃討” では、意味が
異なる
“機雷掃海” は、
面 での
機雷無力化(歴史的従来方法)
“機雷掃討” は、
点 での
高性能機雷無力化(各個撃破)を
対機雷システム により行う
すがしま型掃海艇デアル【なおしま】 は、
“機雷掃討”能力 を主眼装備
以上、軍事豆知識ナ
【JS Naoshima, MSC-684/掃海艇・なおしま】 の
艇内 からのフォトショット
【ブリッジ = 艦橋】(艇長指揮所デアル)
※ 同じメータが、鏡写しに、二つ並んでイル
・ディーゼルエンジン(三菱6NM-TA(B)I 900hp )X
2基
・スクリュープロペラ X
2軸
で、船体運用コントロールしてイルが故デアル
《右端 青赤 - 艇長席・左端 赤 - 隊司令席》
【ブリッジ = 艦橋から、艇首を臨む図】
【ブリッジ = 艦橋を出て、GPS ロラン デッカを見上げるの図】
【JM61-MLAV/20mm Vulcan】(
フタジュウミリ(20mm)機関砲)
(この【なおしま】のバルカンは、就役、フタセンヒト(
2001)年と船齢が古いフネ故、手動照準! 機雷撃破に使い、対敵攻撃に使われるコトはまずナイ)
(バルカンと、ペイトリオットミサイルランチャーが並ぶ、というオモシロショットが撮れた)
【艇尾】
《艇尾から、マストの、本日掲揚 Flag を見上げるの図 》
【PAP-104 Mk.5/機雷 “掃討” 用 遠隔操作無人潜水機】(仏製)
《その他、モロモロ》
(食堂 士官は、通常はココ食堂では喫飯セズ、マイルームで食事スル)
(会議室)
掃海艇は、磁気反応機雷対策のため、ベイマツ・ケヤキ・タモなどの木材で船体を構成しており、補修材にも、木材を積んでいる
いただいた、
【乗艇記念リーフレット】
と
【JASDF(航空自衛隊)ノベルティのお土産】(クリアケース・F2ペーパークラフト・定規・付箋紙)
(海上自衛 “艇内特別見学”、とはいえ、こういったイベントは、陸上・海上・航空の相乗り、相互協力で行われるコトが多い)
いやー、ホントにイイ体験をさせてもらった!
今回、
「天は ...、天は、我を見放さなかったぁぁぁぁー」
(って、名作映画 “八甲田山” の指揮官(演、北大路欣也)の名ゼリフ
「天は、我らを見放したぁぁー」、
パクって もじってみた)
これも、本官小生、日頃の精進(何の)のおかげか(わきゃーナイわな)
かくして、
先週 のマスツー
"2023 3rd Meet-up & Touring" 西日本・東海・東部方面編隊集結、【7月大規模作戦】 ダイレクトリンク に引き続き
今週 も
とんでもなく愉しく充実の、夏の一日
大いなる戦果をあげての、状況終了デアル
※ なお、上記でも述べたが、本イベント、自衛官リクルートの側面アリ、かの所長氏との、電話応対中も、「どなたか、自衛官候補となられるようなお知り合いはおられませんかねぇ」と、遠慮がちに申されていた
かの所長氏には、今回、格別のご配慮をいただいたご恩もアル
本コンバットリーポートをご覧の皆さんで、紹介できそうな方がいっらしゃれば
ゼヒ、上記、【自衛隊三重地方協力本部・四日市地域事務所】☎番号までご連絡
本官小生からも伏してお願い申し上げる次第デアル
さて
小生的 ウルトラスモール観艦式 の
興奮、未だ覚めやらぬ
当夜 は、上官殿と一緒に、
シネコンでレイトショー観戦
“Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One”
この
Movie、前評判に違わず
Hilarious(超絶オモロイ)で、
Exciting(ワクドキ)で、
Entertaining(メチャ愉しめる)
オヌヌメ でアル
終演は、深夜、
フタサンゴーゴー(
23:
55)
待たせていた、我が愛機に乗り込んだのは、
日を跨いだ、翌日
フタヨンマルヨン(
24:
04)
本拠基地自宅帰投完了
フタヨンヒトフタ(
24:
12)
暑いが、熱一い、充実の一日 であった
以上、本日も
Mission Complete!
これにて報告ヲワル
オーバー