母校キャンパス、並びに学生時代の "補給基地(ココはサ店なんで整備施設ナシ)" をアトにした小生とO-Line、
次の第2目標へ再出撃する前に、寄っておく場所がある。
この母校への通学での、
【当時の愛機ランタボ】

の駐機場、
現、
環境省(小生の在学当時は
"環境庁")・京都御苑管理事務所が所管する、烏丸通りに面した
"京都御苑・中立売駐車場" である。
ココの入り口で、O-Lineのショットを収める。
【中立売駐車場(広い)】
京都御苑には、も一か所、東側の寺町通りの清和院門のトコロにも清和院駐車場がある。
【清和院駐車場(チョい狭い)】

コッチは京都府立医大が最寄である。
いずれの駐車場も公営なんで安い。(今は、3時間800円、以降30分100円)
さて早速、
豆知識である。
前回の"その2" でも
"京都御苑" のワードを用いた。
上の写真の、カンバンにも
「京都御苑」とある。
"(京都)御所" "京都御苑" は、完全一致する同一のものではナイ。
ナニがチガうか、オワカリだろーか?
市内中心部のホボ65ヘクタールと、市内面積の、ハンパなくかなり広い敷地を有す
"京都御苑"、
先程、
環境省所管と言ったが、実は正確ではない。
ココは、
環境省、宮内庁、内閣府が相乗りで管理してるんである。
まずは
宮内庁。
"御所" は、まさに天皇陛下がおわすところ、お住まいである。この敷地の中には、
単に御所(いわゆる京都御所)、
仙洞御所(上皇なんかの退位天皇さんの住まい)、
大宮御所(皇太后さんなんかの女院御所)があり、これら
築地塀の内は宮内庁の施政権下にある。
(因みに上述3つの御所は東京にもあるし、宮内庁は
占有地警護警備のため、ココには
皇宮警察本部京都護衛署も設置している)
次に
内閣府。
この敷地内には、
"京都迎賓館" がある。ココは
内閣府の縄張りである。
そして、
環境庁。
少し、歴史を紐解く必要がある。
先のブログ、シリーズその2で述べた、明治期の東京奠都で、
御所周辺に住んでた公家連中や宮家も江戸に引っ越してもうて、やつらの屋敷は空き家となって荒れ放題。
一計を案じた
明治天皇の命により、これら
140戸ゼンブ飲み込んで、屋敷撤去、皇宮直轄地(江戸幕府の天領みたいなもん?)にした。 大東亜戦争
敗戦後、ここを国民公園として開放したのが、
"京都御苑" であり、
公園なので、
ソコを全体としてマルッと管掌してるのが環境省、ちゅーワケである。
しかし、環境庁も当然、宮内庁の施政権下にある3御所や内閣府ナワバリの迎賓館へ、
個別権利行使はできナイし、口出し無用である。

各位、拡大して、各施設を一度確認してみていただきたい。小生的には、
日本人ならこれくらいは知っておいていただきたいものである。
なので、あまりに豆知識に多くの文字を消費してしまった。
申し訳ないが、アトは駆け足で行く。
"京都御苑・中立売駐車場" を出て、向かったのは
"ことりっぷ" 第2目標の
"祇園" である。
O-Line駐機は、
"八坂神社" に隣接する
"円山公園"(しだれ桜で有名)の下に掘られた、
【市営円山公園駐車場】(ヤッパ、公営なんで安い。30分毎260円)。

O-Lineを停めた(地下)2Fは、前も隣も見渡す限り他車はイナイ。ガッラガラに空いてた。
階段上って地上に出ると、
【八坂さんの北鳥居】

(写真)
はスグそこ。
ココ潜って社内にアプローチすると、
【茅の輪くぐり】

のイベント開催中だったので、やっておく。
Que(並んでる列の意の
英国英語)は、小生の前4組ダケ、ちゅー絶賛開催!中であった。
【社内】も、いつもでは考えられないくらい、ヒトはまばら。

だれも写り込まナイ社殿をカメラに収めるなんて、いまやメッタにできることではないんだが...
で、有名な、
【石段の上から東大路通りを正面に見下ろす大門】

から社外へ出て、祇園と呼ばれる地区、四条通り北側商店街を、河原町通り(鴨川方面)に向け、歩き出す。
この祇園に来たには理由がある。
先日来、ココみんカラでネット上での会話にお付き合いいただいている方から、この地に店を構える老舗の商品の品々を紹介していただいた。
いみじくも
京都人であることも自負
(実際は、生まれ育ち社会人2年目まで暮らしたアトは、世界各国(といっても2か国)、日本各地(といっても、ほとんど東京・横浜・川崎、と大阪・兵庫、それと四日市)を転々流浪の民)
する小生。
これは何としても
、店はこの目で確認し、商品も買い求めねばなるまい、と決意の上の作戦行動である。
ま、この場所自体は数えきれないくらい何度も来てるし、目瞑ってっても歩ける(うそ。さすがに目隠し状態では、最悪、車道に出て轢かれる!)ので、気軽なもんである。
花見小路通りを越えると、
目的地の一は目の前。
1703年創業、元禄より一子相伝と自家宣伝の
香煎(スパイス)屋、
【原了郭】
宮内"省"御用が誇らしげである。
【京都限定版】(市内並びに東京含め地方の百貨店や、京都駅にも出店してるらしいので、そいったトコでは入手できんのカモ)
の、ホンマに小っちゃ(まさにミニ)なカン入りの、
【黒七味と粉山椒」

を買った。
(実食はまだしていない。今週中に試す機会は作る予定)
店出て、そのまま西進し川端通り左折で、四条通り南側商店街に渡る。
歌舞伎、劇場の、
【南座】

があり、その隣は、"にしんそば" 老舗の有名店、
【松葉】

にしても、
たかがにしんそばに1,500円は、京都人はまず出さない。
なぜなら、そばの上に載ってる"具"、
「身欠きニシンの炊いたん」は家庭料理だからである。
(京のフツーの和風家庭料理、"おばんざい" などちゅー、商売用の用語で喧伝され、すっかり根付いたように思われがちだが
、京都人は、おばんざいなんて言わんし、小生の子供頃には聞いたコトもなかった。本件はまた別の機会にでも)
つまりは、お上りさん(失敬)、江戸かその前の時代から連綿と続く、
京への訪問客(つまり、今の観光客ですな)向けのプライス設定である。
そのまま、八坂さんに向け、一筆書きで逆コースを辿ると、やはり花見小路通りの手前で、
目的地のニに到達。
煎餅屋の、
【萩月(しゅうげつ)】
でも、でもである。ガーーーーーン!!
この通り、シャッター降りてるー。
中共Virus、COVID-19影響より、この本店は、しばらく前からずーと休業中とのコトであった。
しっかし、先に茅の輪くぐりをした、
早速のご利益か、本店は休んでても製造現場は稼働中で、
商品(目的物は、コノせんべ屋のかりんとう)は我が居住の地、
三重は津市の百貨店で売ってるという有力情報が飛び込んできた!
というわけで、一昨日も休日なので、津で買ってきた。

(こちらも黒七味と同様、未実食)
で、原了郭や萩月が面する、
【花見小路】の一昨昨日(8月8日)午前の様子がコレ。

昨今の、
オーバーツーリズムで毒されてた様子は微塵もない。
でも、小生が大学生の頃もこんなもんだった。
因みに、
"ことりっぷ" の〆として小生の実家に立ち寄り、ソコの主、つまりはオフクロと少しハナシをしたが、そのアルジ(つまりオカン)の歯医者の主治医がココ祇園で開業しており、定期的に訪れてるらしいが、
彼女弁によると、四条(京で一番の繁華街)では、河原町から八坂さんの石段下まで、つまりは
祇園地区は、現在、壊滅的に人出がない、
河原町から烏丸まではマダ少しはまし(高島屋や大丸がある)とのことで、
その石段下の原了郭や萩月もムカシから知ってるが、
「お店したはるとこは、ほんま気の毒え。そんでも、あんな高いもん、うちらはよー買えんわ(現代標準日本語訳:店舗を経営されているところは本当に気の毒に思うわよ。かといって、あのように高価なものは、私たちはとても買えないわ)」だそーである。
で、祇園での攻撃(用事)も済んだんで、円山公園駐車場のO-Lineの元に戻り、駐車場退場し、
次の目的地、第3目標に向かった。
以上、
"ことりっぷ" その3(祇園散策問編)のオワリである。
次回はいよいよ最終回 "(出身)高校訪問編" として、現在構想中。 小生のアタマの中である程度組み上がったら、
いよいよ執筆に取り掛かり上梓(ウソ。ブログにまとめアップロード)するんで、シバシ待たれよ。
Stay tuned, and don't miss it!
(同、省略。)
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Posted at
2020/08/11 07:38:21