しばらく食べに行ってなかった、
日本で生まれた独自スタイル、欧風日本料理(なんのこっちゃ)、
『洋食屋』!
つまり、その
発祥を明治の黎明期に求め、以後、今日に至るまで
独自の発展を遂げ、
今に至るも、そして
ドコ行っても街に溶け込んで生き残る
(しかし、決して安価なワケではない)、
西洋料理店のジャンル、というか、カテゴリーというか、
『洋食屋』と言ったり、
『グリル』と言ったり、『ビストロ』と言ったりの、
お食事処、
そう、
日本人向け独自進化の代表選手、デミグラスソースベースのタンシチューやビーフシチュー、ポークカツレツ(完全に日本食化すると、“トンカツ”)、
オムライスや、ハヤシ(やカレー)ライス、コロッケ、エビ(やカキ)フライなんか
を
無性に食べたくなったんである。
本年に入ってから、
フレンチ → イタリアン → フレンチ → イタリアン、
の
ランチを主目標の一つとした、
上官殿との作戦行動でのサイクル出撃。
(一度、街中華の「半やき飯 +ラーメン定食」あり)
先週の、
2021 WK7だけは、ソロ出撃から、作戦行動域、
都、京の町での、
使番、イヤ間違えた、
我が娘とランデブーからの、デート de ランチを、
純和風、つまり懐石料理(と言いながら蕎麦がウリの名店だったので、造里ナシで代わりに、
鯛の手毬寿司&せいろそばが供された)とした。
で、
ここにきてなぜか日本の洋食を食したい気持ちがもたげてきた。
しっかし、当県当地の、洋食屋へ行ってたんでは、
O-Lineの出番はないし、つまらない。
そんなこと、
単に近所にメシ食いに行くだけのことである。
何が悲しゅうて、徒歩で、ご近所の洋食屋に行かなきゃならん!
である。
ハナシを本題に戻す。
折しも、2021 WK8 である今週末の
上官殿、勤務シフト休日であり、
昨日より、
「どこかへ連れて池!」と仰せである。
ならばと、ソコソコ近場で、かつ、
“O-Line ことりっぷ”にもなる、プチツーリング作戦の立案である。
もちろん、先週出撃した、京の街には、あまた洋食の有名店が存在することは知っている。
しかし、Emergency Declaration over COVID-19 も未だ明けない現時点で、そうそう何度も足を踏み入れるには憚られるものがある。(来月は用事があってまた行かねばならんし)
ならば、ということで、
小生が誇る最新鋭の情報収集機器・情報網を駆使してのリサーチ
(ウソ。ネットで調べた)である。
で、
県内は、伊賀上野に、なんかヨサゲな、お店発見!
写真の通り、
「大人の女性の旅をナビゲート」をキャッチフレ-ズとする、
無料旅行電子月刊雑誌、
“旅色”に、
情報はあった!
ガッキー

(新垣結衣。言わんでもワカルか)が
表紙を飾る最新号(は、Vol 144)
にて、
「当店が紹介されました」
の店、
“グリルストーク”を、本日の、
ランチ攻撃目標、ターゲットに選定した。
今回は、越境にこそならないが、やはり先週までと同様に、
Three(3) Cs 回避を怠らず、COVID-19防御も万全対策を図ることとする。
しかし、ただ、ランチ行って帰ってくるだけでは、あまりに芸がない。
ココ、伊賀上野にも名所旧跡はある!
それが、
“上野城(址)”である。
では、いつものように、ちょい、おべんきょの余談も交えた、
ココでの作戦行動概要報告;-
“上野城”は、
別名、
“伊賀上野城"、あるいは、
雅名 “白鳳城”と呼ばれる、平山城(標高:約184mの、ま、丘ですな。の上に建ってた城)。
上野盆地の城下町は北・南・西を川で囲まれるという地の利、自然に守られた、そして城は、高台(といっても丘)に建つ、要塞砦だった。
が、小牧・長久手の戦いの影響モロに受けて落城。
その後に修繕、改修、さらに拡張までも、
藤堂高虎なんかの手で進められようとしてたが、“大坂夏の陣”が起こり、またもやその影響で、敢え無く
途中で工事キャンセル。
なんと、
城のシンボル、天守もないまま、本丸・二の丸は中途半端に放っぽらかして城代屋敷だけで、江戸時代を過ごしちまった、
(その城代屋敷すらも、今は建屋はなく、その敷地・跡地は更地で、「ココは塩味噌蔵」とか、「ココは米」とか、「ココは~~」の札が立ってるダケ。
なので、おもろないんで、写真はナシ、である)
そして、今、建つ天守は、
昭和初期に築城(とは言えんな。建てられた)れた、
「模擬」天守。

(この上官殿を見てもらえばワカルとおり、まったくの “疎”。 “密”って、なにソレ、おいしいの? の様相を呈していた)
なので、この城、
正式名は、“伊賀文化産業城"と言う、
ちょい
かわいそうと言うか、残念な城である。
だが、入場料、金、600円也、

支払って、中を捜索すると、
いや、あるわあるわ、
歴史的文化財の数々、
なんか、エヴァのシルエットみたいな、高虎専用機、「唐冠形兜」(県指定文化財)

も展示されてた。
(こんなん被って戦場出て、戦闘に臨んだらジャマなってしゃーない、とオモタぞ、小生)
もう、3月になるので、雛飾りの設えも。

(雛人形飾り付けの境界地点、即ち
境目の関ケ原以西の伊賀のクセに、
なんと、ココでのひな人形軍団、すべて
関東風に、男雛が右である。
先週末の小生ブログでのホテルオークラ京都の写真にあるように、
京の都での内裏雛、当然、男雛は左にいるものである)
そして、
声を大にして言っときたいのは、
築、藤堂高虎の、高さ約30mの立派な石垣は現存してる、

(上から下、覗くのは、高所恐怖症のヒトにはオヌヌメしない。結構こわいゾ)
し、
この伊賀上野の地、出身者、
浪々の俳人にしてアチコチに現れては、日本全国、各地で名句を詠んで、超人的徒歩日本巡りの旅をした、松尾芭蕉(一説では、忍びのモノであったとも。ほんまかどうか、小生は知らんケド)
を記念して建てられた、「国指定重要文化財」
俳聖殿

(このキノコみたいな最上部の屋根、旅路道中で被る笠をイメージしてる、とのことである)

(お殿の中には、芭蕉翁像が鎮座おわす)
や、
芭蕉翁記念館
はあるし、
伊賀流忍者博物館(ま、この施設は観光客向け施設か)もある。
で、もひとつ言いたいことがある。
これら、復元城とか、何とか館とかの建造物、や遺跡はすべて、
ざっくりと一帯で、上野公園(といっても、当然、東京にある、”上野恩賜公園”とは何の関係もない)として整備されてる、その公園内にある。
O-Lineは、その上野公園の市営駐車場(終日で、金、600円也)

に停めて、待機させといたんだが、
そこでお出迎えしてくれたのが、
この、カワユイ、
伊賀忍くの一の、お嬢ちゃんである。
何が良いって、小生、とっても感心し、好感したのが、
その、メッセージに使われている言語、である。
要は、最下段にあるように、
「ようこそ、三重県の伊賀市へ」
なのだが、
他の、案内言語は、
ウェルクム(Welcome)に始まり、ビアンヴニュ(Bienvenue)、ベンヴェヌーテ(Benvenuti)、ウィルコメン(Willkommen)
と、
すべて欧州・北米のコトバ(英/米/加、仏、伊、独) だけ。
これはなんともイイ!
(ま、それ以上は言うまい)
※追加情報! を発見!!
この、くノ一のお嬢ちゃん、
「伊賀嵐マイ」ちゃん、と言う名らしい。
以下、誕生秘話である。
さて、この城を含めた
一帯の上野公園の散策も終わったら、
いよいよ、ランチ。
では、
洋食屋“グリルストーク”に向かおう。
ここでは、
一日10食限定の、
「復刻版 ワンプレートランチ」を、前日に、
予約してリザーブ済みである。
店の能書きによると、
この「復刻版 ワンプレートランチ」、
昭和31年(1956年)の創業から昭和55年頃まで、盛り合わせランチとして提供していたメニューだそうで、デミグラソースもしっかり味わえる、一日10食限定で行っている限定ランチ。ビーフタンシチュー & ポークカツレツが乗った、ワンプレートに、パン又はライスが付く。
こ、これは、
ウマイ!
とくに、
ビーフタンシチューが絶品であった。
ランチを食したら、モチ、
デザートとコーヒーの定番が、我らには必要。
折角なら、
オサレなカッフェに移動して、
まったり、ケーキセットで寛ぎたいところ、である。
で、その通り行動に移す。
この洋食屋から、約12km離れた
山の中に、そのオサレカフェはあった。
“ Cafe & Library "Noka" ”
Library、その名が示す通り、
中は図書館がごとく、本で一杯、である。
本の種類は、国内外の、
工芸、や、
建築 に関わるもの。

(このCafe、上掲写真からもワカルが、
Gallery = ギャラリー併設である。展示されているのは、
伊賀焼やガラスの器や什器類で、
売り物。
ま、とんでもなく高価なものもあったが、
例によって、「写真撮影はご遠慮ください」なので、気になったヒトは、
yamahon(クリックで、ダイレクトにココのHPへジャンプ)をご覧くだされ)
で、注文、
小生は、
イタリアン深煎りブレンドコーヒー & スフレチョコレートケーキ
上官殿は、
キャンベルズティー(アイルランド人が好む紅茶)
& オレンジシフォンケーキ

(上官殿が仰るには、この、キャンベルズティー、スッゴク気に入ったらしい。
そして、ココで供されるケーキはすべて、店での手作り、である)
上野城址公園散策で、文化活動と、体の運動にも勤しんだし、
久々の、
『洋食』も食し、懐かしさと満腹感も覚えたし、
おされカフェでの、ドルチェ、アーンド、コーヒー(どるちぇ・あーんど・がっば~な、ではない。判ってるか、そんなこと)で、
寛いで疲れも癒したことだし、
本日の作戦行動は、これにて完了である。
壬生野ICから、名阪国道 = R25 をひた走り(ま、途中、我が軍第二前線基地、道の駅・関宿

で小休止の寄り道して)、
我が街に戻ると、
R1は、Ford Motor のD 前辺り

はいつものように、渋滞でノロノロの牛歩戦術を強いられる。
それでも、
自宅現着は、ヒトゴーサンマル(15:30)と、早い内の帰着が出来た。
O-Lineを駐機ロットに停めて、ステアリングロックをセットしたら、
任務完了である。
以上、報告オワル。
あっ、忘れてた。
来週は、小生自身がドック入り(定期通院)なので、作戦予定はない。
したがってコンバットレポート(うそ、ツーリングのブログ)も、たぶんお休み、である。
ブログ一覧 |
ツーリング | 日記
Posted at
2021/02/20 19:13:06