
昨日、4月9日公開の、Motor1 U.K.支店からの記事。
英語原題は、
"Toyota and Lexus UK pledge free roadside assistance for 'key workers'"
※小生注1:
ココで言う、"Key Workers" とは、新型コロナヴァイラス対応の最前線の現場で働く、
重要な役目を担ったヒトタチのこと。
サブタイトル、
"The cover is provided by the AA."
(このサービスは、AAによって実施される)
※小生注2:
AA:Automobile Association(英国自動車協会)のことで、日本のJAFに相当する、
国際自動車連盟(FIA)の、英国での加盟団体。 1905年設立。

(因みに、"AA" は、すでに先日、IDを持つ、約1.5百万人のNHSスタッフに対し、
コロナヴァイラス・クライシスの期間、
AA加入メンバーか否かを問わず、無償のロードサイドサービスのアドバンテージ提供を
申し出ており、
グラント英運輸国務長官(Transport Secretary)も絶賛するムーブとなってる)
※小生注3:
英国には、日本とは異なり、ロードサービスを提供する、他の機関、団体があり、
AAと勢力を2分するライバルは、
RAC(Royal Automobile Club = 王立自動車クラブ。
1897年設立で、AAよりチョッと年会費高い)。
以下、記事要旨を超訳しとく、
トヨタと姉妹ブランドのレクサスは、
NHS(英国の公的医療保険制度、先日、4月6日の小生ブログで説明済み)、
若しくは救急隊で働いてる、
自社のクルマのオーナーに対して、無償の故障修理サービスを提供することを
宣言している、在英カーメーカーのスキームにジョイン(参加)した。
Vauxhall( = ボクソール、英国マーケット対象のOpelバッジエンジニアリングのカーメーカー)、
Citroen、及びPeugeotにて始められてた、このスキーム、
新たに車両購入者となった、'key workers' のヒトタチに対し、
ブレークダウン(故障修理)・パッケージ提供を約束するものである。
当スキーム下では、コロナヴァイラス・クライシスの間、
・トヨタ車オーナーの 'key workers' は、
無制限(原文:open-ended)に、無償ロードサービスを受けられる。
このスキームのカバレッジは、クルマの年式には関係ナシで、
自宅、英国内、欧州48カ国のどこでもロードサービスが受けられる、
というもの。
また、英国内の場合、
どの目的地であっても、もしくはどの推奨トヨタ・センターであっても、
故障修理完了まで、最大48時間までの代車借り受けも可能である。
・さらに、レクサスオーナーの 'key workers' の場合、
英国と欧州における、無償ロードサイド・アシスタンスや代車提供のカバレッジは、
ドライバーとして運転してる、自分のレクサス車だけじゃなく、
乗員として乗ってるなら、他のどんなクルマでも、
そして、レクサス車オーナーと住所が同じなら、
パートナー(配偶者、他)も対象となる。
これらサービスは、以前にトヨタやレクサスのロードサイド・アシスタンス・メンバーシップを
所持してたか否か問わず、
そして、乗用車だけでなく、商用車にも適用される。
会社(小生注:英国ToyotaとLexus)は、Covid-19パンデミックの間、
「なくてはならないサービス」を提供することで、「心の安寧と支援」をもたらすこと、
を決定したんである。
(原文:decision has been made to provide“peace of mind and support” to those providing “essential services”)
英国トヨタのGB(Great Britain)カスタマサービス担当取締役の、Rob Gilesは、かく言っている、
曰く、
「我が社は、保健衛生とソーシャルケアに携わるヒトタチ、
つまりは、信じられんほどのチャレンジングな環境にあってなお、
人々への支援を届けてるヒトタチの助けをしたい。」
そして続けて言う、
「我が社のクルマやバンを運転する、そういった 'key people' が、車の問題に遭遇したんなら、
そのヒトタチに、このような支援の継続で、安心(原文:the peace of mind)を届けたい。」
(超訳、中略)
記事結びは、
「4月7日現在、英国では、コロナヴァイラスと診断された、7,000人以上が亡くなった。」、
で締められてる。
(超訳、終わり)
感染爆発の発生した、欧米は極めて深刻で悲惨な状況にある。

(CSSE = 米ジョンズ・ホプキンズ大学・システム科学工学センター発)
本来、政府がすべき仕事が、追いついていない。
しかし、政府がやらない、できないなら、
個人や私企業が、できることは、自ら率先してやっている、
というニュースも伝え聞く。
当、英国トヨタに関する記事もそうだ。
(ただ、無条件じゃなく、自社のクルマのオーナーと、条件付けてるのは、チョイ気になるが、
同じスキームに参加してる、PSAグループのボクソールとプジョーもオーナー限定である)
「翻って、我が日本はどうか?」(小生ブログ、4回目)
政府と地方自治体首長の、現状認識、危機意識や緊迫感の隔たり、温度差、
一体、なんなんだ!
方や、2020延期決定、待ってましたとばかり、
堰切ったように、目立ちたがりの英単語駆使しながら、
アトサキ考えず、アクセル吹かしまくって突っ走る。
も一方は、高を括ってるのかナンなのか、スピード感、ゼンゼン欠けるどころか、
小生には、特定業界団体(高級官僚天下り先でもある)の声を未だ代弁して
ブレーキ踏んでるようにしか見えない。
だいたいからして、国の新型コロナ対策担当、
なんで、"経済再生" 担当大臣なんだ!
チガうやろ!、どー考えても、オカシイやろ!!
政権与党中枢部のロートル政治屋や官僚がそうなら、
野党政治屋も批判ばかりで、さらにブレーキに足添えてる、
ように思える。
そんなことしてるから、クニから指定外された自治体首長は、独自に宣言出す。
(自衛考れば、あったり前である。
ことココに至ってなお、
クニでは、休業補償金は自治体で考えるでんしょ、なんてこと言い放つオオバカ者はいるわ、
畑違いの、"経済再生" 大臣は、それら自治体への指定宣言、まだ必要ナシ、
と、メンツかなんか知らんが、対立してる。4月10日19:00時点)
そして、メディア。
ウソついてなくても、伝え方次第で印象操作できるの、よーく知っていながら、
吟味したのか、してないのか、よーワカラン構成で情報流してる。
もっと、国民守る義務と責任、よく考えて果そうとしろよ!
今は、まだ何とかなってる状況の、我が国、

(同)
いよいよヤバくなってきたら、
モチロン、我ら市井の日本人、
その持てる良い方向のパワーを存分に発揮するとは思うが、
小生自身も、情報収集とその選択、取捨選別は怠らず、
イザその時にはナニをなすベキきか、
なさないベキなのか、
シッカリ考え、備えておこう、
と思う。