
シリーズで取り上げてる、ガイ・マーチン"The Great Escape(大脱走)再現" ビデオクリップ、
前回の、3月5日の小生ブログ以降では、
新たに2本のビデオクリップが追加されてる。
3月9日のタイトル、
"Guy experiences the great escape tunnel"
このビデオクリップは、タイトル通り、「大脱獄での脱走トンネル体験」なんで、
文句なくオモロかった。(バイクやクルマは出てこないが)
Youtubeについてるコメントも
・ガイはレジェンドだ!(複数あり)
・ガイは何でも笑顔でやってのける、いかすヤツ!
・なんで、クリップの数々、たった3、4分だけなん?
1時間以上はいるダロ、バカげてる、
等々、好意的なものが並ぶ。
と、
もー、一本は、
昨日、3月13日公開で、タイトル、
"Guy learns the POW theatre" ("theatre"、断じて小生のスペルミスではない。
英国に暮らし、クイーンズイングリシュの洗礼を受けた小生が言うんだから間違いナス。
英国英語では、語尾 "-er" じゃなく、"-re" である。例えば、"Centre(センター)")
コッチのクリップは、
POW、つまりは、Prisoner Of War(戦時捕虜)、
すなわち、WW2 欧州戦線 捕虜収容所に設けられた劇場や演者(独第三帝国軍の英人捕虜)の歴史について、
往時の資料映像なんかで振り返ってるもので、
正直言って、小生はあんま、興味ソソられんかった。
(ちゅーか、WW2欧州戦線の捕虜って、結構イイ待遇だったんだナ、ぐらいにしか。)
なもんで、お口直しである。
ビデオクリップ公開は、チョッと古くて(でも1年経ってない)、
昨年、2019年8月。
舞台は、
英国の、かの有名な、シルバーストーン(サーキット)、
ココの、"ハンガーストレート" のウチ、150m使って、
9個のゲート(パイロン)を置いた、
”スラローム”
対決方法は、個別のタイムアタック。
役者は、
青コーナー(意味はナイ。どっちかと言えばマシン、ウェアが青っぽい)、
ガイ・マーチン
マシンは、TAS Racing(Tyco BMW Motorrad)、
BMW1000RR(British Superbike Championship参戦マシン)。
赤コーナー(同、赤っぽい)、
デビッド・コルトハード - 英人(スコティッシュ)引退F1ドライバー。
ウィリアムズ → マクラーレン → レッドブル の移籍経験を持つ、それこそレジェンド。
マシンは、Red Bull RB8(ルノーV8エンジンで、ベッテルが乗ってったF1カー)。
このクリップは、おもしろいゾ。
まず、ガイ。
やっぱ、コヤツ、マシンコントロール、めちゃくちゃ上手い。
白バイ日本一コンテストみたいに、フロントフォーク、ノーズダイブさせスギやろ、
ほんとに、ホンま、ソレ速いんか???(多数の白バイポリスの、狭路Uターンの上手さは、モチ認める。だって、商売だかなんナ)
みたいな、走り、スラローム アプローチとは全くチガう。
ガイのソレは、非常に直線的なコース取りで、パイロンをクリアし、
あっ!、ちゅー間に駆け抜けて行く。
ビデオクリップ観てると、カンタンそー、に見える(ハデさ、オーバーアクションは全くない)が、
じぇんじぇん、チガう。
このスラロームの走り方は、常人には1ミリたりともミリ。
2本目のパイロンから、次々にリアタイヤで、パイロン吹っ飛ばすこと請け合い。
実は、白バイ走りの方がミスは出にくい。
白バイ走りはバンクがキツくなるので、テクもそうだが、(どこまでガマンできるかの)根性がものを言う。
ガイの走りは、バンク最小で、真っ直ぐ抜けていく感じなので、とーぜん、速い。
一方、DC(デビッド・コルトハードのニックネーム)の、レッドブルF1もスゴイ。
有り余るパワー、これをコントロールするのは並大抵ではナイ!ことが、
このビデオクリップからよくワカる。
スライドしたがるリアタイヤのスベリを最小限に抑えている。
よく、スピンしないもんである。
サスガ、Legend。
で、結果。
答えは、クリップ観て、自らご確認あれ。
(ヒント、この単距離のスラロームじゃ、ダウンフォース....)
Posted at 2020/03/14 16:47:06 | |
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