
さて個人輸入ですが、海外の業者とダイレクトで取引する場合と、世界規模のオークション/ECサイト(e-bay)やAmazonの海外サイト経由で取引するケースがあります。(Amazon UK、DE、ITを覗きにいくと、掘出物を発見できることもあり)
小生の8S TTの場合、例えば、
インテリアのアルミトリム一式は、RHD用(左ハンドル用と左右逆位相になる)が作成できるか問い合せ、LHD用と同一価格にて提供可との回答をドイツの業者より得てから、
【pogiparts.de ドイツのアフターパーツ業者の英語版HPリンク】
https://pogiparts.de/en/audi/tt/8s/2262/vent-surround-dashboard-rigth-middle-left?c=68
ヘッドライトのストーンチップ(飛び石)防止の無色フィルムは英国業者から、
スマホホルダはカナダの業者から、いずれもダイレクトトレードで購入しています。
上記はどのケースもe-bayでも出品されていました。
数多の商品が出品されているe-bay利用は手っ取り早いですが、手数料や送料が一商品づづ上乗せされていること、英国圏を除くとほとんどがLHD専用であることに注意が必要です。
(例えば、LHD用フットレストは右ハンドル車と大きく形状が異なりポン付け不可)
小生はその業者が独自のHPを持ち購入ページがあるなら、e-mailで一応の納得のいくコミュニケーション(輸出販売の可否、不安点解消やRHD用の特注、価格ネゴ、等)を経て、直接取引をしています。
英語が苦手な方は、e-bayの日本代行業者がありますし、中華品だとアリババが母体のAliExpressの日本語翻訳ページでも購入できます。
次にリスクです。
支払いは、まずカード決済となるので、情報が抜かれるリスクは払拭出来ません。
(口座振込が用意されている場合もあるが、国際送金手数料はバカ高い)
対抗策として、資金移動業者を間にかませるという方法でリスクを極小化します。
具体的には"Paypal"が有名です。Paypalは米国の企業ですが、日本は同社シンガポール法人がカバーしており、同法人は関東財務局にも登録されています。
(金融庁監督下の業者であり、怪しげな金融屋でないというだけですが)
カード情報はこのPaypalにしか伝わらず、簡単な表現で言うと支払いはPaypalに対して即時決済され、同社が販売業者に支払うという形になります。(但し、当然Paypalが一定の手数料を為替換算時に上乗せしてきます)
商品不着や不良品等、トラブルの際は、同社より購入現地通貨でrefund(=返金)等がされます。(タイミングのズレから為替差損益が発生する)
なおe-bay出品業者側も決済トラブル回避のため"accept Paypal only"というところも多くあります。
小生は、e-bay経由はもちろん、ダイレクトトレードでもPaypal Invoiceを作成してもらって、Paypal払いにしています。
続いて、商品不着や不良品等、トラブル対応ですが、e-bayやAliExpressの出品者は商売継続のためかなり誠実な対応をしてくれることが経験上多いといえます。
一方、評価(feedback)を気にしており、五つ星(five rated star)を付けるようしつこく催促されます。
引続き品質です。欧米等先進国製はまず間違いはないと思われますが、中華製は激安と引き換えにある種ギャンブルです。人柱になる覚悟で購入し同志にレビューしましょう。
激安品はOEMを謳っていてもライセンス上の問題を疑ってかかるぐらいで丁度です。
(OEMを謳っても、許諾品とコピー品を、意図的かどうかしれないが混同している)
経験上、こういった商品は製品本体は一定レベルの品質を確保しているように見えるが、例えば付属する両面テープが"3MM"とかのインチキ品になっており、固着力が
異様に弱く使い物にならんなんてことはザラにあります。(本体さえまともなれば、まぁ何とでもなるので、最初から当てにせず確りした日本製にサクッと交換します。
車輪付近、例えばリムガードなぞ走行中に剥がれ千切れてボディを叩きキズなんぞついたら目も当てられません)
つづく。
(その3/3)最後は、小生の結論です。
Posted at 2019/06/27 21:28:30 | |
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