(「京都国立博物館」駐車場にて。 O-Lineの向こうに見ゆるは「京都タワー」)
ココ、我が日本においては全国どこ(たぶん)行っても明後日、
8月13日は
お盆の入りである。
当家一族、その源流より先祖は代々、

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京都

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にアリ。
惣別
京都出身者で占められているし、
今に至るもその大多数 が都を離れたがらず、
居も京に構えている。
そのような中にあって、
仙台出身の上官殿を伴侶に娶ったり、
都を離れ暮らす小生がどちらかと言えば
一線を画すOutstandigな存在なのかもしれない。
ま、英国とか伊国とか、遠く離れた異国に暮らしていた頃を除くと、
盆・暮れ・正月は、大概が京に戻って過ごすケド。
ソレは9年前に亡父が黄泉に旅立ち鬼籍に入ってからも今も変わらぬ当家慣例。
今年も暑い夏のお盆はスグソバまでやって来ている。
一方足元では、COVID-19対応も考えねばならぬ現況下である。
それよりなにより、
小生は夏季長期休暇真っ最中であるが、
普段は
Department store隊員である
上官殿、
今の時期、勤務スケジュール は
キッチキチ
(
ちっちきちー

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ではナイぞ、念のため。 知らん人はググってでも下され)
に
詰まっていると、先月早々に訓示されていた。
ただ一日、
本日、8月11日だけは、shift free、つまり
休日とのこと。
ならば! である。
この
この間隙をついて! である。
本日、8月11日、
“お盆の入りDay”二日の前倒しとなるが、
弾丸日帰りで、
京都のお墓、つまり、
オヤジと先祖代々の墓、
それと
ウチにアルぶったん(仏壇のコト)

に
参りに行っといたろ。
この日、ぼんさん(菩提寺の住職のコト)も、ウチのぶったん(仏壇のコト。シツコイな小生も)に経をあげにくるらしいし。
弾丸日帰りとは言え、
折角京の都へ行くんだ!
お盆の例年恒例行事こなしてくるだけじゃ、つまらん!
もちろん
本来、ソレが本作戦のコアとなるハズの部分ではあるが、
付随攻略目標も同時設定。
一つ、
現在、“京都国立博物館” にて
絶賛開催中、
「特別展 京(みやこ)の国宝 ー 守り伝える日本のたから ー 」
鑑賞!
二つ、
翌、9月にご生誕記念日 を迎えられる上官殿の
"Happy Birthday"1ケ月前倒し、
となるが
「上官殿お誕生日記念ペアランチ」敢行!
作戦骨子は決した。
当家の墓は、昔ながらなので
当然ソトにある。
ということは、
朝一には行かないと、
夏の日差し、太陽の直射日光照射攻撃が
容赦なく頭頂や背中を焼きに来るは必定。
この
敵攻撃を少しでも躱すために
墓地到着目標時刻は、マルナナマルマル(07:00)。
従って
当地出立に当り、
夜明け前には
最終整備・確認完了、
時刻 マルゴーヒトヨン(05:14)をもって
出撃!。
まず本拠基地自宅を
出発してスグR1に合流、バイパス道含み亀山まで、
亀山から
引き続き、R1を進み方片側2車線区間もある
鈴鹿山脈越えの峠道、
"WINDING ROAD"
まーがりくねったみちーのさきぃーに、
まぁっていーるー、こうがのいんたーちぇーんじ♪
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なんて、
ハナミズたらしながら(じゃなかった。これじゃマルで「かすかべ防衛隊」の “ボーちゃん”)

©
鼻歌謡いながら ドライビングを愉しん(トナリではアッチャコッチャ左へ右へ、また左へと(以降ループ)頭ぐるんぐるん転がしながらよー熟睡できるもんだ。
サスガ動じないオンナ、その名、“上官殿”)で、
甲賀土山ICで新名神高速道に流入し、びぅー、と京都南ICまで。
マルロクサンマル(06:30)、京都大本営部基地(ウソ。自宅)現着。

取るものも取り敢えず、
ぶったん(仏壇のコト。さらにシツコイ)のオヤジ位牌に、
「まんまんちゃんあーん」と、センコ焚いてお鈴(「おりん」と読むんだゼ。そんなこたー、皆さん知ってるか)を
“ちーん”
したら、
司令長官殿こと、オフクロが用意しておいてくれた
樒(「
しきみ」
と読むんだゼ。そんなこたー、皆さん知ってるか)を受け取り、
O-Lineに、
司令長官殿こと、オフクロも乗せて墓地まで。

(墓地のトナリには、“ゆず”の果実が生っていた))
墓参を
終えたら、次は
上官殿と二人、
東山七条にアル、
「京都国立博物館」へと。

(本日、小生によるショット)
そだ! 久っさしぶりの余談やっとこ。
「京都国立博物館」、ココは京都にあって、いや京都だからこそか、
日本国によりdirect dominanceちゅーか、
under control、つまり
直接支配下にある、謂わば「天領」、もしくは
「直轄地」で、
1872年創立当時の名は、
「帝国京都博物館」、或いは
「京都帝室博物館」。
(また日本の国立博物館、他には奈良と東京のみ)
イヤま、そんなタイソなもんじゃなくて、
「独立行政法人国立文化財機構」が運営する、施設・建物。
その
「京都国立博物館」の守備範囲、ちゅーか担当というか、得意とする方面は、
京のみやこ(ココ大事!)の、平安の頃から江戸時代までを中心とする文化財。
自前で収集した
収蔵品、その数、
国宝29件、重文200件含んでの
総数8,130件、
別に
寄託品収蔵品、数、
国宝88件、
重文615件含んでの
総数6,520件。
まー、あるわ!あるわ! である。
以上、余談終わり。
で、その
「帝国京都博物館」、いや
「京都帝室博物館」、いやいや
「京都国立博物館」、
現在の企画「特別展 京(みやこ)の国宝 ー 守り伝える日本のたから ー 」
以下、開催にあたっての
チケットポリシーを公式HPより引く;-
**** 引用開始 ****
本展は、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、
事前予約<優先制>を導入します。ご
観覧前に日時指定観覧券をご購入ください。なお
定員に達していない時間帯は、事前予約されていない方向けに
「当日券」を会場にて先着順で販売します(
なくなり次第終了)。各開催日には展覧会公式Twitterで「当日券」販売状況をお知らせ。
**** 引用終了 ****
8月4日の“何シテル?”で呟いた通り、
言うまでもなく当然のコト、
本日、
8月11日 マルキュウマルマル(09:00)~の部、ローチケで
予約鑑賞券
発券・購入済みである。
本特別展趣旨についても、同じく以下、公式HPより一部を引く;-
**** 引用開始 ****
いま私たちが目にすることの出来るいにしえの品々は、多くの人々の手を経て、過去から現代へと伝えられてきた。我が国はそうした貴重な文化財のうち、特に歴史上、芸術上たぐいない価値を持つものを国宝や重要文化財に指定し、国民共通の財産として保全を図っている。
古都、京都の文化財は早くから重視され、文化財保護の進展に重要な役割を果たしてきた。この日本を代表する歴史都市は、同時に我が国の誇る学問や芸術の一大拠点でもあり、
令和4年度には文化庁の京都移転も控えてる。(下線、小生による)
本展は、そのような
京都ゆかりの名高い国宝、皇室の至宝の数々を中心にご覧いただきながら、
文化財のもつ不滅の魅力とその意義を紹介しようとするもの。
私たちの社会にとってかけがえのない
文化財を後世に伝える営みに想いを馳せていただければ幸いである。
**** 引用終了 ****
今回公開は、
京都ゆかりの名高い国宝、皇室の至宝など70件以上を含む品々を40カ所以上の所蔵先より集めて
展示されているので、
こりゃー、行かない手は小生には考えられない!
で、行ってきた。
大体において、
博物館や
美術館では
当然のコト、
展示品撮影は不可!
禁止である。
なので、
外観を。

“近代彫刻の父”、François-Auguste-René Rodin(19 - 20世紀仏人、ロダン)作 "Le Penseur"(考える人)
*ココ、「京都国立博物館」に設置・展示されているのは、仏人鋳造職人がロダン没後に鋳造した『オリジナル』でアル。(他にオリジナル鋳造作品、日本では、東京「国立西洋美術館」・同「西山美術館」・鹿児島「長島美術館」にアリ。
他国では、モチ仏、や独伊米等々、アジアでは台湾等各国各地にアル)

(「京都タワー」に対し頭を垂れ、考え込む「考えるヒト」の後ろ姿)
いやー、よかった!!
日本人で!!!
そして
京都人で!
1200年(正確には、1227年)の長きに亙り、このような
高度・緻密で美しい宝が
創られ、伝えられてきたことに、
日本人としての誇りも新たにする。
同博物館が願う、
私らの社会にとってかけがえのない文化財を後世に伝える営みに想いを馳せずにはおられない!
2時間あまりの
「たから鑑賞」を
終えたら、
いよいよ、
“我ら夫婦二人ダケのペアで、
上官殿バースデイをランチ“ で
祝う。
会場は、
「国立博物館」前、
七条通りを挟んんで真向かい、
「HYATT REGENCY KYOTO(ハイアットリージェンシー)」、

(「京都国立博物館」より当ホテルを望むの図)
へと
移動。
会場は、
「ザ・グリル」

(
“煉瓦窯” 三連装!)

(キレイな店内だが、開店早々は空いていた)

(
“枯山水”の日本庭園に面した、
特等席にごあんなーい)

(ホーチミンより来たと言ってた、イイ笑顔のホールスタッフ “グェン”ちゃん。カワユい)
での、
“ランチコース“
メインはグリル料理。
ま、店名からしてあったり前だな。
サーモンか
チキンの
チョイスだったので、
上官殿は “ムネ肉・グリルドチキン”、
本官小生は “モモ肉・グリルドチキン”)
ドリンクは、
alkoholfrei(独語)、
つまり nichtalkoholisch(同、独語)、
つつまり alcohol free(英語)、
つつつまりノンアルコール。
(別に独逸料理コースではナイが)
実物は、
aqua gassata(伊語)、
つまり acqua frizzante(同、伊語)、
つつまり gas water(英語)、
つつつまりsparkling water(同、英語)、
つつつつまり mineral water with gas、
つつつつつまり 自然鉱泉炭酸水、
伊の名水、
「Sanpellegrino(サンペレグリノ)」で、
まずは、乾杯!
の後、
コース料理を堪能し、
いよいよデザートタイム(と言っても“砂漠戦闘帯”ではナイ。ワカルか、そんなこと )。
作戦遂行に当り
事前手配しておいた、
メッセージプレート

と、
小生、
ナケナシのお小遣い、つまりは
個人資産(んなぁタイソーなものでじゃないが)
から大枚はたいて用意しといた
バースデイプレゼント
で、
上官殿をサプライズ攻撃。
いたくお気に召したようで、よかったー!
“ハッピーバースデーペアランチアワー”の宴が終わったら、
三重の本拠基地自宅まで
帰還の途につくのみ。
因みに、
東山のこの辺り、
有名どころの
寺社仏閣多数存在。
ので、ホテルが面する
「七条通り」に右折(つまり、東に向かって)で出たら、
總本山「智積院」は目の前!

(本尊を「金剛界大日如来」とする真言宗智山派総本山。山号は「五百佛山(いおぶさん)」、寺号を根来寺(ねごろじ)」といふ)
「智積院」前を、ちょい
南にサガり、また
「塩小路通り」で西入ったら、
「蓮華王院・南大門」を潜って、またまた
北アガると、
「蓮華王院 三十三間堂」東面外壁
が左手に見ゆる。
アトは五条通りマデ出てR1を進むと、
山科では
新幹線と並走となる場面も。
そうして、
無事、帰還したのは、ヒトゴーサンマル(15:30)。
かくして、盛りだくさんで充実した、夏の一日を終えた。
以上、報告オワル。
オーバー。
Posted at 2021/08/11 22:02:19 | |
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