高性能レンズの入手と帆船

ペンタックスの最新鋭50ミリ単焦点レンズ(DFA☆50mm F1.4)を手に入れました。10万円超えの高額なレンズなのですが再来月、消費税が上がってしまう前に入手しておこうと思い奮発しました。


いつもは40年前の安ものレンズとかで茶を濁していたのですが、カメラ本来の性能を引き出すにはやっぱり新しいレンズが必要です。
最新の光学技術を惜しみなく投入されており、その写りは絶品・・・らしい。

ちなみに50ミリの単焦点の割にでかいし重さは1キロ近くあって携帯性はあまり
よろしくない。ずっしりとした手ごたえは中身がガラスの塊が詰まってるのを実感できます。
ただ携帯性やコストより画質を優先したこのレンズ、そこに突っ込むのは野暮ってもんだ（笑）


テスト撮影してみました。絞り解放のF1.4
手前、背景のボケ味が凄いです。ピント面がすごく薄くて撮影が結構難しい。
絞り解放でもピントが合っているところも、モヤっとせずに解像してます。
コントラストも凄いです。
（とはいってもミンカラにアップロードできる画質じゃわからんけど）

F8まで絞ると背景も周辺もくっきり
デジタル用レンズらしく非常にシャープ
記録写真や風景写真とかは絞った方がよさそう。
オートフォーカスはそんなに速くありません。


ボケ味がすごい奇麗なのでなんか写真が上手くなった気にさせてくれる。
木目の手触りが伝わるような質感が凄いリアルです。
絞って撮るより絞り解放で使ったほうがおもしろそうだな。


わかりやすいように解像力の比較用に上のベンチの画像を一部拡大して載せてみた。これがDFA☆50mmの画像
こんなに拡大してもくっきり写っています。
私の手持ちの単焦点レンズの中でもここまで写ってるはコイツだけだ


こちらは某安物レンズで撮った拡大画像
もやっとしてます。絞ってもこれなので差は一目瞭然ですな。


ちょっと露出の設定ミスしてました。（明るすぎる）
絞り解放だと周辺の描写は緩くなる感じですが、こういう絵の方が雰囲気があって好きです。


なによりこの被写体を浮き上がらせる立体感


このレンズ、気に入りました。
夏休みはこいつで撮りまくろう。


四日市港に帆船「海王丸」が停泊するとの情報を受け行ってみました。
帆船を見るのは生まれて初めてです。
海王丸は商船学校の練習船で1989年に就航しました。

帆船というと中世の木造の海賊船みたいなのをイメージしていましたが
今風の船でした。船体もマストも鉄でできています。
たしかに歴史の復元船でもないかぎりそんなの今どき作らないよね（汗）


近代的な設備も整っています。


帆を張っているところを見てみたかった


美しい船です。


乗船して内部を見学してみました。
練習船だけあってクルーも若いです。

ヤシの実で毎日甲板を磨いて保守をするようです。
手作業で大変だ。

食事はこの部屋で行います。生徒の勉強部屋も兼ねているみたいです。
本棚は参考書で埋まっていました。


船体後部の操帆輪で帆の向きを変えて進むみたいです。
動力は帆以外にもディーゼルエンジンが備わっています。

これからも航海のご無事を・・・