全国1500万人のROCKファン及び、そうでない一般人の方々、
お待たせ致しました。
ROCK、ROCKでコンニチワ。の御時間がやって参りました^^。
コチラのコーナーは、
私のカーオーディオにブッ刺さっているフラッシュメモリ内の「ROCK」フォルダの中から、一部を皆さんへ切々とご紹介し、
主にロック初心者の方々、
若しくは、「ああ、最近なんか、音楽聴くもん無えなぁ。」とお困りの方や、新ジャンル開拓中の方々向けに、
オッサンがロックを提案していく、という、
まあ、あんまりコメも期待出来ないような、
深夜のAMラジオ的なノリのコーナーです^^。
ご紹介する曲はどれもヒジョ~に分かり易いモノ。
一人でも多くの方にロックの良さを理解して貰うが為に、
難解なモノは極力避けます。
センセイがシコシコ厳選しています。
そもそも、ロックは単純です。
…あれ?
何か、
カッコ良くね?
そう思えば何でも、ロックです。
いや、それがなにも音楽じゃなくっても、ロックです。
ロックって、そういうモンです^^。
そんな境地に立てればもう、
アナタは一人前のロッカーです。
と言いますか、
そんなに知識なんか無くたって、
「俺はロッカーです。」と、
名乗れるアナタはもう充分、“ロックな人”です^^。
こんなに取得が楽な資格は今、
ロック以外に他有りません(笑。
ユーキャンよりラクですわい。
「何よ。ロックって。」
「ロック…? ダサッ(w」
「ロックて…。今さら…(プッ」
な皆さんも、
どうだいここわひとつ、
玄関のカギをロックしたら、
ロクでも無いTVは消して、
ロックすっぽ歯も磨かずに、
ウイスキーオンザロックで
ロックでも聴こうじゃないか(ついてこいよ。
サテ、記念すべき第一回は、
私の大好きなバンド、
『EXTREME』(エクストリーム)
です。
エクストリーム(究極)。
名前からして、単純です。
単純過ぎて、多分フツーの人はまず付けようと思わない名前です。
でも、敢えて付けます。
そこがまずROCKです。
解説を続けます。
ご紹介する曲は『HIP TODAY』。
(ちょっと映像がボケてますケド…^^;)
VIDEO
彼らの3枚目のアルバム、「WAITING FOR THE PUNCHILINE」の中のシングル曲。
彼らは、それ以前に大ヒットしたシングル「MORE THAN WARDS」があります。
あのケミストリーもカバーしています。
あまりに大ヒットし過ぎたため、
彼らはアコースティックバンドと間違われがちだったそうです。
当初彼らは自らのジャンルを「ファンク」と呼んでいました。
非常にバラエティに富んだ楽曲が多く、音楽的に実に器用な連中だと思います。
それは技術的にも思考的にも。
自らを既成の「ロック」というジャンルに縛りたくなかったのでしょうね。
器用過ぎて、色々な事ができて、尚且つ各々が高品質ときているモンだから、
ある一面をピックアップされると、その道の専門家ではないかと思われてしまう。
いや、違うんですケド…、と言っても時既に遅し、世間のイメージは既に出来上がり…。
正に「器用貧乏」の典型のようなバンド。
3枚目のアルバム、
彼らは「ロック」を選択しました。
ヒットした1stアルバムを知る人の中には、怪訝な表情をとる方も居ました。
私はこの3枚目が大好きです。
その中のこの曲『HIP TODAY』。
「流行は流れ行く。」と唄う内容は、
自らの境遇を少し漂わせている様な、どことなく皮肉めいたニュアンスが感じられ、何とも言えずクールで好きです。
元気一杯で、ジェイスン・ステイサム似のボーカルはゲイリー・シェロン。
シャウトも見事で正にロックシンガーといった声。
しかし、技術的にはただのロックシンガーとしておくのは勿体無いレベルです。
事実、先述の「MORE THAN WARDS」では素晴らしいクリアトーンと裏声も披露しています。
ケミストリーの歌唱技術も高いものだと思いますが、
やっぱりチョット、違いますネ^^;(笑。
エネルギー、ってんでしょうか、
そもそもってヤツでしょうかネ。
「音量」じゃあなくって、
出力のレベルが全然違うと思います。
そしてこのバンドのメインパーソンとも言えるギタリスト、
ヌーノ・ベッテンコート。
そのテクニックが注目され、
早弾きなんかもハイレベルですが、
私はそういった演奏技術云々よりも、
リズム感の良さと、リフやソロの構成に目が行っちまいヤス。
フツー、リズム感が良い…、と言うと、
正確無二のタイトなリズムの事かと思いますが、
そうではなくて、
「ある一定のリズムを確実にキープしておく」とでも申しましょうか…。
コンピューターに打ち込んだ、ぴっちりタイトな正確無二のリズムって、
実はちょっとズレて聴こえたりするんですね。
音楽は人間が表現するもので、
まあ、言わば、一曲は一作のドラマみたいなものデシテ、
聴く側も、盛り上がる所は同じテンポじゃなくて、少しゆっくり進んで貰いたかったりするんですね。
サビに入る前や、小節が切り変わる時ににほんの一瞬、
正に音符に表せない位のほんの刹那、間を置いたりする事で、盛り上がり方がグッと変わってくる訳です。
この曲で言うと、
ギターソロの序盤、同じリフをひたすら繰り返す部分が有りますが、
本来のリズムに少~し後に続いてピッキング(弾いて)しているように思えます。
分かり易い言い方をすれば、「少しモタッている」感じでしょうか。
これを本来のリズム通り弾けば、全然面白くもない中途半端な早弾きにしか聴こえませんが、
こうする事で実に印象的な部分として残ります。
超高速かつリズムもキッチリタイトで弾く事は出来ても、
ふつ~のギターリフで、なかなかこの技を成せるギタリストは居ないんじゃないかなー^^。
加えて、世界中のギタリストの中でもかなり顔の造りの良い、イケメン^^;(笑。
やや眠たげな虚ろな目がセクシーで、
当時は一般的な他のギタリストより女性ファンも多く付いていたことを想像させます。
天才肌で、かつ色男^^;、
いやはや天は二物を与えるンですネ^^。
なんかこの「エクストリーム」のメンバー、
一般的なロックアーティスト達と比べて、
何となく賢そうに見えるんですね。
って、贔屓目でしょうケド。
ロック=少々バカっぽい
を覆してくれる、
貴重なバンドと思うのですが、
もっと×2、活躍を期待したい所です^^
Posted at 2010/06/24 12:27:12 | |
トラックバック(0) |
music♪ | 音楽/映画/テレビ