(獣サンには面目ナイケド^^;)、
人生初のマツダD訪問である。
正に生まれて初めて、マツダのお店に入ったノダ。
今日は記念すべき日なのかもしれナイ。
目的はRX-8の試乗、という、ひたすら気分的且つ、趣味でしかないものであった。
しかし、ウソから出たマコト、ではないが、
冷やかしから契約、なんてコトが多々見受けられるのが車販売である。
「あはあ。スミマセン。生憎、置いてません。。。」
目的は訪問30秒後、静かに葬られた。
仕方が無いので、『ビアンテ』を見る。
脈絡など有りもしない。
本日は休日。
私は自由である。
近くで見るとデカいなア。
3ナンバーサイズの外観は、そのエクステリアデザインも手伝ってか、一層大きく感じる。
ま、普段乗っている車が小さい所為も有るかもしれないが。
実直な中年営業マンが、ご自慢のシートアレンジを淡々と説明をする。
ビアンテの売りである、前列と2列目の距離が最大となる、
(
リビングモード)を体感する。
コレは本当に素晴らしかった。他社では体験出来ない開放感である。
2列目は更に、横方向にもスライドが可能で、ベンチシートからセパレートとなり、
3列目への
ウォークスルーを可能ともさせる。
「へえ~。」という感嘆符しか漏れない。
ノア、ステップ、と同クラスを見てきたが、
この車もまた、独自の魅力を備えているようだ。
一見、似たようなモン同士だが、
よく耳をすませば、一言では語れない各社のせめぎ合う音が聞こえてくるのだ。
もう一点、
3列目の収納法は「チップアップ」と呼ばれるもので、
座面が跳ね上がり、背もたれにかさなる
のみ。
つまり厳密に言えば、完全に収納される訳ではなく、
3列目は存在し続けるのが常態という事である。
ココも他社と比較する上で重要となってくるであろう点で、
特に『完全収納型』のステップワゴンとは、3列目の意義が大きく異なってくる。
ビアンテも試乗車が無かったのが残念だった。
RX-8が無いと来りゃ、
他にマツダと言やあアナタ、
ロードスターが有るデナイノ。
ロードスター、乗せてヨ。
「あ、ロードスターもチョット置いてアリマセンで、、、」
じゃあ、アテンザは?
「アテンザも今チョット、、、」
…。
じゃ一体何が置いてあんのかいな?
アクセラは?アクセラ。
「アクセラ。ございます。」
紹介されたのはグレードが15Cというもの。(1500cc)
「、、、ただコチラは、i-stopが付かないモデルでして、、、」
この中年営業マン自体は実直そのもので、
まことに誠実に車両に関しての情報を提供してくれる。
余計な愛想笑も見せず、嫌味が無く、
コチラも落ち着いてクルマを吟味する事ができて、寧ろ好感が持てる位なのだが、
こう客に車に乗せてやらない体制は如何なものだろうか。
販売の主旨がどういったモノかなど、細かい事など知る由もございませんが、
試乗車を常時置かないというのは、客側には不親切以外に受け取りようが無い。
要するに売る気が無いのだなと取られても仕方が無い。
勿論こちらも鼻からRX-8を買う気など毛頭無いのだが、
『試乗』という行為は既に、契約のプロセスだと
販売側なら思うべきだ。
『試着』、『試食』、『試供』、
『試』が付く営業活動はすべてそう。
モノを売らんが為に行う行為だ。
そしてこれを軽んじる商売は、絶対に実らない。
この誠実な営業氏だって不本意に違いない。
また説教臭くなった。
、、、まあよい。
アクセラに乗ってみる。
「途中まで私めが運転行います。」
あ、
ついてくるんだ。
―続く。
Posted at 2010/06/17 14:56:12 | |
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試乗記 | クルマ