ここんとこチョイチョイ降る雨の合間を縫って、
洗車敢行。
懸案であった
ウィンドウの『ウロコ(イオンデポジット)』。
これといった予防策も講ぜずして
初回車検を終え、はや4年目に突入。
過去に使用経験の有る、
「ガラコ」等の撥水剤も、
油膜を形成する一貫のように思えて以来、
使用は控えている。
改めてウィンドウを眺めてみれば若いウロコ衆が集結し始めている。
ネット上をあれこれ散策してみるに、どうやら、
根気強くひたすら
「磨く」か、
「溶かす」か、
手立ては二つのみの様子。
もっと言えば、
根拠を明確とし、「コレが効果的。」と手段を述べる人は独りも居ないのである。
「イチバン良いのは
ガラスを交換する事だ。」
などとナンセンスに結論付けるヒトも居る。^^;
「溶かす」とは即ち、薬品を用いて化学反応によりウロコ(イオンデポジット)を
融解させる方法。
しかし、薬品というのは怖いもので、
テキメンに効果を得る事も可能な反面、
よく性質を知った上での扱いでも、使用者に牙を向くコトも有る。
ガラスまでをも変質させてしまったり、
或いは塗面に悪影響を及ぼす可能性もゼロと言い切れない。
σ^^そんなに神経質なタチでは無いが、やはりココは、
地道で、より実感の湧く、
「磨く」という手段に委ねてみたい。
先ずは洗車を終える。
次に、
バフを湿らせて、
ガラスコンパウンド(キイロビンを使用)を馴染ませ、
研磨を開始。
(※…キイロビンの主成分は酸化セリウム。
この酸化セリウムというものは半導体素子の母体となる、
シリコンウェーハの研磨にも使われる。
ガラスと化学反応を起こす物質。
以下の作業は物理的な機械研磨のみならず、
厳密に言えば
化学・機械研磨となり、
ウインドウに対して歪みや湾曲を発生させる可能性は有る。
たかだかキイロビン付けて機械磨きするだけの行為だが、
くれぐれも作業は自己責任にて、
慎重に行って頂きたい。)
10分程かけてゆっくりとリアガラス一枚を磨く。
そのうち水分が無くなり、粉をふいた様な状態になった時点で一旦停止。
(熱を持つほど行ってはいけない。
ガラスの変形に繋がるし、ポリッシャーのモーターの負担ともなる。)
濡れタオルで一度、全てを拭い去る。
。。。
表面を凝視するが、
まだウロコは健在である…。
もう一度、
同じ事を行い、
中でも一ヶ所だけ、じぃ~~っとポリッシャーを暫く押し当ててみた。
(コレもホントはいけない。
ポリッシャー掛けは施工面を均一に行う事が基本。
ココでは効果の有無の確認を実験的に行っている。)
濡れタオルで拭う。。。
ウ~ン、
あまり変化無いか、、、
…と思ったら、
じぃ~~っと押し当てた所のみ、ウロコがほぼ消えている!!
↑↑画像は右リアクォーターウインドウ。
少し見難いが、ポリッシャー跡の円形が確認できるだろうか。
この後、水滴を拭うと、円の中のみウロコが極端に薄くなっていた。
オオッ!!
よく見るとそれ以外の箇所も心なしかウロコが薄くなっているではないか!
コレは行けるのか…!?
、、、と、
ココでタイムリミット。
息子の保育園のお迎えの時間である。^^;
後ろ髪を引かれる思いで、いそいそと片付けを行わねばならなかった。
後日、再度リアウインドウを同様に研磨を行った。
施工する度にウロコは薄れていく印象である。^-^
完全に除去するには機械掛けですらかなりの根気を要するものの、
ポリッシャー+キイロビンは確実に効果が有る事が判明した。^-^/
洗車の都度、地道に行っていこうと思う。
Posted at 2011/10/24 10:46:21 | |
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