毎週の様に
レンタル屋へ足を運ぶのが趣味となっている。^-^
ダウンロード、ではなく、
敢えて
レンタル。
レンタル屋で現物を眺め、棚を物色するのが好きだ。
「お前ダレやねん。」的な自称アーティストがカバー曲をリリースしてはセールスを伸ばし、
『カバー』と聞くだけでどうも身構えてしまう最近だが、
ふと手に取ったこのCD、
「ヤレヤレまたかいな…。」と思いきや、
錚々たるビッグネームらが名を連ねているデナイノ。
わかれうた / 平井堅、草野マサムネ
まずこのアルバムで「持って行かれた」のがこの曲。
まあ平井堅はトモカク、草野マサムネの曲との同調っぷりが半端無い。
やはりアコースティックな楽曲向きの声と言えるのだろうか。
はっきり言って草野マサムネのソロで良いのではないかと思うほど。
原曲の原曲みたいな素朴なアレンジも良い。
曲が元来持つ負のパワーの所為か(笑、
このアルバムの中でも一際光る作品。
春よ こい / 槇原敬之
マッキーは何故にこんなにも
清らかな楽器を持つのか。
もう
四十のヲサーンだというのに。
例の事件が今だに信じられないが、
純粋なものほど染まり易いという事にして、自分を納得させて居る。
サヨナラ / 佐藤竹善
佐藤竹善は、
σ^^が十代の頃、どうも口先だけで唄うイメージでキライだったのだが、
いや、…ウマイですよネ。
このヒト、どんな曲でさえ唄いこなすんじゃないかという、余裕というか、許容を感じますよね。
もはや逢えない人に、心の中で改めて訣別を誓おうという、
結構重い歌詞ですが、
彼のカラッとした歌声が、余計に辛い心情を掻き立てるようで切ない。
上手い。
駅 / 布施明
極めつけ、と申しましょうか、
御大の登場です。
竹内まりやの、恋に堕ちた大人の女性視線の歌唱も良いですが、
敢えて恋愛感情を身に浸み入らせ、恋愛を愉しむ、
更にアダルトな視点、という様な御大の歌唱。
間違い無く国内トップクラスの絶大な歌唱力と思いますが、
全くひけらかす素振り無く、全篇抑えて終わる、
ってのが余裕を感じますネ。
レコードで聴いてみたいナ。
今年
65歳だそうで、信じられません。
Posted at 2013/01/23 02:41:37 | |
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