今更感は満載かもしれませぬが、
機会に恵まれまして、
ハイブリッドなノアに試乗しました。
グレードは『ハイブリッドG』。
二種類有るハイブリッドのグレードのうち、イイやつ。
大概のカローラ店に置いてある試乗車がこのグレードではないでしょうか。
しかし今日はお日柄もよろしく、シーズン到来というコトで、
新型コペン、Z4にロードスターと、全開のオープンカーによく出くわしました。
以下、個人的印象です。
さて、
見てくれで目が行くのはヤパ~リ、最近のトヨタのトレンドのデカグリル。
現行クラウンがあの姿で登場した当初はヲノノいたワケですが、
エラいもんで、もうこの辺まで来ると見慣れましたね。
『良い』とは言いませんが、かと言い、アレルギー湧くほどの特別感もございません。
という事は、見飽きるのも時間の問題、というフラグが成立したのかもしれません。
諸行無常ですね。
σ^^的には、ヴォクシーの外貌より迷いが無くて比較的好きです。
出来るだけ、迷いの無い人生をおくりたいものです。
乗り込みます。
内装はウ~ン、
ちと驚くほど、旧態依然という感でありました。
試乗車の内装色は黒基調、
樹脂材質の表皮にシボ加工という、今や伝統工芸を多用している為、
何だか懐かしささえ覚える始末。
一方では、「飽き様の無いインテリア」とも言えるかもしれません。
あまりに色気が無いといえば、無いかも。
セレナのインテリアとは大分異なる印象です。
σ^^的には、多少飾ったセレナの方かな。

インパネ中央のナビスペースの直ぐ上に、
4.2インチのディスプレイ。
こいつが回生・エンジン・モーターのパワーバランスを刻々と開示。
当初は興味本位で目が行くでしょうけど、やや鬱陶しい気がしないでも。。。
踏んでみました。
1.8L+モーターの迫力は、
う~~む、思ったよりも、、、という感じで、
もし「ガソリン車です。」と言われれば、そのまま納得しそう。
実際比較してみないと分かりませんが、
ハイブリッドの恩恵をハッキリと享受できるのは、静粛性と燃費のみかと。
左右に揺さぶってみます。
…ん、
セレナより上下動の収束が早い気が。。。
サス及びショックがより仕事をしている、というよりも、
単純に、セレナより軟らかいだけかな。
コトコトといった微振動や、路面のギャップをよりフラットに近づけようとしているのは
ノアの方に感じられました。
じゃあ、セレナの脚の方が路面からの情報を的確に伝えるかというと、
それほどのレベルのモンでもないと思います。笑
実用域及び高速域で、乗り心地良く感じるのは、ノアの方かなと。
交差点右左折でピョコピョコと左右上下動をナカナカ収束しきれないでいる、
我が家のシエンタなんかからすれば、優秀ですね。
室内空間及びユーティリティに関して。
低床、そして、
乗降の1ステップが消えたコトにより、
居住空間の広さはセレナよりノアが1歩リード。
また、3列目収納時、ラゲッジスペースの有用性もノアの方に軍配かと。
畳まれたシートを限りなく3列目ウィンドウまで目一杯まで押しやる工夫が成されております。
但しその際、3列目の窓は視界として機能しなくなりますが。
…サテ、総評も含め、
同価格、と言える、日産の
『セレナ ハイウェイスターG S-HYBRID アドバンスドセーフティパッケージ』
ドッチを買うの?と問われれば、
σ^^なら
ノアですネ。
理由は単純明快の
『燃費性能』。
先進安全技術の設定すら無いノア/ヴォクシーですが、
れっきとしたハイブリッドで歴然たる燃費差、
何よりコレを凌ぐ説得力を、セレナからはザンネンながらσ^^は感じられません。
ケツロン。
4月にブランニューの、
ステップワゴンを見てから考えましょうかネ。^^/
(何じゃそら。)
Posted at 2015/03/29 06:13:00 | |
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