天野喜孝氏をご存知だろうか。
先日、アールビバン主催の天野喜孝展へ行ってきた。
天野喜孝氏と言えば、
ゲーム、“ファイナルファンタジー”のビジュアルコンセプトが有名か。
古くはタツノコプロ所属の頃に、“みなしごハッチ”、“科学忍者隊ガッチャマン”、“タイムボカン”等のキャラクターデザインも手掛けられている。
また、種々の小説の挿絵や装画も描かれていて、
σ^^は高校生の頃に読んだ、田中芳樹氏の“マヴァール年代記”“アルスラーン戦記”で馴染みが有る。
小雨の秋の日。
感受性までも潤いを帯びてくる。
芸術に触れるには何とも好都合な天候ではあった。^^
颯爽と“D”が出迎えてくれた。(^^)
此処までの雰囲気は全く悪くはないのだが、、、
入口付近では
セフィロスらが迎えてくれた。
、、、消火器の横で。。。
この辺は、仮にも『アート展』を名乗るなら配慮が欲しい。
あまりにも無造作過ぎ。
「アート」はおろか、「ディスプレイ」にも及ばない、「放置」である。
まあよい。
で、展示内容に関するσ^^感想は、
個人的な思い入れのみ。
…なので思い切って省く。
今回、気になったのは以下から。↓↓
ネットで入場予約をしておくと、、、
天野喜孝氏の作品“光と闇”のクリアファイルと、
作品“WATER WORRIOR”の小判ポスターが貰えた。
嬉しいし、
σ^^知っていたから予約して赴いたのだが、w
この
「貰える」というのが引っ掛かるのだ。
この、アールビバン主催のファンタジーアート展、
まあ言わば即売会でもあるのだ。
商品はいずれも版画だが、
なかなかの値段がする。
一番安いのでも諭吉が20人は要る。
高いのは500人ほど。
とまあ、
ここで、これらが高価で、価値の高低がどうだとか、
アールビバンの商法に賛否を手向けるだのは置いておく。
チョイとググれば色々出るので、興味が有る方はそちらを。
σ^^が気になってるのは、先述した
「貰える」点である。
σ^^は、天野喜孝氏の作品が好きである。
小判ポスターはまだ良いが、
クリアファイルは売るべきであって、
タダで配っちゃあイケナイと思う。
(貰いに行っといてなんだが。)
今やネット社会だし、プリンタも高性能機は有る。
小判ポスターなら、客寄せとして許容範囲というのが風潮だろうし、理解も出来る。
だが、「クリアファイル」という付加価値を付けるなら、
最低限、クリアファイル+αの対価を受け取らなくてはならない。
それをしないとおかしな事になる。
クリエイターの労力が不当に扱われる。
クリエイターとは絵描きに限らない。
音楽だってそうである。
今や無料配信など当たり前だが、
ならばクリエイターに相応の利益が送られるのも当たり前という世の中にしなければ、秩序は成り立たない。
実際、この小判ポスターとクリアファイル、
早速、某ネットオークション転売されて、
\3000で落札されているのを確認している。
Posted at 2017/11/28 09:22:37 | |
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